misty247

misty247

2005.05.17
XML
カテゴリ: 自然を表現する文
/\/\/\[八幡平]/\/\/\

八幡平は「はちまんたい」と読みます。標高1613mですが、山というより高原地帯と呼ぶほうが適切なようです。「平」は毛無岱の「岱」と同じく山上の湿地帯を意味する「たい」だと深田は考察しています。

・しかし八幡平の真価は、やはり高原逍遥にあるだろう。一枚の大きな平坦な原ではなく、緩い傾斜を持った高低のある高原で、気持ちのいい岱を一つ横切るとみごとな原始林へ入ったり、一つの丘を越すと思いがけなく沼があったりして、その変化のある風景がおもしろい。

原始林や沼を眺めながら高原を歩き回り、疲れた足を温泉で休めて、静まり返った夜に見上げると降ってきそうな星空……これは東北リゾートですね。今度から、あなたの夢は何ですか?って訊かれたら、毎年真夏の一月間は八幡平で避暑するような生活をすることですって答えることにしよう。


/\/\/\[岩手山]/\/\/\

岩手山の写真は こちら 。標高は2039m。大きく広がる山裾が格別美しく、

 ここにして岩鷲(いはわし)山のひむがしの岩手の国は傾きて見ゆ (平福百穂)

という歌は、この山の伸び伸びとした東斜面がそのまま岩手の国になっている雄大さを詠んだものです。歌人石川啄木もふるさとの山として愛したそうです。



立地、山容、信仰と、様々な面で土地の人に愛されている山で、少し個性的な独立峰のようです。

・岩手山は古くから南部富士と呼ばれた通り、秀麗な一個の独立峰には違いないが、しかし単純なシムメトリイではない。その常型を破ったところに、却ってこの山の傲岸不屈な力強さがある。

傲岸:「岸」は切り立っている意。傲りたかぶって遜るところのないさま。傲岸不遜。
人には猛猛しい形容は、山に用いると、何の非難にもならず、面白い褒め言葉になるんですね。

・盛岡側から見た端麗な姿と打って変わって、西面は凄惨と言いたいほどの峨峨たる風貌である。

峨峨:山や岩が嶮しく聳え立つさま

数回に及ぶ火山活動の結果で、写真右側に見る美しい稜線は半面のみで、全貌は複雑な地形をなしているようです。美人がくるっと後ろを向いたら般若だったという感じでしょうか。

/\/\/\/\/\/\/\/\/\






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2005.05.18 02:33:42
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: