misty247

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2005.08.25
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 軟体的運動の最終種目は調整体操である。
 調整体操とは何か、私も知らない。なんだろう? まずは参加してみようというノリで参加した。その内容は、今までに体験したヨガ、太極拳、気功のどれとも違うものだった。

 半円形の枕のようなものを使う。ビニールレザー張りで固め ――どこかでこんなモノを見たなと思う、そうそう、フェリーの二等船室の雑魚寝用の枕だ、どうでもいいけど―― それに青竹踏みのようにのる。前後のバランスを取らないとグラつく。のったまま手を動かす。バランスを保つのも大切だが、傾いたときに修正しようとしてあたふたする運動が良いのだという。このときに動かそうと意識しても動かせないような筋肉を使っているというのだ。
 ヨガ、太極拳は日常使わない筋肉を鍛える感じだが、調整体操はそれ以上の、命令の届かない筋肉に刺激を与える運動なのだ。先生はインナーマッスルと呼んでいたが、内臓を支えている筋肉とかそういうところへ刺激を与えて、体の活力を引き出し健康パワーへつなげようというプログラムだ。

 ただしこれには少しコツがあって、気功と同じで、体の力を抜いておくのが大切だ。力を入れようとして入るようなところにリカバリーを担当させてはいけない。なかなかに難しい、と思っていると「そんな難しい顔をしてはダメ」と注意を受けた。「こういう風に、顔の筋肉も緩めて」と言って、にんまり、でれでれとしてみせる。顔つきを注意されたなんて聞いたことがない。もしかして教室はじまって以来か?(えっ、有史以来?) 難し過ぎると一層思いつつも、顔はとにかくにんまり笑って、しばらくは脳波が乱れた。

 さらに仰向きで寝転がる。ただし床と背骨の間には青竹枕だ。手は左右に拡げる。バランスを取るために動かすのは、肩甲骨の周辺の動くところ総動員でピクピクしないといけない。これは想像以上にキツイ。
 あとは腹筋。ここで己の腹筋の弱さがよくわかった。「無理せず自分のペースでやってくださいね~」との先生の掛け声に甘えて、後半はばったりと運動放棄の状態。少々山を歩いても腹筋は鍛えられないものと知る。

 人間の体は本来、狩猟や農作で一日中野山を動き回るための作りになっている。それを、仕事で仕方ないものの、不自然に一日中座っていては支障をきたすのも無理はない。フィットネスなどで穴埋めをするが、どうしても手の届かないところが出てくる。それをできるだけ埋めようというのが調整体操のようだ。
 体を動かすのもいろいろと奥が深い。





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Last updated  2005.08.28 23:24:42
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