misty247

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2006.11.05
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明神平から台高南下_05ブナ林


 奥ノ平峰、千里峰、赤倉山と戻ってきた。次の千石山は、行きに急な坂を降りてきた個所だ。当然ながら帰りは急な登りを強いられた。縦走路中、この登りが一番きつい所であろう。汗だくになってがむしゃらに登る。ここさえ越せば、あとは流していけると分かっているのは大きな励みである。
 北向きの道では、薊岳の綺麗な三角のピークが常に離れず目についた。整った双耳峰など、山の形が単にシンメトリーというだけで、なぜああも惹きつけられるのだろう。
 朽ちた切り株の中から数種の芽が伸びて、寄せ植え鉢のようになっているのが面白かった。舞い散る木の葉の音をBGMに台高流の生け花を休憩がてらに観賞し、4つめのアンパンを食べる。
 桧塚の分岐まで戻ってきたときは、さすがに足が少し棒のようになりかけていた。もう登りのないのが救いだが、私は降りが苦手なのだ。14時45分、明神平の東屋を通り過ぎて、最後のアンパンを頬張ると大又へと降りはじめた。
 朝に感動した紅葉の美しいつづら折りの道を下る。15時の陽射しも名演出家で、折り返すたびに順光、逆光と変化して、色とりどりの葉を一層綾に照らしてくれた。
 16時ちょうど、大又林道終点の登山口に戻った。池木屋山に到達できなかったのは計画外だが、16時に戻ってこれた点は計画通りだ。そうして、こちらが優先されてしかるべきなのも明らかだ。17時半を限界としたら、強引に池木屋まで行ってぎりぎり戻ってこれたかも知れない。アンパンの他にも食料は持っていたし、最悪、テントとシェラフなどビバークに耐えられる装備も背負っていた。しかし、目標の一歩手前で引き返す残念な経験も、また得難い貴重な経験に違いない。霧降山までだったが、充実感ある、いい山歩きだった。 (いい加減歩き疲れた、というのも若干あったのは内緒だ)
<終>





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Last updated  2006.11.07 17:50:18
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