misty247

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2007.04.14
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カテゴリ: 自然を表現する文
/\/\/\[瑞牆山]/\/\/\

 瑞牆(みずがき)山は、前回の金峰山の少し奥に位置する2230mの山です。

・昔の人は山の名をつけるのに、今の山岳団体が会誌の名前を考えるように凝らなかった。抽象から遠く、ごく現実的な名をつけた。山の形や色や地勢から推して、槍だの赤岳だの大崩だの。それからまた卑近な身廻りの道具の名を取って、笊だの鞍だの屏風だの、とつけた。だから今、美しい文学的な山の名があれば、それはたいてい後世の宛字と見ていい。

 山稜が三つに分かれる地形を三繋ぎと呼ぶ例をあげ、瑞牆は三繋ぎの転じたものとする著者の憶測が述べてられています。
 金峰山を玉垣、この山を瑞垣と名づけたという説もあるそうです。玉垣、瑞垣とも神社の垣根を意味します。

・この山は岩峰の集合体とでも言うべきか。岩峰群を持った山は他にもあるが、瑞牆山のユニークな点は、その岩峰が樹林帯と混合しているところである。まるで針葉樹の大森林からニョキニョキと岩が生えているような趣である。

 変わった名前の山といえば、ポンポン山、ゴロゴロ岳が関西にあります。昔の人は山の名をつけるのにここまでおざなりでもなかった(?)ようなので、これらも後世のものなのでしょうか。


/\/\/\[大菩薩岳]/\/\/\

 大菩薩岳は、雲取山の南西10キロほどの位置にあり、大菩薩嶺(だいぼさつれい)と記されています。標高は2057mです。戦前に新聞で連載されていた長編時代小説『大菩薩峠』により、その地名は広く知られるようになりました。



・むかし甲州表街道を何かの理由で憚った旅人は、この裏街道を採用した。その最高所大菩薩峠の上には妙見堂があって、そこに立つと甲州、武州両方面の山岳重畳が見渡された。明治初年、青梅街道が丹波川に沿って付け変えられてから、峠を越す人も稀になり、道は荒れるに任せたが、その廃道が再びハイキング・コースとして復活し、現在の繁昌を見るようになった。

 中央自動車道の付近が甲州街道にあたります。丹波川は、奥多摩から甲州市へ続く国道411号線のラインです。地図を見ますと、奥多摩湖の水が雲取山と大菩薩嶺から集められていることがわかります。
 名前からいかめしい印象を受けますが、映像で見ますと、ゆったりした背にカヤトの広がる憩いの山頂付近でした。


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Last updated  2007.04.16 09:57:22
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