「一□一□」一汁一菜、ふんふん、一喜一憂に、一夫一婦と。そちらさんは一期一会。なるほどね。ハイ、皆さん揃ってハズレ。正解は「一市一島」。えっ、なんで限定されるわけ?と訊きたいのは分かる。そういう話の流れなのだ。こんな四字熟語(?)もあったのかと、ちょっと驚いたという話。
□を埋めて四字熟語を作りなさい。

昔琉球王国時代、役人が国王の命として人々を一人のこさず強制移住させる「道切りの法」という制度があった。標高は282mと高くはない。林道から1時間ほどで登れると聞いた。潮風で錆びのまわった自転車を宿で借りて、キーコーキーコーとこいで登山口を目指した。ハイビスカスがそこらじゅうに咲いている。バナナの葉が歩道をふさいで通れない。ヨーヨーみたいな実がなっている蔦。さすが南国、普段の山と植生がまるっきり違う。
当時、黒島の宮里村のカニムイとマーペーは恋仲であったが道切りの法により享保7年(1732)に建立された新村野底村へマーペーは強制移住させられた。
毎日カニムイの事を思い泣きもだえていたマーペーは近くの高い山に登ってふる里を見ようとしていたがオモト山が立ちはだかり何も見えなかった。幾日もなげき悲しんだマーペーは頂上で祈る姿で石になった。その後、人々はマーペーをあわれみこの山を野底マーペーと呼ぶようになった。
八重山歴史家:山水会牧野清 (山頂の案内板より)

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