misty247

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2008.09.21
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去年走った よさの大江山登山マラソン 」に今年も出場した。1年間いろんな大会に出場して気付いたのは、よさの大江山登山マラソンのコースが個性的だということ。
 特徴的な点は、山岳でありながら舗装路のランが長いことで、全体23.5kmの初め約7キロと終わりの9キロが国道沿いと舗装された林道のランである。足して16キロだから三分の二が舗装路ということになる。なら山岳箇所は物足りないかというと、そんなことはない。山岳の8キロ弱はピークを3つ持つ縦走路で、緩急さまざまなアップダウンが混じりあい、一部手の補助に頼るような岩場も通る。メリハリ感のあるコースは、自然の賜物ながら、よく練られたジュットコースターのよう。
 三分の二が里山ランであっても「本格山岳登山マラソン」と謳う資格はじゅうぶんに有りと言える。


▲23.5kmのコース図

 スタートは国道沿いの「 道の駅シルクのまち かや 」の隣の町のグラウンド。大会本部を置くのに都合のよい町内の施設から、標高差800mの山頂を踏んで戻ってくるのだから、山岳の前後に長めの舗装路がつくのはごく普通。地理的に何も特別なことではない。同じ条件でコースで引ける場所は、それこそ全国に山ほどあるだろう。
 「ちょっとあるけど、自分の足で行って登って、ほいで戻ってきて」というルートをそのまま大会のコースにしているだけ。でもこういうコースの大会は意外と少ないように思う。なぜか、それを私は次のように推測してみた。

 大会の主催者から分析を試みる。大きく分けて2つ、地方自治体か、それ以外の営利や親睦目的の民間団体かだ。民間団体の山岳マラソンコースはたいてい山麓に始まって山麓に終わる。山道の比率がコースの魅力に直結するからで、遠方から参加者を多く募るには山で魅せるのが有力。よってこんなにアプローチの長いコースは通常とらない。
 一方、地方自治体の場合、運営の母体は教育委員会であることが多い。地域のスポーツ振興を目的とし、中高生を含めて地元の参加者を対象としている。こういう大会はまず「本格山岳登山マラソン」というタイプにならない。走者は怪我のリスクを負うし、応援するのも難しい。よって里山の10キロランあたりが一般的。
 よさの大江山登山マラソンは地方自治体主催の教育委員会タイプだ。だから「ちりめん街道コース」という里山10キロの部がある。普通はこれだけで良しとするところ、23.5kmという山岳コースを上乗せした形になっている。この23.5kmコースはどういう位置づけにあるのか。
 次の頁「 丹後天橋立大江山国定公園の啓発(よさの大江山登山マラソン)について 」にその答が書かれてあった。昨年、丹後の一帯が国定公園に指定された。 Wikipediaの「国定公園」の頁 を見ると、国定公園は全国で56箇所と百名山より少ない。それに丹後天橋立大江山国定公園は17年ぶりの指定らしい。その観光PR活動のひとつが23.5kmコースというわけだ。
 ただし、大江山縦走コースは当大会の前身である大会から引き続きあったので、国定公園指定以前から観光PRに力を入れていたようだ。

 と、全ては私の勝手な見方だが、観光PRという名目を与えられて、こうしてありそうで少ない個性的なコースをもつ山岳マラソン大会が継続されているのは、トレイルラン大好き派のランナーにとっては嬉しい限りである。


▲開会式のようす

 次の 丹後天橋立大江山国定公園の頁 で、大江山連峰地区はこう紹介されている。
大江山連峰地区は丹後半島の南に位置し、標高600m-800mの稜線が東西に連なっている連山地形です。連山の山頂からは360度の視界が広がるパノラマ景観や稜線からの山間景観、鬼嶽稲荷神社から見る雲海など、さまざまな自然風景を見ることができます。
 展望がよいとのこと。去年は雨でなにも見えなかったので、今年は期待していた。ところが当日未明からかなりの雨が降った。開会式のとき、背後に聳える大江山連峰はガスと雨雲に包まれていた。今年も展望は望めそうにない。 集中豪雨で列車が遅延しスタートに間に合わないという事態が発生していた。その人たちは参加費が無駄になっただけでなく、交通費まで使って踏んだり蹴ったりだ。列車で来るリスクを考えさえられた。


▲雨雲を被る大江山連峰

 スタートの10時前。雨はあがっていた。
 去年よりグラウンドのコンディションは良かったので、泥んこレースにはならないだろう。よしッ、登りは走れる限り走るぞ。下りも安全第一でとばすぞ。最後の長いロードも力を抜かず独立したタイムトライアルのつもりで行くぞ。目標は「悔いのない走り」をすること。  <つづく>


▲海上自衛隊舞鶴音楽隊のミニ演奏会





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Last updated  2008.09.26 17:41:19
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