とりあえず・・DIYで行こう!

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July 16, 2010
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カテゴリ: 本・テレビ等

NAVY YARD (ネイビーヤード) 2010年 07月号 [雑誌]

NAVY YARD (ネイビーヤード) 2010年 07月号 [雑誌]

価格:2,200円(税込、送料別)



今号は戦艦大和の特集。
こうして模型としての大和を見ると「意外に甲板上はすっきりとしてるんだなー」というのが率直な感想。
絵や写真なんかで見てるとハリネズミのような対空砲火群のイメージがあるんだけど、それはやっぱりそういう風に見せようという送り手側の意思があるんだろうか。
すっきりしてるのはアレかな?主砲発射時の恐るべき爆風対策ってことなんでしょうかね?下手な構造物を造ろうものなら、発射の衝撃で吹き飛びかねないからなのでしょうか。
なーんていう知ったかぶり風コメントも、今号を読んで初めて知った情報をもとに書いておりますw。

1/700の大和の作例はウォーターラインばかりなんだけど、フジミの1/500の作例紹介もされていて、これはフルハルなので、これを見ると「宇宙戦艦ヤマト」のデザインのもとになってるんだなぁというのがよくわかるね。

今回の特集ではエッチングパーツや金属砲塔などのアフターパーツを使用してのディティールアップの紹介がされていて、使用前使用後の比較写真などもあり、よりわかりやすい記事になってると思う。
ちょっとした工夫で自分の作品のグレードが数段アップするんだから、いい時代になったもんだ。


「とにかく巨砲」の日本と現実的な選択をして砲数を確保しているアメリカの違いなど、「ヘェ~」10回押しデス(ふ・・古っ!)。
民族的な違いもありそうな感じで、興味が尽きないね。

それとお待ちかね、矢萩氏の作品「矢矧」(ハセガワ1/350)。
氏の1/350はとにかくものすごい。
もはや自分がどうこう言うようなものではないけど、個人的には海面の波の再現が感動的に素晴らしい。
見開きの写真はまるでスポットライトで疾走の瞬間を切り取ったかのようなシーン、まずそれにびびったんだけど、氏曰く「海面の周りに囲いを付けてしまうとプールに浮いたようになる」のでずっと手間はかかってしまうけれども敢えて枠なしにしているとのこと。
「ベースも含めて作品」と言われる言葉の重みが表れてるよねぇ。
矢萩氏の作品集「 矢萩登の素晴らしき艦船模型の世界 」が既発売ですが、これはおすすめの本ですよぉ~。
色んな賞を受賞した作品群を改めてじっくりと紹介してくれているし、神技テクニックの紹介もされているので、模型ファンの方にはぜひとも読んでいただきたいですね。

最後に、相曽氏の「天一号作戦」の記事は必読(いつものことですが・・・)。

作戦自体はめちゃくちゃ無謀なものだったとしても、撃沈されるのを覚悟して出撃して行った軍人さんたちのことを思うとやりきれない思いがあります。
まじで「NAVY YARD」、学校の副教材で使って欲しいぞ!

てな感じで、リニューアル第一号の14号、早めにお買い求めくださ~い。





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Last updated  July 16, 2010 10:59:10 PM コメントを書く


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Comments

みすたけ99 @ Re[1]:「ランクル70」 マフラーフロントパイプの交換(05/28) やんかなさんへ ブログをしばらく放置し…
やんかな@ Re:「ランクル70」 マフラーフロントパイプの交換(05/28) 今回の記事を参考に読ませて頂きました。 …
よじまる@ Re:GSR250 キースイッチ不良でエンジン始動せず・分解清掃(10/20) 大変参考になりました。自分はキーシリン…

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