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2009.03.27
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カテゴリ: 日常の事

「泡盛館」に感動します。
泡盛館の宮城館長に感動しています。




読み進むうちに 「うっそぉ~」 と思われるかもしれませんが、真実です。
このシンジラレナイ話を書きたくて僕は13ヶ月もウズウズしていましたが、ついに解禁です。

            ***************

首里城から車で3分ほど石畳方面へくねくね降りると、僕が子供の頃遊んでいたすぐ近くに「泡盛館」はあります。


その種類の豊富さは沖縄県内でも抜きん出ているのではないでしょうか。
遥かな昔の悲しみが詰まった泡盛から、世界を向いた自信に満ちている泡盛。
そしてここ泡盛館でしか購入できない名酒まで


僕が宮城館長と始めて言葉を交わしたのは一昨年2007年の2月。

僕が制作・プロデュースしたCDを委託で置いてもらえないかと訪ねました。
快く承諾していただきながら僕はその後、9ヶ月も泡盛館へ行きませんでした。


「さすがにこれはマズイ」と意を決して再訪すると笑って 「いやー、ウチは酒屋だからやっぱり売れないねぇ。あんたも大変だろう。今、何やってるの?」

従姉妹のお姉さんが精神障害者の自立を支援するNPOを立ち上げているので、時折手伝っていますと話すと 「そうかぁ、大変だろうねぇ。お金は無いけど僕は酒屋だから、そのNPOにお酒を寄付しますよ。27年古酒。ウチでの販売価格が7万円です。これをそちらのNPOに活動資金を寄付された方に差し上げたらどうですか?寄付される方も喜ばれるでしょう。」


  「えっ!? えっ!? 7万円の古酒ですか?お姉さん感激しますよ!」

「それなら僕も嬉しいよ。これを毎月一本、寄付します」


  「えっ!? えっ!?えっ~~!? 毎月一本ですか?」

「はい。毎月一本。これを5年間。つまり60本寄付します」


  「えっ~~!? えっ~~!? 5年間。毎月、一本???」

「ただし条件があります。寄付されたのだからと、自分たちで飲んでしまわないこと。
この価値ある古酒を、その障害者の方々の活動に役立ててほしいのです。
もう一つこれは出来ればだけど、三年間は我慢して外に出さないで欲しい。あと三年経つと30年古酒になり一本の価格が10万円になります。これは適正価格ですよ。
でも、ウチで10万円で販売しているからといってこだわらなくても良いです。3万でも4万円でも寄付された方に差し上げてください。30年古酒です、と」



感動しました。
次の言葉が中々出て来ませんでした。

「なぜですか?僕は宮城館長とお話するのは今日でまだ二回目ですよ?」 

「いや~、この価値ある泡盛を売るだけではなくて、それ以外に活用の仕方がないものかと常々考えていたんです。」



帰り際に僕は宮城館長に確認しました。
   「この話しをブログに書いても良いですか?」

「いえ、まだ僕は寄付する、と言っているだけです。せめてそちらに十数本が確実に渡ってからにして下さい」 と言われたのです。


そして、今、すでに十数本が従姉妹のお姉さんのNPO事務所にあります。

琉球王





そして先日、さらに驚くことがあったのです。


「知念さん。飲みに行かない?」


誘われていきますと那覇市から離れた、宜野湾市のスナック?のようなお店です。
そこで30年古酒をしこたまご馳走になりました。

なんという美味さなのでしょう・・・
「幸せ」というものを液体にするとこうなるのかぁ、と心の中でうっとり。


うっとりしていると宮城館長がお店のオーナーを呼び「あなた、もうこれからはウチで10万円出して買わなくても良いよ。この人の従姉妹のNPOに3万円でも寄付して、代わりに貰ったら?」

驚きました。

毎月古酒を寄付してくれるだけではなく、泡盛館で購入されているお客さんを減らしてまでもとことん付き合ってくれるなんて。


実はこの後、さらに凄い展開になったのですが、この続きはまたいつかUPします。
一度に書いてしまうには、あまりにもったいないので・・・・

沖縄へ来られたら シンジラレナイ泡盛館 に、一度はお越し下さい。
HPで宮城館長の写真を見ると、鶏を頭から丸ごと食べてしまいそうな顔をされています(笑)が、泡盛を愛する心優しい経営者です。

泡盛館1


レンタカーではなくモノレールで観光される方でも、首里城からお電話されたらお迎えに来てくれると思いますよ。







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最終更新日  2009.03.27 22:10:09
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