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報告が遅くなりました。
決まりました。 決定しました。
『近藤等則 ・ 天の岩戸を吹く』
長らくこのブログで発表出来ませんでした、その場所は。
伊平屋島です。
沖縄の最北部のさらに北方にある離島。
なぜ、この島なのか?
驚く理由があります。
この島の突端に「クマヤ洞窟」と呼ばれる洞窟があります。
その洞窟を江戸時代の学者、藤井貞幹はその著書「衝口発」に『真正の天の岩戸は琉球の恵平屋にあり』と書き、江戸で論争になったと記録されているそうです。
今回、伊平屋歴史民族資料館で「衝口発」の複製を見ました。
漢文だけど、そんなに難解ではなかった。
でも、藤井貞幹は電波の無い時代に、南海の絶海の孤島にある伊平屋島のクマヤ洞窟を遥かな距離を越えて、どのようにして知ったのでしょう? 今となっては謎ですが、時空を超えて彼の書は僕らに夢を与えてくれました。
そして、日程は今年の7月22日、水曜日。
なぜこの日か?
それは、皆既日食です。
天照大神さんが岩戸の中に閉じこもり、世が真っ暗に。他の神々は何とか岩戸の外に出てもらおうと、岩戸の前で歌舞音曲のフェスティバルを行うと「私が篭っているのに何故外が賑やかなのかしら?」と訝しく思い、岩戸の戸を開くと光がこの世に戻る。
まさしく太陽が光を失い、世が暗黒に支配される中、地球を吹く音により光が復活するこの企画そのものではありませんか!
瀬戸内寂聴氏が「あなたの音楽は真言(マントラ)。宇宙に向かって話す言葉なのね」と語ったように、宇宙に語りかける近藤さんの音、地球、そして島の子供達とのコラボは想像するだけで胸が躍ってくる。
では、そのクマヤ洞窟をご覧下さい。
今回は自転車で向かいました。
旅館などのある港近辺から35分。
見えてきました。

近づきます。
あまりの巨大さに圧倒されて息を呑みます。
ここはほんとに地球なのか?
やや右正面の姿。 上に上がる階段が見えます。
そして入り口。
入り口のUP
大きさの説明は止めておきましょう。 是非、当日感動を味わってください。
僕が一番好きなアングル。
右側から見た、ほぼ全景。
女性のウエストラインのように見えます。
7月22日、伊平屋の日食の最大の食はおよそ93パーセントからもう少し上でしょうか。 100パーセントではありませんが、天の岩戸の前です。
また、日食の時間と島へ渡るフェリーの時間の関係で、前日の21日に渡らなければいけません。
でも、素晴らしいイベントになることでしょう。
平日ですが、皆さん是非お越し下さい。
詳細は決まり次第このブログで報告します。