ナッツ坊やの「みっくすなっつ」

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2011年07月19日
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福島県に出張で来ています。
福島県の原発問題はまだまだ続いていて、福島第一原発から半径20キロメートルの警戒区域の立入は依然として禁止されたままです。
住民の方々は、市町村長の許可を得た上で、順次一時帰宅をしておられます。

福島第一原発から北西方向には、今も放射線量が高い地域が広がっています。
ひとつの原発事故で、こんなにも広大な土地が使用できなくなっている。
見た目には何ともないように見えるだけに、この実状は驚愕です。

内部被曝防止のマスク着用も、暑苦しいですが仕方ありません…。
人体に与える影響は少ないといえども、放射線量がやはり気になるものです。

報道等でよく

等という発表をよく耳にすると思います。
しかしこのように町や村等、ある地域の中であれば全て同じ放射線量という訳ではありません。
地形や地質により、それぞれの場所ごとに、ピンポイントで放射線量が異なります。
少し位置が変わっただけで放射線量が桁違いという事もよくあります。
例えば、アスファルトやコンクリートで舗装された地表は、雨で放射性物質が流されて、放射線量が比較的低くなり、草むらや土砂で覆われた地表は雨で流れにくく、依然として放射線量が高くなっている事が多いようです。
つまり道路脇に溜まっている砂や道路沿いの草むらや林などは放射線量が高い訳です。
子ども達が楽しみにしている夏の昆虫採取もしばらくは無理でしょう。

このような放射線被害を受けている地域は、原発から半径20キロメートル圏外でも、計画的避難区域に指定されていたり、また、避難区域に指定されていなくても、住民が避難していて交通量も少ないし、人通りも無く、ゴーストタウンになっている集落も多くあります。
そんな様子を除けば、地震による目立った被害が少ないことから、妙にのどかに見えてしまうのが、この地域の特徴です。

道路を、ヤマカガシがのんびり渡っていくのを見ると、放射線の事も忘れてしまいそうになるほどのどかです。
しかし草木も昆虫も動物も、あのヤマカガシも、皆一様に被曝しているのが実状です。


陸上だけでなく海の中でもこれと同じ事が起きているはずです。
食物連鎖の頂点にある人間は否応なく生物濃縮の危険に曝される。
これは我々ヒトの宿命です。

近頃問題になっている話ですが、生物濃縮については原発事故当初から予想されていた事。
あまり騒がず、冷静に判断したいものです。





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最終更新日  2011年07月19日 08時08分13秒
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