偽医者? K



出会いがなかった私は、7番目の彼と出会えたメールで見つけようと考え
出会い系サイトに登録した。
すると沢山の返事がきた。下は19才~上は50代の男性。中には女性もいた(汗)

沢山のメール。誰を選べばいいのかわからない。
27~35才の人を残し、そこから趣味の合いそうな人・未婚者の人を
選んでも6人残った。
あとはどうやって選べばいいものか。
この年になると「結婚してまで働きたくない」という腹黒い考えも浮かんでくる。
職業のいい人を選ぼうと考え、29才の医者を選んだ。

こうしてKとメールが始まったのだが、このK、ちょっと変わっていた。
「自分はブランドのスーツしか着ない」「女にはモテる」「お金はある」
「織田裕二似」と、随所に自画自賛満載だったのである。

私も「変な男だ」と思いつつも、お金持ってるし~と我慢していた。
何時の間にか私は、結婚に甘い夢も持っていなくなっていて、結婚相手には、
経済力だけを求めていた。

メールを1ヶ月ほど続け、ついにKと会うことになった。
待ち合わせの場所・時間などを聞き、最後に乗ってくる車の車種を聞いた。
ベンツかBMWを想像していたら、国産の大衆車。それも若い男が乗るような車ではない。
あまり車には興味ないのか?でもお金あるなら、もっといい車に乗ればいいものを・・・。

そんなことを思いながら、Kが来るのを待ったが、待ち合わせ時間30分経ってもKは来ない。
やっとKが来て遅れた理由を「急患が来ちゃってさ~」という。
その時私は「なんか嘘くさい」と思っていた。
おまけに、どこからどうやって見たら織田裕二に見えるのか?
まったく似ていない。織田裕二というより、織田無道だった。

食事は高いと有名なレストランに連れて行ってくれた。
この店で1番高いコースの料理を頼んでくれた。しかしKはパスタのみ。
お金をあまり持ってなかったのか?
理由を聞くと「来る前に食べてきた」と・・・急患じゃなかったのかよ・・

食事を済ませ、ドライブに行くことになった。
その時も「父親も兄も医者で、俺も自然に医者になった」だの
「実家はこっちではないんだけど、父がビルをいくつか持ってて、俺もビルを2つ貰った」だの
ホントなんだか嘘なんだか分からない自慢話ばかり。

しかしこの男ホントに医者か?
私は医療のことなど何も分からないが、言ってることが嘘くさい。
あまり覚えてないが、医療の話もちょこちょこしていた。でもなんか嘘くさい。

私の他にメル友がいたらしく、携帯にメールが沢山入ってきてた。
それを自慢気に私に見せてくる。
見ると「今オペ中ですか?頑張って下さい」「今日は1日Kさんのこと考えてました」
「看護婦さんと浮気しないでね」などなど・・
ここでK、「みんな医者というとホイホイ付いてくるよね。だから女には不自由しない」と。

なんか私バカみたい。
焦っていたといえ、こんなバカ男に会ったことを後悔した。
経済力しか考えていなく、1番大事な性格を軽視していた私はバカだ。
私はこのKを最後に、メールで男を探すのを止めた。

最後にKの、大笑いした話を1つ
私が「いつもスーツって言ってたけど、家では何着てるの?」と聞いたら
「家ではジャージ。ブランドのね」
私「へぇ~じゃ~友達とボーリングやカラオケに行くときは?」
K「その時はスーツ」
私「は?スーツ?スーツでボーリング?」
K「うん、ラフなスーツ」
プッーーーー!!なんだこの男!持ってる服はスーツとジャージだけかい!!
あ~~おもしろ。




















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