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2012.08.08
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2012.08.07
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タイトルと、この美しい写真、そして名前。 本を出版したの?って?いえいえ、素敵な展示会のDMなんです。すっかりごぶさたしておりました。ごぶさたしすぎて…早6ヶ月。 ほんと、すんません。。。まずは、今、一番お知らせしたい話から。今週金曜、15日から、神楽坂のギャラリー・フラスコにて『山崎宏の暮らしもの 作ってるもの・使ってるもの・食べてるもの』というイベントが開かれるのです。どっかで聞いたことある名前…ですよね。そう、プロダクトデザイナーの山崎宏さんは、うちの旦那と同姓同名。しかも、おんなじクリクリ坊主頭。『いつも、展示を見ていて興味を持つのが、その人のアトリエだったり、暮らしぶりの再現でした。飾られた作品に、その人の背景が見えることで、理解が深まるからです。今回、ギャラリー・フラスコより機会をいただき、それを実践してみることになりました。道具を考え、世に提案する仕事をしている者が、何を選び、どう使っているのか。どの器に、何を盛るのか。作り方の実演ではなく、使い方の実演販売を試みます。ご笑覧いただければ幸いです。 ---山崎宏』暮らしの中で使う道具が好きな人には、たまらなく魅力的な内容です。作る・食べる・働く…生活への意識が、さらにクリアになる。初夏の神楽坂。 夕暮れ。 ぶらり、散策。 そして、ビール。 なんて、想像しただけでも愉しそう。数年前、山崎さん主催の展示会のDMがあまりにカッコよくて、ずっと気になってた。雲の上の存在だったけど、不思議なくらい ゆっくりご縁がつながって、今年、山崎さんも田植え応援団として、田んぼまで来てくださった。オカズさんが、2日かけてこしらえてくれた田植えまかないチキンカレーを大鍋で温めながら 木べらでかき混ぜる姿が、素敵すぎて見とれてしまった。ごちそうカレーをいっしょに食べて、いっしょに田植えして、夕暮れ時。 みんなくたくただけど、いっしょに笑って。静かでやわらかい山崎さんの笑顔、ものすごくチャーミングだった。山崎さん・オカズさん・吉村さん・uzuraさん…こんなに魅力的なひとたちに出逢えるなんて。ほんと、縁とは不思議なものだなぁ…。育てたお米を、だいすきな人たちに食べてもらえてるなんて、自分たちはつくづくしあわせものだなぁ…。そんなことをかみしめた5月の田植え。そして今回、うちのお米も 山崎さんの‘食べてるもの’部門で、展示&販売していただくことになりました!こういう形で、お米がギャラリーに並ぶなんて、ほんと、夢のよう。こんなに凝った企画で、豪華面々の出品。 渋いセレクトの品揃え。なんだかものすごく面白いことになりそうなので、会期中(15~19日・12:00~19:00)新宿方面に御用がありましたら、みなさま、ぜひぜひ 神楽坂に ふらりと寄り道してみてくださーい。さて、朗報ついでに、もういっちょ。前回のブログを書いた9日後、無事に…というか、うっかり&あっさり出産して、しっかり(?)子育てしておりました。山崎2号は、姫であります。大事に抱っこする兄。 見つめ返す妹。名前は、ちょこっとだけお米にちなんでます。すでに5ヶ月ちょい。体重は9kgちょい。笑ってしまうくらい、ムッチムチ。親に似て、かなりジャンボな女子。兄に風邪をうつされても自力で直し、兄にちょっかいだされても爆睡し、よく飲み、よく寝て、よく笑う、めんこい娘です。太りすぎて目が細くなり、いつも笑顔にみえる福顔は、まさに朝潮太郎^^ちょっと見栄張って、室内広めに撮ってみました。ぬはは。写真は、2枚とも、生後2ヶ月頃の兄妹。 今年の冬は寒かったなぁ。日々ドタバタしていたら、今はもう5ヶ月半。そろそろ離乳食開始の時期。 嬉しいような切ないような。自分が、哺乳類なんだな~ってことを実感できたこの数ヶ月。たいへんだったけど、たのしかったなぁー。5歳児と5ヶ月児に振り回され、とおさんも かあさんも 毎日ヘトヘトですが宝箱にぎゅっと詰め込んでおきたいような、2度と来ない時間を彼らから、与えてもらってます。
2012.06.12
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でっぷり おおきな おなかを さすりさすり、ベビさんのごきげんをうかがいながら 色んな場所に行ってます。ちょいと前になるのですが、こちらも、とても贅沢な企画でした。東京芸術大学と、取手市、そして市民が参加しておこなっている取手アートプロジェクト(TAP=Toride Art Project)の『半農半芸』そのタイトルからして、興味をそそられる方も多いのでは?しかも、今回は、青空の下、オカズデザインさんと、参加者15名で、スパイスたっぷりのチキンカレーを作る! みんなで食べる! という、魅力的な『食のワークショップ』私達も、その場で召し上がっていただくお米の生産者として、参加してきました。時間がおいしくしてくれるもの食のワークショップ』私達も、その場で召し上がっていただくお米の生産者として、参加してきました。時間がおいしくしてくれるもの青空の下、オカズデザインさんと「チキンカレー」をつくる↑こちらの御本家ブログ、写真も豊富で、雰囲気もよく伝わると思います。お時間ゆるすなら、ぜひ、ご覧くださ~い。途中、旦那と私もチラチラ写ってますが、あまりの猫背&ガサツな顔つきにガッカリ…どうぞ、みなさん、イメージ下落でビックリしないでくださいな。。。飯炊番長さん、時計ストーブに、薪を入れて、火をおこし、火加減を調節しながら、鉄羽釜でごはんを炊き上げます。ぷくぷく音がして、しばらくしたら、おいしそ~な おコゲの香りが漂ってきたよ~。4歳児は、カマキリつかまえて大喜び。しかし、この後、反逆にあい、指先を負傷して号泣。 とほほ。薪のとろ火で、カレー、煮込まれてます。たまらんっ。こちら、ガラムマサラづくり。複雑な色と形のスパイス(カルダモンやシナモンなど6種の香辛料)を、成田理俊さんの鉄鍋で、丁寧に炒る。 匂いがものすごくいい!それを、薬研でゴリゴリ挽きます。芳香漂う。というか、はじける!!! この香り、最高。こどもたちは、ロープ一本でいろんな遊びを発明中。この時は、電車ごっこ?初対面で、最初はモジモジしてたけど、すぐになじんで、全力で遊びまくってたね^^11月というのに、なぜかうちの息子はタンクトップいっちょ。 げ、元気だね…。カレーの味をしみ込ませるために、小一時間ほど、みんなで円座になってトークタイム。緊張しぃの私達夫婦ですが、オカズさん&司会者の方に助けられお米づくりにまつわる色んな話をさせていただきました。緊張で青ざめるヘタレな親を横目に、息子は、その円座のまわりを バターになりそうな勢いで ぐるぐる走り回ってました。さぁ、カレーの味もおちついた頃…その後、みんなでずらり並んで、いよいよ ‘青空食堂’ の開店です!!!夢中で食べてて、写真がなくってごめんなさ~い。(上記、御本家ブログを御参照くださいな♪)ほんとうに、映画の1シーンみたいで。。。おもわず 微笑んでしまうような、すんごく素敵なシチュエーションでしょ。あまりの美味しさにカレー3杯もおかわりしちゃった我が家。 あはは。青空の下、みんなで作ったスパイシーなカレーを、みんなが笑顔でいただく。その一皿から、しあわせを、つよく感じる。『半農半芸』って、生き方にもつながると思う。私も、今は、育児・家事・仕事で 手いっぱいだけど、1号&2号が いっちょまえになったら、また何か作る時間をもちたいなぁ。そんなふうに、特別に構えなくても、なにより、生活って、美しいモノ・コト・時間の結晶だと思う。とても貴重な、時間の堆積。かけがえのない、あたりまえの日常。それを、これほど強く感じたことはない。 2011年だった。とても小さな灯りだけど、今、私たち家族の生き方に、嘘や、よどみは、ないと感じてる。それは、とても ありがたいこと。たいへんなこともあるけれど、なんとか力を合わせて打開しながら自分たちなりに、いいものを、作り続けていきたいな。そんな おだやかな気持ちで、年の瀬を迎えられること。一年間、支えて、応援してくれた、ひと。 喜びをもたらしてくれた、できごと。心から、深く、感謝したい。来たるべき年の、糧にしたい。
2011.12.19
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北風、吹きつける夕刻。ストーブに火をいれて、すこしだけ灯りをつけて、晩ごはんのしたく。昼間、寒風吹き荒れる公園でおともだちと遊んでクタクタなはずの4歳児は、ロープの梯子をよじ登って一人遊びに夢中。せわしない一日の夕暮れ、おだやかな時間です。もうすこししたら、ここに赤ちゃんの泣き声が加わって、また あの にぎやかすぎる生活がやってくる。それまで、しばしの休息。そろそろ、クリスマスがやってくる。静かな夜です。
2011.12.17
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『夢のような田植え弁当!』以来、5ヶ月もほったらかしだったこのブログ。せっかく読みに立ち寄ってくださってた方々、ごめんなさい。5ヶ月も、どこをフラフラしてたんだー!と一喝されてしまいそうですが、その間に、田んぼの草とりしたり、つわりになってくたばってたり、美味しいお店みつけたり、素敵な人に出会ったり、くいだおれ旅したり、お米の豊作祈願と安産祈願に伊勢神宮に御参りしたり…してました。そう、田植えの時に、うすうす気づいてはいたのですが(苦笑)おなかのなかに、新しい命を授かったのです。お産の予定は、年明け・七草粥を食べる頃ですが、クリスマスケーキ食べてるあたりで登場!もあるかもというデカさです。年始早々、我が家はさらに にぎやかになりそうですが、変わってゆく生活を、これから また、ぼちぼち書いていけたら…と思っています。さてさて、復帰 第一号。まずは、かんじんな御報告を。ものすごく気がかりだったこと。2011年・秋に収穫した我が家の新米、各種検査を受けて、放射性物質は‘未検出’となりました。現在、米農家は、作地に応じて国から採取場所を指定され、放射線物質の検査を受けています。その検査結果は各都道府県のHPに、地域名のみ(生産者の個人名は出さず)順次公開されています。ちなみに、お米の検査項目は、●稲を刈り取る前(田んぼに生えてる状態)●刈り取り、乾燥させた後の玄米●精米した白米●玄米のさらに外皮である籾殻●稲わら(肥料・飼料として使われるので)という様々な段階をすべて検査されています。お客様との信頼関係を保ちたい 直売農家の我が家では、さらに、つくばにある分析センターにも、個人的にお米を出して放射性物質検査を受けています。すべてにおいて、未検出。放射性物質に関するいろいろな問題は、まだ全く解決していませんが、ひとまず、今年の農作業が報われて、安堵しました。応援してくれてたみんなにも、顔向けできる。また、お米を食べてもらえる。小さいけれど、ひとつの灯りです。こういう‘ともしび’が、ひとつづつふえる。土や、水や、空気が、人の手や微生物の力をつかって少しづつ生き返る。そうやって、人も、環境も、再生していくしかないような気がする。毎年、悪戦苦闘する無農薬米も、今まででいちばん美味しく実ってくれたと思います。特別栽培米より、さらに薬の使用を控えた減農薬米も、バランスがよくて、みずみずしい風味と、ぷちぷちはじける食感。ここ数年の中でも、抜群に美味しいお米が実ってくれたねぇ…と、しみじみ喜びを噛みしめ、暑かった夏の陽射しや、土の力、応援団のみんな、家族の頑張りありとあらゆることに感謝しています。せっかくこんなに美味しく育ってくれたんだもん、いろんなひとに、たべてもらいたい。冒頭写真は、左から 白米・玄米・五分づき米…無農薬・減農薬・育てた土地の違いで分けて、家でいろいろ食べくらべ中です。私たちが作り手として望むのは「毎日のごはんを、安心して食べてもらえること。」それは、作る人にとっても、食べる人にとっても、ものすごくしあわせなことだと再認識。日々のごはんで、おなかの中からあったまって、元気になってほしい。そんな単純明快な気持ちで、これからも、お米を育てていきたい。そのために、できることをやっていきたい。
2011.10.27
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泣いたり笑ったり、ジタバタしながら生きていると、とんでもない 「ごほうび」 がやってきてくれたりするのです。それは、人だったり。からあげ、だったり。おむすび、だったり。昨年の田植えも豪華メンバーでしたが、今年の田植えも、なんだか、ものすんごい応援団が集結してくれました。5月2日。メンバーは、つくばで素敵なカフェとギャラリーを営む『Shingoster LIVINGさん』味わいのある靴をコツコツ手づくりしている『うずらさん』+お父様。そして、スタイリストの『四分一亜紀さん』手間と時間をかけた料理で人をトリコにする『オカズデザインさん』豪華過ぎて、クラクラきます。朝8時くらいから順次集合して、ひたすら植えて、いよいよお楽しみのお昼!総勢11名でいただいた、田植えのお昼ごはん。 な、な、なんと、オカズデザインさん作。今、思い返しても、夢のよう。圧巻です。御重の蓋を開けた瞬間、歓声があがった御弁当。ものすごく美しいので、一品づつ御紹介させていただきますね。小松菜のおひたし。 色といい、歯ざわりといい、おだしの風味といい、背中が、そそそ~っとなるような美味しさ。そして、この色。 見事です。葉、1枚づつ。 茎や根っこまで、美しい。そう、みなさん御存じ、「てっぱん」の!映像を見て何度も「おいしそうだな~」とつぶやいていた初音さんの、だし巻き卵です。この焼き色、しっかりした巻き加減。お箸で持ち上げると、ずしりと重いのに口に含むと、ふんわりやわらかく、じゅわぁ~~~っとおだしが溢れます。出来上がってから数時間たっているのに、絶妙な風味と食感。これがもう、美味いのなんの…。くいだおれ人生34年間で、もっとも美味しい出汁巻き卵さまでした。あぁぁ 想い出しては、うっとり^^煎り大豆と木の芽のおむすび。あぁぁ 美しい。逝った大豆の食感がすごくいい。 ぷっくり。 もっちり。カラダとアタマにぐっとくる。おまめと木の芽が、絶妙です。 ぐぅぅ~っと、黙ってしまうような美味しさ。そして、なんと、ひでさんが朝から2kgも揚げた鶏胸からあげ!も~ 文句なしの美味しさ! たべごたえ! 素晴らしいルックス!こどもも、おとなも、ウキウキです^^こちらは、たらこおむすびかな。海苔はもちろんパリパリを~。鮭の味噌漬けのおむすび。大きくて味の深い鮭が、ホロホロ登場。奥深い味わい。 噛みしめて、いただきました。そしてそして…ボロボロの農作業小屋に、カッコイイ携帯自立コンロ 登場っ。カッコよすぎる銅鍋で、お味噌汁を作って、よそってくれたカッコイイ後ろ姿のオカズさん。大粒のなめこと、三つ葉のお味噌汁。一口含むと、す~っと疲れも飛んでく。おにぎりとの相性も素晴らしく、しみじみ。最高でした。すべてのお料理が、身体にしみこむような美味しさで、ひとくち食べる度に、食べものと、作ってくれた人の気持ちが、じんわりパワーになって身体のすみずみまで届いてるのを感じた。おむすびをほおばりながら、旦那が、ぼそっと「農家やめなくてよかった…」とつぶやいてました。ほんと、そうだね。農作業のあと、みんなで笑いながらいただくこんなに美味しい食事…どれだけ感謝すればいいのかわからないほど嬉しかった。多忙なスケジュールの合間をぬって、メニューを思案し、数日前から、せっせと仕込んでくださったオカズデザインひでさん・ともさんそして、朝から一緒にオカズさんちで料理を仕上げてくださった四分一亜紀さんに心から、ありがとう。こんなに元気づけられた食事は、なかったよ。食後のデザートは、ものすっごい濃厚風味の柑橘…あ、名前が出てこない。えぇっと、なんだっけ?お決まりのネタをやって、みんなにいちいちアピールする息子。 はいはい。さぁ、たっぷり栄養とって、元気百倍!午後も仕事しますよ~。ってことで田んぼに入る女子2名+4歳児。絣のもんぺに、赤いパタゴニア。うずらさんのこのスタイル、最高に可愛い。うずらさん本人も、めちゃくちゃ愛らしいひと。会うと、気持ちがほぐれます。シャイな4歳児も、うずらさんには、よく話す。いつも、田んぼ応援に来てくれて、ほんとうにありがとう!オカズさんちの白い名犬「そらまめさん」満開の笑顔で、畦道や田んぼを走る。生きてる喜び爆発!という感じで、ぴょんぴょん跳ねてた。そして、ひたすら そらまめさんを追いかける4歳児。瞼に、スローモーションの映像が焼きついています。 いい光景だったなぁ。午後の田植えのあと、カラカラに渇いた喉で小屋に戻ると…オカズさんのレモネード屋さん(農機具小屋版)が開店。貴重なオレンジネード!!!瓶の中でさらに熟したオレンジの、いい香り。新鮮な果実が、時間をかけて仕込まれ 熟成されて、さらに丸みをおびた甘味になってる。 やわらかい炭酸がぷちぷち弾ける。喉にやさしく、身体にすーーーっとしみこんでいく。あぁぁ、おいしい。こうして、素敵なひとたちと一緒に田植えできて、美味しいごはんを笑いながら食べれる。田んぼの神様、こんなに いい出会いを、ありがとう。みんなが、がんばって手植えしてくれたお米、しっかり栄養たくわえて 実ってくれますように。 無事に収穫できますように。これからも、みんなに美味しく食べてもらえますように。田んぼの神様に、お願いしながら夏の草取り、がんばるぞーーー!
2011.05.24
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すくすく 育っております。お米の苗。ハウスで水まき。せっせとお手伝い。ダイナミックかつ、丁寧な(?)水撒きのおかげで、苗ちゃんも、元気に成長してくれました。今年からは、種(籾)蒔きも、助っ人してくれた息子。籾を寝かせる苗床を、準備する係。「とーちゃんかーちゃんのおしごとを、おてつだいしたいの。」と、はっきり主張するようになりました。天下御免のオレ様息子よ、いつのまにか成長したなぁ。。。そして、いよいよ田植え開始!気合いの入った、正装の2人。地震以来、土壌のこと、水のこと、屋外作業の安全性…いろいろ心配してドロ沼にはまっていたけど今年も‘お米づくり’ができるありがたさをひしひしと感じながら、田んぼに向かいます。今年の田植えも、すごい豪華メンバーが応援にきてくれました。語りだすと、長~く&熱~くなるので、続きは、また次回。にひひ。
2011.05.13
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どどぉーーーーんと、おむすび。左は、春を感じる「豆ごはん」むすび。右は、「菜の花と木の芽と白ごま」むすび。春の香りが、一口で、ふわぁ~っと広がります。まさに、口福~♪って、まるで自分の得意レシピみたいに書いてますが、実はこちら、サッポロ生ビール★黒ラベル『大人の☆外飲みレシピ』から、拝借したもの。オカズデザインさんが厳選した外飲みレシピの『白ごまと木の芽の天むす』と『菜の花と天かすの旬むすび』から天ぷら部分をハショった上で一つにまとめた、手抜きタイプです(笑)丁寧につくるがモットーのオカズさん、ごめんなさい。ちなみに、この黒ラベルHPに載ってる、美しいおむすび…な、な、なんと、うちのお米をつかっていただいてるのです。にひひ。美味しく料理してもらえて、しかもこうして写真まで撮ってもらえてなんともしあわせな食材たちですなぁ。。。はっ! のっけから話が飛んですんませんっ。お米を見守る親心で、つい…しみじみしちゃいました^^。話を、冒頭写真に戻しますね。お重の下段に隠れてるのは、まっ白くて、ぴかぴかの「塩むすび」。七分づき米・三合を、圧力鍋で三回炊き上げ(圧力鍋なら五分で炊けます。 節電にもなるし、美味しいよ!)せっせとこしらえた ‘おこめ試食用’ の おむすびたち です。前日の大雨で、オヨヨ…と心配したものの、当日は、気持ちいい快晴!お米とおむすびを抱えて『 furacoco 』チャリティマーケットに参加してきました。早朝、竹林で、‘筍’を掘ってきたので、お米といっしょに並べてみた。さすが、採れたて! えぐみもなくて、美味しかったそうです(友人談)看板息子も、エプロンして、やる気満々です。 気合い入りすぎて、三角巾ズレてますけど。 多くのお客様に御来場いただき、いろんな言葉を交わさせていただき、いっぱい笑顔になって、私達が、たくさんの元気をもらいました。お越しくださったみなさまに、心から、ありがとう!震災のあと、このイベントを立ち上げてくださったfuracoco 店主御夫妻にも、スタッフさんにも、心から 感謝です。ほんとーーーうに 楽しく、心安らいだこのマーケット、被災地の方を応援したいという、この気持ちを忘れないためにも、自分たちを元気づけるためにも、ぜひまた開かれるといいなぁ。。。 新緑の季節。映画のセットのような古い一軒屋に、一歩足を踏み入れると、晴れやかで、おだやかな、いい雰囲気が満ちてて…個性豊かな面々の、深くて、潔い作品たちが並んでいた。お店の奥からは、珈琲のいい香りと、こどもたちの笑い声。。。あぁぁ、おだやかな休日だ。この、なんてことない日常が、どれだけありがたいことだったのかそれを今、改めて痛感している。あまり上手に撮れてませんが、このイベントのいい雰囲気が伝わるといいなぁ。と思い、写真をたくさん載せさせていただきます。うちのお隣は、『 senkiya 』さん。仕事終わりに、珈琲と、カフェオレと、ミルクティーをいただいたら、出張珈琲店とは思えない、手の込んだ美味しさにびっくり!でした。早々に完売御礼になったスコーンも、おいしそうだったなぁ。。。今度は、ちゃんとお店に伺って、じっくり味わいたいと思います。ごちそうさまでした。工房にもおじゃましたことのある『 iron warm plus・eda 』さん工房も、作品も、人柄も、も~ めちゃくちゃカッコイイのです。旦那さまの扱う素材は、鉄。 螺子一本から作ってる拘り。 奥様の扱う素材は、古布。 ぐっとくる、質感と質量。 紅茶の器や気の匙がずらりと並ぶ『 ecote 』さん こちらの木の匙は、大人も子供も、とっても使いやすいので、また一本、追加で買ってしまいました。にひひ。築200年の古民家を藍染工房にしている『 じょんのび 』さんパッと見、迫力あるのに、すっごく親近感のある作家さんでびっくり。美しい藍の色、そのグラデーションに、見惚れてしまいました。。。糸の芯から染まっている、やわらかい生地の触り心地にも驚いた。今度、工房にもおじゃまさせていただきます。(藍染の体験もできるんですって)シンプルな木の道具から、物語を感じる、『 工房イサド 』さん この、同じ木材なのに、表情イロイロ木の丸ボード…いいなぁ。同年代のお友達もできて…恥ずかしがりな息子も嬉しそう。縁側で、おにぎり握りしめて、遊ぶ子どもたち。 いい時間です。その縁側の先の‘お庭’には、秘密のお花屋『 harumien 』さん。 春の日射しの中で、お花達も輝いてました。ご店主も素敵な方で、好きなお花の話に興味津々。隠れ家みたいなお店にも興味津々。こういうお花屋さんに出会いたかったんだ~!お見かけした瞬間から、すてきだな~と心奪われたのは、手つむぎで糸を紡いで、布を織る『 earth worm 』さんこどもと一緒に糸紡ぎ体験してみたかったなぁ~。ぜひ次回、お願いします!生活道具やお洋服のお店『 空+kan 』さん実用的で お洒落な お洋服や生活雑貨を扱ってらっしゃる。以前から、作品をよく拝見していた『 萩原千春・萩原朋子 』さん急須やポットの美しさ、水切れの良さはもちろんのこと、色づかいも…使い手のことをよ~く考えて作りだした美しさです。鳥のモチーフも、素敵だったなぁ。あの鳥が似合う人になりたいなぁ。以前、お店を探して遠征したが見つけられず、無念のままだった『antiques stereograph 』さん。品揃えが、カッコよすぎて、クラクラしてしまう。御主人も、カッコよすぎて、オロオロしてしまう。あと、『furacoco』バーガー屋さんや、庄司理恵さんの器店は、ちゃんと写真が撮れてなくて…ごめんなさい!こんなに、すてきな作り手さんたちと知り合えて、イベント終了後はゆっくりお話もできて、ほんとうにいい時間をすごさせていただきました。田植えがすんだら、みんなのお店や工房にも、おじゃまするぞー。ここで生まれた 新しい つながりを、大切にしたいから。いい人と会って、元気になる。 これって、ものすごくいい健康法なんじゃないかなぁ。今回、お越しになれなかった方も、ぜひ、次回、いらしてくださいね!
2011.04.30
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以前、このblogでもご紹介した千葉県野田市の『 furacoco 』さんにて、チャリティーマーケットが開催されます。4/24(日) 11:00~15:00我が家も、お米をもって参加させていただきます!気軽に持ち帰っていただけるように、白米・玄米・7分づき米の‘1kg小分け袋’もご用意いたしますよ。このイベントは、東北地方太平洋沖地震 被災地への義援金を目的として、売り上げの一部を 日本赤十字社に寄付させていただきます。まずは、はじめてみよう!というフラココさんに賛同した作家さんやショップの方々が参加なさいます。一度だけのイベントでなく、これからも応援を続けていこう!という想いで。その気持ち、そして、魅力的な出店者さんの顔ぶれに、今からワクワクしています。こんなふうに、気持ちが浮き上がるのは、いつぶりだろう…。お越しいただいたみなさんにも、そのワクワクを楽しんでもらえるといいな。あのfuracocoの店内が、マーケットで、どんな感じになるのか?個性豊かな出店者のみなさんと、お客様が、色々おしゃべりしたり おやつたべたりぽかぽか小春日和のfuracocoの縁側で、いい出会いが待ってると思いますよ。ぜひ遊びにいらしてください。会場 cafe furacoco店内 (雨天決行)出店者 『 iron worm pluse・eda 』 『 earth worm 』 『antiques stereograph 』 『 ecote 』 『 工房イサド 』 『庄司理恵 』 『 じょんのび 』 『 senkiya 』 『 空+kan 』 『 萩原千春・萩原朋子 』 『 harumien 』 『 furacoco 』 そして、『 山崎さんちのお米 』です *駐車場に関して* 当日は駐車場のご用意がございませんので、公共の交通機関のご利用をお願いいたします。お近くの方は自転車で。遠くから車でお越しの方は コインパーキングをご利用くださいませ。アクセス 東武野田線 愛宕駅 徒歩13分〒278-0006 千葉県野田市柳沢40お問い合わせ cafe furacoco 04-7121-2327イベントに関する詳細は→★こちらで 上の桜は、桜上水。下の桜は、千鳥ヶ淵。今年の桜は、せつないです。それでも、やっぱり、満開の桜を見上げて、気持ちも ふわっとゆるめたい。
2011.04.17
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3月26日。しーんと静かで、感性が豊かで、かっこいい生き様の御夫婦がいる。その人から、このいちぢくパンをいただいた。とろけるドライいちぢく・濃厚チーズ・そして、粉と火の味わい。ものすんごく、すんごーく、身体にしみる美味しさだった。「しっかりしろー! がんばれー!」と言われてる気がして食べながら、涙が出てきた。そして、その人の、揺らがない強さを少しだけ分けてもらった気がした。いつも微笑んでて、とても親切な おばあちゃん(親戚ではないけど)が、いる。その人から、ほんとは、ご自分用だった、この牛乳をいただいた。牛乳が全然手に入らない時期に…つくづく ありがたかった。こどもも、いつもより大事にかかえて、すこしづつ飲んでいた。その人の、果てしなく深い優しさを 少しだけ分けてもらった気がした。このパンと牛乳の食事に、どれほど元気づけられたことか…。この世の美しい粒子をかき集めて生まれたような、美しい器を作る男の人がいる。その人は、今回の震災で、多くの作品を失ったけど、それでも、予定通り『 Shingoster LIVING 』で、作品展を開いた。その静かな想いの結晶に、じんわりと、元気づけられた。そこに集う人が、その場が、あたたかな光に包まれていた。気を抜くと、ついうなだれてしまうけど、明るい方へ向かって動き出せるように…。みんなの傷も、ゆっくり癒えますように…。明日まで開催されています。 お近くのかたは、ぜひ『 Shingoster LIVING 』へ。春の陽射しのなかで、おいしい珈琲とともに、おだやかな時間を。
2011.03.31
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1階の床に、お布団引いて寝てると、余震の地鳴りがして怖いので、3歳児、ハンモックでお昼寝しています。赤ちゃんの頃から連れ歩いてる ヨレヨレのくまちゃんのぬいぐるみ抱いて、ゆらゆら揺られて、気持ちよさそう。安心して、ぐっすり眠っていいからね。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・被災地の人たちのために、何か出来ないかと、ずっと考えてました。我が家ができる事は、お米を通じて、安心を届けること。だと思う。いつも、お世話になっている『 巣巣 』さんで、明日から2日間(26日・27日)チャリティーマーケットを開催されるのでうちのお米も、参加させていただきます。お家で、ほかほかごはんを炊いて、おなかや、きもちを温めてください。 それから、家族やお友達を暖めてあげてください。まずは、そこから。 ゆっくり元気になってほしい。この企画、さすが巣巣さん!と唸る内容で、tico moon さんや、山田稔明さんの投げ銭ライブあり!うっとりするほど美味しいdans la natureさんの「マフィンカフェ」や珈琲が好きになてしまうaalto coffeeさんのコーヒースタンドもあり26日ならオカズデザインさんの魅惑のレモネードもいただけますよ。イベント内容は、以下、巣巣HPより抜粋。このたびの東北関東大地震で被災された方々のお役に立てればと思い、チャリティーマーケットを企画いたしました。このマーケットでの売り上げと集まった募金は、巣巣からの募金とあわせまして日本赤十字に寄付させていただきます。当日の多くの方のご来店をお待ちいたしております。□チャリティーミニライブ *山田稔明(Gomes The Hitman) 26日 14:00-15:00ごろ 投げ銭ライブ *tico moon ACHORDION 27日 14:00-16:00ごろ 投げ銭ライブ (チャリティーへの募金をお願いいたします)□dans la nature マフィンカフェ□mille books Book Shop□aalto coffeeコーヒースタンド□warang wayan インドネシア□森永よし子□+CAPSULE□ヒサマツエツコ□Air Room Products □オカズデザイン 26日レモネード□ニワサキパン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・それぞれの得意分野を活かした出店だったり、みなさん、まだまだ使える愛用品を出品したり、ふだんから素敵な巣巣さんが、さらに宝箱みたいに賑やかな品揃えになりそう。オシャレなみなさんから、オシャレな私物がいっぱい集まって、オシャレなチャリティーガレージセールになること間違いなし。お近くの方は、ぜひ! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・参加者のひとり、aalto coffeeさんのblogにあった言葉「こんな時だからこそ消費するということを考えます明日の夜もあさっての休日の昼夜も外食にします無駄な自粛なんてまっぴらです」うなだれてた頭にガーンとタライが落ちてきた。そうだ、まずは、動かなくちゃ。 始めなくちゃ。そして、経済を回さなくては! 動くものも動かなくなっちゃう。できることは、いっぱいあるのだ。嘆いてる暇は、私達にはないのだ。
2011.03.25
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今、大変な思いをしてらっしゃるみなさまに、なにかしたい。被災した方、大切な人を失った痛みを、どうしたら癒せるのだろう。私達に、なにができるのだろう。こちら埼玉は、まだまだ余震が続いています。グラッと来るたび、こどもがおびえているのがわかる。幼い子どもを守りたい。事態に動じず、情報に怯えず、ちょっとだけでも希望をもちたい。命がけで福島原発の放水任務にあたるレスキューのインタビューを見た。甲子園の開会式の選手宣誓をニュースで見た。なんだか、涙が出てきた。今、私達にできることは、不安な思いをしてる人に安心を届けることだと思って地震からこっち、気を張って、バタバタと仕事をしてきたけど、福島や茨城の野菜の出荷停止のニュースがどんどん増えてくるのをみてなんだか、力がぬけてしまった。日本の自然環境は、どうなってしまうんだろう。こどもたちの生きる時代は、どうなってしまうんだろう。今年、茨城の田んぼの田植えはできるのか?お米や野菜が作れないかもしれない?炎天下の草取り、体力の限り田んぼの中を歩き回り、稲の世話をして育て、やっと実ったとしても、出荷停止か処分になるとしたら?旦那にとっては、大好きな仕事で、私にとっては、大変な仕事だったけど、こうして、もうできないかもという得体のわからない、出口の見えない現実に直面すると、今まで、お米づくりがもたらしてくれた人との出会いや時間のありがたさを痛感している。失いたくない。なにか、出来ることがあるはず。 まずは、自分の発電機のエンジンをガシガシまいて、元気にならなくちゃ。こんな状況でも、笑顔をみせてくれるこどもたちの、一歩先を、明るく照らせるように。ぎっしり希望が詰まってる、その存在を守れるように。もう、災害で消え入る命がないように。農業や漁業が、衰退しないように。みんなの生き方や心がけが、ぜんぶ、いいほうに向かいますように。
2011.03.23
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とっくに新年明けてしまいましたが…みなさま今年も どうぞよろしくお願いいたします。毎日、せっせと仕事したり遊んだり怒ったり笑ったりしているのですが、PCまでたどり着けず、力尽きてしまう日が続いています。家の話の日記から、コメントへのお返事も滞ったままですが、せっかくいただいたコメント、ちゃんと気持ちをこめてお返事したいので、どうぞ、気長にお待ちくださいね。。。すみません。今年の目標は、体質改善! 体力向上! 息子が幼稚園に通い始めた昨年来、いい出会いに恵まれててハツラツと子育て&自分育て生活を楽しんでるステキなママさん達に影響を受け、カラダもココロも、元気ハツラツ!を目指したいと思っています。で、なんの脈絡もありませんが、今回の話は、冬になる前に行った、松本&蓼科&安曇野あたり。まだ空も暗い頃に出発して、高速すっ飛ばし、朝8時すぎには松本に到着。喫茶「まるも」で、ゆっくりモーニング。喫茶店のぶあついバタートースト、大好物です。寒~い 松本の城下町をしばし散策して、10時、「灰月」にいって、11時、「ラボラトリオ」へ!冒頭写真は、エントランス。 このビルの歴史を語る品々が、白い薬棚の中に並んでいます。期待が高まる。現在発売中の 「住む。」 という雑誌の表紙&特集にもなっています。78年前に建てられたという、歴史を感じるビル。 薬局屋さんだったそうです。かつての美しい姿は、こちらに掲載されています→★どうぞ、ご覧あれ~。木工作家の井藤昌志さんの工房兼ギャラリー、奥さまが営むカフェスペースは、かつての、実験室。ちょうどいい光。 壁の質感。 奥行き。 天井の高さ。 ストイックなメニュー。味わい深いお手製マフィンと、マッシュルームのスープ。静謐な店内。人がいても、なぜか静かな空気が際立つ、独特の空間。ギャラリースペースは、さらにさらにカッコイイのですが、興奮しすぎて、写真を撮り忘れちゃいました。ぜひ、足を踏み入れて、体感してみてください。このあと、はるばる名古屋からやってきたMくんと合流。学生時代からの友人です。今回の遠征目的は、松本在住のFくん夫妻に、可愛い赤ちゃんが生まれたお祝い。いや~ も~ めちゃくちゃカワイイ! 驚くほど眼力が強いっ!ふわふわの赤ちゃん、キラキラ輝く宝物みたいでした。Mくんが抱く度に、「ふに~っ ふぎぃ~」と泣く姿も愛らしかったよ^^夜は、Fくんオススメ信州名物の馬肉の美味い店にて、久しぶりの再会に乾杯~!馬刺しうまっ!!! たてがみうまっ! 馬レバーもうまっ!生ビールのチェイサー代わりに、熱燗のんで…ごきげんな酔いどれ母ちゃんです。で、Mくんと旦那と息子と私の4人でビジネスホテル1室に宿泊。ツインルームにデブ4人、ギューギュー詰めになるかと思いきや…充分広くて、修学旅行みたいで、楽しかった~♪午前3時まで、3歳児のお絵かきおねだりにつきあってくれたMくんよ、ありがとう。で、翌朝。ノープランの私達。 Mくんの勘にまかせて、乗鞍高原に出発!乗鞍高原の山奥にある石窯焼きパン&ピザ屋さん「Le Copain」」にて。33歳児と、3歳児が、なかよく 『ぐり と ぐら』 を読んでいます。教育的によくない事ばかり教えるMくんですが、息子は、すっかり彼になついて、なにをするにもMくんにおねだり。おきにいりのお兄さん(おじちゃん?)確定ですな。霧深い森の中を歩く 旦那と3歳児。やっと、森の奥深くにある滝に到着!ちょっと散策~のつもりが、けっこうな冒険でした。しっかり寒さが身にしみたところで…Mくんオススメの温泉にGO!白濁する 名湯 「白骨温泉」です!!!ちょうど誰もいなくて、貸し切り状態!3歳児は男性陣にお任せしたので、のびのび~♪なめらかなお湯につかりながら、森の澄んだ空気をめいっぱい吸い込んで最高に気持ちいい温泉タイムでした~。さすがの泉質で、数時間たっても 身体は ぽっかぽか♪♪♪あーまた あの温泉に浸かりたいっ。翌日は、安曇野の森の中にある成瀬政博さんの美術館 『BANANA MOON』へ。すごく居心地のいいカフェが、中にあるのです。入館料500円で、1ドリンク付き。軽井沢・丸山珈琲のプレスドリップや、甘くてやさしいバナナジュースがいただけますよ。お手製のバナナチーズケーキも、めちゃ美味でした~。美しく切り取られた窓から、緑ゆたかな景色を眺めながら。本を片手に。 何時間でも、ぼんやりしていたいカフェです。お昼は、地元のおいしい食堂で ‘信州サーモン’ に舌鼓。そして、その後は、穂高の 『nagi』や 「『大王わさび農園」へ。あ~長くなりすぎたので、続きはまたいつか…。楽しい旅の思い出をパワーにして、今日も一日がんばるぞー! オー!
2011.01.21
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夕暮れ時、ふ~っと一息つく、ビールタイム。ひとりで、ぼんやり眺める、風景。新しく住み始めた土地の近くに、こんなにいい店があるのです。その名も、『furacoco』「ふらここ」と読みます。 古い言葉で「ブランコ」という意味らしい。千葉県野田市。 見逃しそうな小さな看板を目印に、古いおうちの石段を上がる…と、静かな室内。夜時間は、小説の中に漂うような心地よさ。空間の気持ちよさに触発されたのか、画伯、集中して何か描いています。これは、ある日のランチ。土からしっかり育てられた新鮮なお野菜が、想像もつかないレシピで、丁寧にお料理されて、一皿に並ぶ。美しい。まず、目に嬉しい。滋味あふれる おいしさ。3年くらい前、手作り靴屋うずらさんに、『furacoco』を教えてもらって、はじめて訪れた時、あまりの居心地の良さ + 身体にしっかり届く美味しさに驚いた。季節ごとの野菜の変化を感じたくて、折に触れ通っての数年gallery も、cafeも、どんどん深みを増してると思う。デザートも、大事。3歳児、がっついてます。そんな姿を見つめながら、時折、本を読む。ケーキの焼き加減も、絶妙。 珈琲も、しっかり美味しい。 そして、たっぷり。ついつい、今夜も長居してしまう。この空間で、おいしいものをゆっくりいただいて、ぼんやり考え事をする…オトナの贅沢時間ですなぁ。
2010.12.05
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午後5時。 3歳児、カフェオレぐるぐる。 ふーふー。 ちびちび。ここは、さいたま市大宮に、あたらしく生まれた、ものすごく素敵な秘密基地。yama coffeeさんの、焙煎所であり、8席だけの喫茶店でもある、そのお店。美しき女店主、ヤマさんが、夢の積み木をひとつづつ重ねて、自分でコツコツ作りあげた店内。爆音&爆熱の焙煎機を操って、豆を焙煎し、豆を選び、博士のように風味や香りを調合して、職人のように珈琲を淹れる。その可憐でほがらかな容姿とは、かなりギャップのある、ストイックな仕事っぷり。そうして、机にやってきた 一杯の珈琲、もちろん、美味い。さらに、エッグタルトも、ものすごく美味い。 アツアツを、モクモクと味わうべし。静かな音楽。 熱いコーヒー。 甘やかなおやつ。これぞ、至福の珈琲タイムです。ものすごく、まっとうで、すみずみまでカッコイイ珈琲屋さん。この場所で、たくさんの人に大切にされて、毎日、たんたんと 扉をあけて、しめて、ずっとずっと 続いてほしい。ヤマさんが、麗しいおばあちゃんになっても、この店のカウンターの中にスッと立って、おいしい珈琲を淹れててほしいなぁ。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・※年内の営業日はとても不定期なので、HPでチェックしてからの訪問をオススメしますよ。
2010.12.02
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みなさまからの「早く見せろ~」の声にお応えして、新居のブログ内覧会です。どどーんと、一挙公開ですぞ。 まずは、こちらの扉から、どうぞ。 玄関の奥は、土間です。コドモの通園服や、オトナのちょっとした上着や、ささっと使える掃除道具などがスタンバイ。これ、便利です。 その先に、工作室があります。窓辺に下げたランプシェード、偶然だけど、先日みた映画 『マザーウォーター』のセツコさんのウィスキー・バーと同じで、なんかうれしい。 ここが、居間であり、子供の遊び場。吹き抜けにはキャットウォーク。 日当たり抜群です。(室内洗濯干しスペースにもなりまっせ~)梁にはロープでブランコつくって、3歳児はターザンごっこ。 居間から、台所をみると、こんな感じ。絶対倒れない食器棚は、大工さん&建具屋さんの合わせ技!ちなみに、我が家の柱&梁は、吉野杉。1階の床は、色も質感もキリッと美しい檜(ヒノキ)。2階の床は、足ざわりの柔らかい杉。1階の壁は、左官さんが丁寧に仕上げてくださった、漆喰。2階は、予算の都合上、和紙貼り。自然素材は、やっぱり気持ちいい。眠りが、前より深くなった気がする。 居間から、和室をみると、こんな感じ。 右側は、薪ストーブです。畳は、こどもが激しく遊んでも へこたれない「目積畳」にしました。2階にも寝室あるのですが、和室にお布団ひいて寝ることの方が多いです。やっぱ、日本人は 和室でゴロゴロ最高やわ~。あと、食堂室は、散らかっているので、今回はパス。。。 洗面室は、レトロな丸タイル貼り。 壁付け水洗金具。そして、理科実験室にあるような陶器の特大深型洗面ボール。手洗いコートもセーターも、ざぶざぶ洗えます! 脱衣室には、衣類の収納棚をたっぷりと。これで、お風呂上りに、パンツを探して裸で走り回らなくて済みます^^ありがたいことに、浴室からも、富士山が見える。 銭湯気分です。 2階には、ハンモック室あり。この窓からの眺め、良好です。 今日は、富士山見えるかな? 2階のお手洗いも、昭和な感じ。あ、忘れてた。 みなさんが一番気になるであろう、お台所です。ちなみに、台所の奥は、土間つながりの工作室。手前には、食堂室+おとなのPC&こどもの勉強机ゾーンあり。目と手の届く範囲に、完備しました~。 背面。 収納たっぷり。 タイルの色、サイズ、貼り方、ミリ単位までこだわりました。タイル職人の大久保さんに、感謝です!驚くほど高機能で、掃除のしやすい、ガスコンロ。プロパンガスでもOKな‘DELICIA GRILLER’にしました。グリルには、専用ダッチオーブン(鉄の無水鍋)も入りまっせ~。 26cmピザまで焼ける、広々無水グリル、素晴らしい!もっと大きなサイズを焼きたい時は、前の日記に載せた、薪ストーブで!怒涛の内覧会...見応えあり過ぎ?でしたか…間取りとか、わかるようでわからない…ですよね。ほぼワンルームな作りの我が家、ほどよい、家族サイズです。これから家を建てる方々の参考になればな~と思って載せましたのでもっと、ココを詳しく知りたい!という方がいらっしゃればいつでもご質問くださいな。さらに、もっと知りたい方は…お泊まりセットもって、ぜひ、遊びに来てくださいな。
2010.11.23
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吹きつける風は、もうすでに冬の気配。寒くなるにつれ、夕日の美しさが増す。光。 色。 空気の粒子が細かく、キリリとしてくる。1秒も見逃したくないくらい、綺麗な、夕日。日が沈むのを、黄昏ながら見届けて、今夜も薪ストーブに火を入れる。ストーブの上は、鍋2つに鉄瓶3つ。 時々、焼き芋。ゆうげのしたくに大活躍。いままで、あんなに苦手だった寒さが、待ち遠しくなる。秋の夜長、ゆらめく炎をながめていると、時間を忘れてしまう。薪のはぜる音を聞きながら、静かに夜がふける。・・・いいもんです。
2010.11.21
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ある日のお昼ごはん。 炊きたてホカホカつやぴかごはんの上に のっかってるのは、おかか と 海苔。 前日に、信州・安曇野のワサビ農場でかってきて、旦那がせっせとすりおろした生ワサビ。お醤油をさっとかけて、アツアツをかっこむ。ワサビの新鮮な香り&辛み&風味が、たまりません。夫婦ふたり、質素だけれど、充実の昼ごはん。新米は、それだけで、ごちそうです。9月、3歳児も、カマを握りしめて、稲刈り応援。おいしいごはんのために汗水流してがんばりました。この夏、おそろしいほどの酷暑でしたが…なんとか、美味しい新米が収穫できました。無農薬米は、昨年より食感もUPし、減農薬米は、収穫量こそ少なかったけど、甘さ&みずみずしさは、バッチリ。そんな我が家の新米が、なんと、国営放送デビューいたしました!NHK朝の連続テレビ小説『てっぱん』にてうちのお米を使っていただいてるのです。このドラマの料理監修と、フードコーディネートを担当してらっしゃるオカズデザインさんが、うちのお米を推薦してくださり、初音さんの食卓に並ぶことになったのです。瀧本美織さんと、富司純子さんのダブルヒロイン(だと私は思う)。前作の「ゲゲゲの女房」も、録画するほどハマりましたが、「てっぱん」も、ものすごくいい!!!富司純子さん演じるおばあちゃんが、‘いけず’で、最高にいい!!表情ひとつ、野菜を刻む指先ひとつに グッときて、朝から涙ぐんでしまうほど。初音さん(富司純子さん)の、ぶっきらぼうだけど深い言葉。小気味よく飛び交う大阪弁。あかりちゃん(瀧本美織さん)の、ひとなつっこく、心をひらく言葉。愛情あふれる家族の優しい広島弁。どちらも、とても耳に懐かしく、郷愁誘われまくりです。(わたくし、広島…それも尾道近くの出身なもので…)「かならず腹はへる。 かならず朝は来る。」…いいキャッチコピーでしょ。↑これは、香ばしい匂いにつられて吸い寄せられたお好み焼屋の店先にあった「てっぱん」ポスター。みなさま、お時間ありましたら、ぜひ、ご覧くださいな~。NHK総合で月~土曜の朝8:00~8:15に絶賛放送中! (再放送はお昼の0:45~1:00ですよ~。)BSなら、週末に一週間分まとめて再放送してまっせ~。朝のあわただしい時間帯ではありますが、オープニングの音楽とともに、息子が『てっぱん音頭』を踊りだすと、なんだか、ほんわか。いろんなことが、ぎゅっと詰まった15分のドラマ。毎朝、こんなに味わい深いドラマが見れるなんて、しかも、その映像の中の食卓で、うちのお米を食べてもらってるなんて、つくづく幸せだなぁ~。 と しみじみ。さぁ 今日も、初音さんのように、シャキッと背筋のばして、ごはんつくるぞー!
2010.11.11
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家、建っております。家づくりの進行状況、ここでお伝えするといっておきながら、はや数ヶ月…現場を随時レポートするつもりが…あわわ。四月に上棟して以来、現場では、毎日 トンカン トンカン 心地いい音が響いています。角度を変えてみると、こんな感じ。外壁は、深い緑色。 ガルバリウム鋼板。破風や軒裏は、桧。軒の深い、どっしり安定感のある、家。木造ですが、中は驚くほどワンルームなつくり。熟練の職人さんが、丁寧な手仕事で作業中。目の前で、どんどん家が出来てきています。旦那も、私も、3歳児も、興味津々。 おじゃまとは思いながらも、コソコソ現場に侵入。施工例を拝見して、ぜひに!と、お願いした大岩棟梁。ややこしい階段を、手刻みで 製作中です。ひとつひとつの作業が、するするっと魔法のように形になって…それが的確に積み重なって、組み合わさって、ピシッと空間になる。さすがです。菊池大工さんも、灼熱の2階で黙々と こまやかな作業をしてくださってる。こっそり現場を見学させてもらうと、仕事が、丁寧。 仕上がりが、綺麗。お二人とも、寡黙。 そして、やさしい。この家、一軒の ほとんどが、おふたりの手で作られて、ここまで来た。静かなのに、圧倒的な、ものすごい技術。おふたりに建てていただいた家に住めると思うと、それだけで安心する。さらに、協力メンバーも続々登場!想像以上に丁寧な基礎工事&棟上げまでしてくださった鳶職の只野さん長年の経験から、とっても素敵な提案をしてくださるタイル職人の大久保さん土間の洗い出し仕上げ(これがすごく綺麗!)や室内の漆喰塗り壁を仕上げてくださってる左官職人のカトリさん施主発案で、めんどくさいお願いばかりしてしまっても現場監督と楽しそうに喧嘩しながら^^施工法を考えてくださる電気工のハタさん炎天下、見事な連携プレーでキッチリ仕上げてくださった板金屋さんドアや家具の使い方までしっかり検討してから製作してくださる建具屋さんそして、ラスト1カ月、現場応援に来ていただいてるタカミ大工さん大工さんの技術を見習い中のワタナベくん建築現場って、もっとピリピリした空気かと思っていたけど、この現場は、来てくださる職人さんがみんな、とても人がいい。もちろん、腕もいい。仕事中は真剣な顔で近寄りがたいけど、一息つけば、みんな、ほがらか。こういう素晴らしい現場をみれるのは、気心のいい工務店さんにお願いした醍醐味かも。設計・現場監督の植田さんも、若い女性なのに、とても頼もしい。迷ったり、検討しすぎたり、細かいことばかり言う施主にもめげず、色々調べながら、提案を整理して、形にしてくださる。自分の考えやイメージが足らず、施工がはじまってから、あぁぁこうすればよかった…ここをケチるんじゃなかったぁぁぁ…もっと議論しとけばよかったぁぁぁ…と後悔する点もいろいろありましたが、まぁ、それも含めて「我が家」です。きっと、すっごくいい家になるはず。これだけ、すっごくいい人に恵まれてる現場だもの。私達にとっても、これからここで育つ息子にとっても、この家にたずさわってくださった方々の真剣な顔や仕事っぷりをまじかに見れたことは、貴重なこと。何十年も この家で 暮らす中で、何度となく想い出すはず。今は、片道1時間かけて現場を見に行くのが、欠かせない楽しみ。家のまわりは、ほぼ 田んぼ。窓から、庭から、綺麗な緑色が眺められます。天気がいいと、リビング、和室、さらにお風呂から、富士山が見えたりして、銭湯気分もたのしめそう。3歳児も、のびのび。 夏が終わる頃、いよいよ完成。 早く、この家で暮らしたいなぁ。。。 完成が待ち遠しい反面、終わってしまうと、もう、現場に職人さんが来てくれないと思うと淋しいなぁ。。。
2010.08.09
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?キッチンミノルここに載せたい楽しいイベントや出来事が、どんどんたまっているのですが更新がいっこうに進まず…トホホな7月です。会期中に掲載できず、大変遅ればせながらですが、御紹介させていただきますねー。7月10日前後、親しくさせていただいてる方の個展ラッシュでした。旦那と息子をひきつれ、地下鉄に乗って、いざ、表参道!ひさしぶりの都心散策。 しょっぱなから「ZAKKA」へ寄り道。 山口和宏さんの木皿に見とれるが、ぐぐぐっとガマン。まずは、うちの3歳児の天敵である、キッチンミノル氏の写真展「多摩川な人々」を目指す。会場は原宿の小道を入って、ROCKETというギャラリー。地図を片手に、ウロウロ。しか~し、そこに向かう途中に、原宿・瑞穂(豆大福が名物)を発見。 「あぁぁ~ また かぁちゃん寄り道してるよ」と、男どもは呆れ気味。小腹が空いたので、親子3人、路地裏でパクパク。モチモチ豆大福で、エネルギーチャージ完了!キョロキョロ探しながら歩いていると、まさかここ?と思う小道に、背の高いキッチンさんが立ってた。しばらくぶりの再会に、3歳児、警戒心まるだし。同名の写真集の発売を記念して開かれた写真展です。多摩川な人々価格:1,995円(税込、送料別)夕暮れ時。 多摩川の土手。 家路につく人々。 人が ゆるむ時刻。 なんだか、懐かしい光景。 そのスキマに す~っと入り込んでいって、一瞬を写真に残す、キッチンさんの不思議。その人の生活、毎日の習慣、一緒に写ってる人との関係…たわいないかもしれないけど、人を支えてる背景がにじみ出ている。じんわり 温度が伝わるような、いい写真。会場を撮って宣伝するつもりが、写真もヘボヘボでしかも会期終わってしまってから載せて…ほんと、すみませんっ! キッチンさん。その場で、陶芸家の五月女さんとバッタリ遭遇!実は、今日の最終目的地は、五月女さんの作品展だったのです。おまけに、次の目的地もいっしょだったので、歩いて移動。目指すは、手作り靴屋・うずらさんの個展「UZURA MANSION」今回も、DMを開いた途端、にやけてしまう^^。 面白い。表参道の裏道を抜けようとすると、なぜかいつも迷い込んでしまう小道があります。その小道で、通りかかる度に気になってた「Nalu Pu Loa Ohana」の1Fが、会場。小さな入り口から中を覗くと、うずらワールド全開!!!一番奥に、なんとも味のある 自作マンションが、建っておりました。そして、入り口横に、カワイイ乙女がいるな~と思ったら、その人こそ、秋田から応援に駆けつけた「石田珈琲店」のさとみさん!か、かわゆい。 まるで、妖精みたい。いつか、東北に旅して、飲んでみたいと思っていた石田珈琲を東京でいただける日がくるなんて。さらに、料理人・山本千織さんの美味しいお弁当まであったりして!次々と、顔見知りの方々がやってくる。うずらさんに会うと、みんな、しぜんに笑顔。ここは、靴の個展?いろんな人が訪れて、気づいたら住んでしまってる…素敵な同居人が溢れかえってる うずらマンション。店先には、いろんな椅子が用意されてて、それぞれ好きな席で石田珈琲店さんの珈琲を のんび~り味わう。運よく、山本さんのお弁当も、ギリギリ1個ゲット!道行く人を眺めながら、いっただきまーす。大盛況でなかなか「マンション」に近づけないけど、合間をみて、靴を試し履きしにウロウロゴソゴソ。やさしい人たちに囲まれて、こころも おなかも 満たされた3歳児は、気がつくと店先のこども椅子で…お扇子握ったまま、うたたね中。そこへ、ちょうどキッチンミノル氏が登場!?キッチンミノルで、贅沢にも^^撮ってもらっちゃいました~。いひひ~。冒頭写真、うちの家宝になるわ(笑)ありがとう! キッチン大先生!!!さて、やっとこさ 息子も寝オチしたことだし、落ち着いて靴を拝見。どの靴も素敵で、試しばきしながら迷う迷う。特に、新作の‘iori’という名のブーツは、足に吸いつくような履き心地の良さそして、歩いたとき、足の裏に感じる感覚に驚愕しました。おこづかい貯めて、いつか作ってもらうぞぉぉぉ!うずらさんの人柄そのものの、あまりに居心地いい個展で、かなり長い時間を過ごさせてもらい…夕暮れ時、散策しながら南青山の「PLAIN PEOPLE」へ。あの、かっちょいいプラダビルの並びです。 店構えも、品揃えも、超おっしゃれーーー!まずは、ガラスの外からガッツリ覗く。 不審な親子。「÷5」という作品展。陶、磁、硝子、木、金属。 5人の作家(五月女寛・大谷哲也・木下宝・富井貴志・成田理俊)が集まって、それぞれの世界をひろげる。「集まることは、分かちあうこと」…という言葉、響いてくる。宝さんのやわらかな硝子も、成田さんの鍛鉄も、大谷さんの白い皿も、たまらなく、美しい。 おもわず、触れたくなる。眼が喜ぶ。 そわそわする。 さんざん迷ったあげく、五月女さんの‘家’がモチーフの作品と、美しい碧色の陶板を選ぶ。家に飾って 朝夕めでるつもりが…すっかり3歳児の玩具になってしまってますが。。。他にも立ち寄りたい店は色々あったんだけど、宵街の路地裏散策を楽しんで、オープンカフェで晩御飯。 夏の夜、気持ちよく飲んだくれる。色んな人と話し、作品に触れて、刺激いっぱいの一日。やっぱり、たのしいなぁ。。。いい人が生み出す いい連鎖に恵まれて、私達も3歳児も、ものすごーーーく、しあわせだっ!みんな、これからも、どんどん がんばってーーー!!!応援してまっせーーー!!!!!うちも、田んぼのお世話がんばって、しっかりお米を育てるよー。
2010.07.19
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国立新美術館に行ってきました。お目当ては、『ルーシー・リー展』吉祥寺feveのダンディなオーナー・ターセンさんの日誌を読んでて、気づいたら、ギリギリ最終日! (東京で見逃した方は、8月7日(土)から9月26日(日)まで 益子陶芸美術館で開催されますよ~。 ゆっくり電車で、夏の益子旅もいいですね~。)ちょうど幼稚園の代休が月曜だったので、息子と旦那を引き連れ、友人を誘い、いざ乃木坂へ!朝10時半。友人を待ってる間に観ようと気軽に入った『オルセー美術館展』は、ものすごい混雑で…三歳児を抱っこしながら観るにはいささかキビシかったです(涙)でも、ゴッホの「星降る夜」は、しっかり眼に焼き付けてきました。実物は、絵自体が発光しているような美しさ。。。眼を閉じても、まだ残光…残響を感じます。息子は、モネの絵が気に入ったらしく、ブツブツ言いながら じ~っと凝視。絵の前を離れようとすると、「もっとみるの~!」と御立腹。ロビーに出て、緊張感がなくなった三歳児。 高級ソファーにゴロリ。あまりに人が多くて、ぐでぐでにノビています。そして、やっぱり、いってよかった! ルーシーリー。昨年、東京ミッドタウンの庭にひっそりとある21_21 DESIGN SIGHTという美術館(?)でも、ルーシー・リー うつわ U-Tsu-Wa展を観て、それはそれは、ぎゅっと詰まったとてもよい展示&空間で大満足だったのですが今回は、もっと間近に、にじりよって作品を観れた。繊細さ、美しさ、孤高に生きる凛々しさ一人の自立した女性が、その手で生み出した器。磨ぎ澄まされた、形。 生きている、色。 静かに、圧倒されました。数時間のうちに、内容の濃い展示を二つも観たせいか、なんだか宇宙の渦にのまれて、ぐるぐる目を回してるような感覚になってしまい…ここらで、いっぷく休憩&栄養補給を…ということで、美術館の中のレストラン「ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ」にてランチ。冒頭写真の右上のトコが、レストランです。地上3階。 なんか落っこちそうで、ドキドキする店構え。会場では、作品に夢中で友人を発見できず、ここでやっと合流。グリーンピースの冷製スープ・サーモンのリエット・豚肉のブレゼなど…軽めのコースでしたが、締めのクレーム・ブリュレまで、つつがなくおいしゅうございました。(でも、混んでるせいか、サービスが雑。これは、残念…。帰り道、大好きなミッドタウンに寄って、3階のTIME&STYLE ・ Sfera ・ wise wise toolsなどのギャラリーショップをざーっと見て、DEAN&DELUCAの‘ミントライムジュレップ’を飲んで「ムシムシ梅雨の季節に、ミントライム最高~。」なんて言ってたら、ちょうど一年前の同じ季節に、ここでルーシー展を観た後、同じメンバー(友人・息子・旦那)で、同じ物を飲んでたことを思い出した。季節がひとめぐりして、みんな変わらず元気で…なんだかしあわせで 笑ってしまう。貴重な時間。ばっちり充電できました。さぁ、また一週間、がんばるぞー!次は、7月。 三井記念美術館の「奈良の古寺と仏像」展行くぞ~。美術館鑑賞のあとは、もちろんビルの1階にある「千疋屋総本店 フルーツパーラー」で、お茶休憩。フルーツパフェに、フルーツサンド。 マンゴープリンに…うふふふふ。親子でうれしい、おたのしみデートコースです。
2010.06.22
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田んぼも一段落。久しぶりに ゆっくりできる日曜日。朝から、シーツや洗濯物を洗って干しまくります。あー きれいさっぱり いい気分!こんな日は、おいしいお茶を淹れて、のんびり味わいたい。鉄瓶で、お湯を沸かして、冷ましながら触れるだけで気持ちが丸くなり、使うほどに愛着の増す 額賀章夫さんの 錆粉引き&鉄釉急須を用意して、紙コップのようなデザインで、ホーローのような質感がユーモラスな中御門雅弘さんの粉引カップをそえる。時間と気持ちに余裕があるのを確認して、美しい手書き文字のラベルを剥がして、とっておき缶の蓋を、パカッと開けます。とっておき・・・は、オカズデザインさんからプレゼントしていただいた、フォトエッセイスト・椿野恵里子さんのお手製新茶。時間の粒子まで封じ込めたような美しい写真。なにげないのに、しみいるような言葉。 以前から、憧れをもって拝見していた作家さんです。カモシカで開かれた、椿野さん×オカズさんの魅力的なイベント『お茶の葉のあじ』 にてうちのお米を、椿野さんのお茶で作る 茶飯や新茶おにぎりに使っていただいたのです。ご実家の茶畑で、椿野さん自ら摘み取って、手もみして、焙じて、つくりだした お茶。香りも新鮮。ひとくち ふくむと…香ばしさの後、みずみずしい新緑の味がする。スッと背筋がのびるような…。ざっぶーん と 気持ちを洗ってくれるような味。 おまけに、寿命もすこしのびたような気がする^^。涼しくなるように、打ち水しておいしいお茶を じっくり淹れて、味わい洗濯物や 庭の新緑を 眺めながら縁側でボーっとすごすひととき。まるで おばあちゃんみたいだけど、こういう時間がしみじみしあわせ。おだやかな、日曜日。 いい時間を、ありがとう。 オカズさん。 椿野さん。大切に、いただきます。
2010.06.07
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この夕暮れ、田植えが終わって、心地いい脱力感の中で撮った一枚です。GW、我が家は 今年もガッツリ田植えウィークでした。毎年、このシーズンはハードすぎて記憶がぬけ落ち気味なのですが、今年は忘れられない日々になりました。なぜなら、ものすごいメンバーが、続々、応援にきてくださったから。まずは、もうすっかり田んぼ師範代になった『手作り靴屋 うずらチーム』(御夫妻+お父上)手さばき足さばきの感覚をつかむ早さ&柔軟さは、さすが職人さん!柳のようにしなやかな動きで、強風も ぬかるみも かわしながら、スイスイ進んでいきます。参加3年目になる うずら御夫妻には、一軍メンバー登録の証である「みのる君」(という田植え専用ゴム長靴)を贈呈しました(笑)来年もまた、夫婦みのるを携えて、出動してくださいね。どうぞ、よろしくお願いします!そして、特筆すべきは…昨年に続いて応援にきていただいたうずらさんのお父様のスピード&持久力!仕事を先読みして動いてくださる的確さには脱帽でした。そして、こちらも常連・・・超かかあ天下パワーで周囲を圧倒したあげく、人生初の田んぼドボンをやらかしたSE國分御夫妻不惑の年にして、嫁が大ドボン。 全身ドロだらけで、豪快に笑う嫁。 …お見事でした。さらに今回、初参戦の『drop around』さん。旅をして、デザインをして、また旅をする とっても素敵な2人組。dropさんのデザインした紙モノ、きっとみなさんも手に取ったことがあるはず。最初の動きでは、間違いなくドボンしてくれると期待していたのですが(笑)みるみるうちにコツをつかんで、夕暮れまで、たんたんと植える。。。眠っていたDNA…農家遺伝子が目覚めましたね。しかも、さすがグラフィックデザイナー。田植えのグリッドの美しさまで追求してらっしゃる姿には、昨年のオカズデザイン・ひでさんに通じるデザイン魂を感じましたよ。(ちなみに、オカズさんも参戦の意思表明はいただいてたのですが、直前のギックリ腰+超ハードスケジュールにて今年は欠席となりました。完治したら、また来年よろしくお願いしますね!)まだまだ 豪華ゲストは続きます。とっても美味しいと評判の『ごはん屋 ヒバリ』を営むセイコさん初田植えとは思えないほど、出だしから好調&ハイスピード。100mターンが終わっても涼しい顔してらっしゃるなんて!・・・ほんと、驚きました。基礎が出来てるというか、適応力が高いというのか・・・身も心もかろやかに、田植えの感触を楽しんでらっしゃいました。そして、ラストは『in-kyo』のご店主・中川ちえさん まで!ま、まさかほんとうに ちえさんが田んぼにいらっしゃるなんて~しかも、京都のオオヤさんの豆で、珈琲まで淹れてきてくださるなんて~!朝、お日様を浴びながら、外で味わう ちえさんの珈琲。なんという贅沢。。。どよーんと田植え疲れが溜まっていた体に、ばっちりエンジンかかりました!ありがとうございました~~~。ふりかえっても そわそわするほどの豪華メンバー。お米が結んでくれた御縁に感謝するばかりです(涙)みなさん、ほんとーーーに 人がいい。 やわらかくて、やさしい。 おだやかな笑顔。 そして、みんな、とびきりおしゃれ!バリバリ仕事してて、ただでさえ多忙なみなさんが、時間を割いて田植えを手伝いに来てくださるなんて。こんな素敵な人たちに応援してもらえて、一緒に時間をすごせて・・・ほんとうに、うれしくて泣けてしまう。田んぼ、ちゃんと続けてきてよかったぁ。。。みんな、最初はレジャーのつもりが・・・田んぼに足を踏み込んだ途端、スイッチが入って、猛烈に苗を植える。 全員、完全に、職人気質。田んぼの泥に足をとられても、それすら楽しんで。泥の温度や、感触の違いも、もらさず記憶して。小さな小さな苗を、ひたすら、手で植える。作ること、食べることへの意識がハッキリしている人は、やっぱりすごい。何気ない会話や、笑顔、すべてが鮮烈な記憶になりました。ほんとーーーうに、ありがとう。おかげで、例年より早く、綺麗に「さし苗」された田んぼになりました。みんなの気持ちがこもった手植えのおかげで、きっと、おいしいお米が育つはず。これからの季節、田んぼの中をぐるぐる歩き回っての雑草とりや モグラ穴つぶしなど、炎天下での地味な仕事が続きますが、苗がすくすく育って、おいしいお米を実らせてくれるために、手抜きせず、田んぼのお世話がんばらなくては!応援団の意気を感じて、3歳児も俄然、お手伝い頑張ってます。ハウスの中で育ててる苗にお水をあげたり…田植えした後の苗箱を水路で洗ったり…そして、憧れの田植え機にも「車掌さん」として乗車中。食べて、美味しいって言ってくれる人たちが、いろんな形で応援してくれる、こんなありがたい‘つながり’を、これからも続けていけるように。秋には、豊かに実った稲穂の波が風にそよぐ・・・美しい光景を楽しみに。また、田んぼにも 遊びに来てくださいな。とれたてのお米で、おむすびこしらえて、みんなで収穫を喜びながら たらふく食べる 新米祭りとかもしたいな~。
2010.05.12
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庭に、丸太の山が出現。まるで森林浴してるみたいな、いい香りが満ちてます。爆音とともにチェーンソーを振り回す父と、笑顔で斧を振りかぶる母を眺めながら…3歳児、ごきげんさんで 木・土・石と戯れています。公園の砂場レベルではないドロドロ汚れっぷりに、母はたじろぎつつも、コドモが夢中で遊ぶ姿は、ほほえましく。丸太の山を、新幹線やキッチンに見立て(妄想?)して、よじ登って運転したり、もぐりこんで料理したりしてる。オモチャがなくても、こうやって自分で遊びが作れるんだなぁ。。。さてさて、この状況は何かといいますと・・・家を建てる前から、すでに薪ストーブ用の薪集めにいそしんでいるのです。薪ストーブ用の薪は、1年以上乾燥させなくてはいけないそうで・・・ベストの水分量まで下げるには、屋外で2年くらい自然乾燥させるのがよいらしく。乾燥してない薪を燃やすと、煤がべっとり煙突にこびりついて、煙道火災を引き起こす危険があるそうな。こわやこわや。。。薪を買うと 驚くほど高いので、庭師さんから不用な木を分けてもらったり道ばたで伐採中の人を見かけると声をかけて木をもらったりして、軽トラで運んで、自分たちで玉切り&薪割りしています。めんどくさいだろうな~と思っていた作業ですが、薪割りの魅力に、旦那も私も見事どっぷりハマり、寸暇を惜しんで木を集め&割ってます。もう一冬分(2トン)は準備できた・・・はず?ちなみに、この薪棚は、旦那が作りました。 通気性がよく、頑丈で、なかないい出来です。都内の家では音が大きくて近隣にご迷惑なので、建築予定の田舎まで遠征して田んぼ仕事の合間に、薪割りしてます。もちろん、機械を使わず、すべて手割りで。そうなると、やっぱり道具バカの血が騒ぎ・・・薪割り道具に関しては飛ばし気味。最初は、家にあった古い和斧を使っていたのですが、もっと切れ味のよい斧が欲しくなり、徐々に旦那をそそのかして夫婦斧、揃えちゃいました。 ぐふふ。 さすが名斧と名高いグレンスフォシュ…気持ちいいほど、スパーンと、よく割れます。それだけでは足りず、ねじり楔(クサビ)まで。薪割りが趣味になって、変化がいくつか現れました。まず、偏頭痛&肩こりが消えた。集中するので、身体の‘芯’がハッキリ体感できて、とてもよい感じ。妊婦さんに薪割りを薦める助産院があるというけど、これは安産に効きそう!ついでに 女性特有の周期による体調不良も、驚くほど緩和されたし。生まれてからずっと、超インドア派の私なのに、最近は、薪割りしたくてウズウズ。旦那もソワソワ。薪割りハイになると、数時間ずっと薪割りし続けてしまい、翌朝、とんでもない筋肉痛がきますが…「迎え酒」 ならぬ 「迎え薪割り」 をすると、いとも簡単に解消するんです。 あら不思議。あと、くだらない夫婦喧嘩が減り、チームワークがよくなった。たまに、「旦那のバカヤローーー!」と叫びながら、斧を降りおろしている時もありますが…そういう一撃はたいていキレがよすぎたりして失敗します(笑)体質改善も 夫婦仲改善も、どちらも思いがけない産物ですが、田植え前にこの変化は、とてもありがたい。実際、薪ストーブの導入に関しては、憧れだけではクリアできないことばかり。手間はかかるし、メンテナンスは大変だし、予算オーバーだし、薪になる木を集めるのは大変だし、子どもには危険そうだし…一時は、蓄熱式暖房器具やファンヒーターに揺らぎましたが、めんどくさいこと全部ひっくるめて、やっぱりやろう!と決断。コドモといっしょに暮らせるのは、わずか十数年…それなら、今できるだけのことを、めいっぱいやろう!そんな想いで、準備から楽しんでます。ちなみに、家の中心に置く予定の薪ストーブは「Jotul F500」北欧ノルウェー生まれの‘ヨツール’というメーカーの大型薪ストーブです。最初はワム classic 4とかSCAN 63cbのストーブのような、シンプルなデザインのものを希望していたのですがシンプルなストーブでは天板のスペースが狭く、ケトルくらいしか置けず…う~む。。。(Jotul f500はクラシックなデザインで、かなり厳つい…)結局「天板の上に大鍋を置いて、ストーブの火でぐつぐつ煮込み料理がしたい!」という希望を優先しました。大きな炉の中で、手作りピザとか焼きたい。鶏の丸焼きとかローストビーフとか…ダイナミックなオーブン料理も楽しめるぞ~。ぐふふ。こどもと一緒に木を組んで 薪ストーブに火をおこしたり・・・冬の夜、ひとり静かに ストーブの火を眺めながらお酒飲んだり・・・友達よんで、宴会したり・・・ちょっと気が早いけど、今年の冬が 今から楽しみ^^。みなさん、遊びにきてね~。
2010.04.15
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春ですね~。田んぼの近くにある、菜の花畑も満開です。 前回、ここでお知らせした 「毎日せっせとお弁当」展 におはこびいただいた みなさま、ありがとうございました。『in-kyo』さんの棚に 並べていただいた うちのお米たち 今頃、みなさんのおうちの食卓で、炊きたてほわほわの湯気をあげているといいなぁ~。お買い上げいただいたお客様に 重ねて御礼申し上げます。こっそり覗いたら、『in-kyo』さんの展示スペースも大賑わい。アノニマスタジオのカフェスペースで開かれたなかやまちえさんの「春のお花見弁当」も大好評でした。中川ちえさんがご縁を結んでくださった、フードコーディネーターの なかやまちえさん。お弁当にうちのお米を使っていただいたので、ぜひ味わってみたかったのですが、お弁当の予約は早々に完売。どんなしつらえでみなさんが召し上がってらっしゃるのかが気になって、私も 田んぼをサボってお店に伺ったのですが…時すでに遅し・・・店頭販売予定のお総菜もデザートも完売でした。。。お花見桟敷もしつらえてあって、キッチンスペースから活気のある音がしてきて、とってもいい雰囲気。(3歳児が桜&店内の居心地よさに興奮しすぎてハシャぎまくり、写真は撮れず・・・ことごとく残念。)3歳児をなだめながら、店内をぐるり。完売御礼ののち、再入荷された オカズデザインさんの鶏味噌!(ごはんが止まらなくなる危険な美味しさです^^)そして、あんざい果樹園のお母さん作・大粒梅干し。(こちらも、ごはんがすすんで すすんで…誰か止めて~。)さらに、庄村米穀店さんの雑穀なども購入。ほんとは、宮下さんの漆弁当箱をオーダーしたかったのだけど、幼稚園児には贅沢すぎるし^^、旦那には小さすぎるし…むぅぅ~。自分用にする、うまい‘いいわけ’ができず、もうちょっと先のお楽しみに(苦笑)春から、新しい生活が始まったら、弁当作りを続けてみよっと。目指すは、「毎日せっせとお弁当」生活。なんせ、親子で片道1時間の田舎通学だからね。桜、満開。菜の花も、満開。ピクニック日和。菜の花畑で おすもうして、投げ飛ばされては ゴロゴロ転げて でんぐり返ししている3歳児。緑と黄色の香りにまみれて、しあわせそう。
2010.04.05
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下町・蔵前に『in-kyo』という、静かなたたずまいの店があります。アノニマスタジオの1階にある、器と生活道具の店。 「おいしい珈琲を淹れるために」「器と暮らす」「ものづきあい」など、何度もくりかえし読みたくなる本の著者・中川ちえさんが店主。 余談ですが、こちらの雑誌にも、ちえさん、載っていますよ。その「in-kyo」にて、桜の季節(今月下旬)に「毎日せっせとお弁当」展なる なんとも魅力的なイベントが開かれるそうな。うららかな春、何か新しい習慣を始めるのにちょうどいいタイミング。 ただでさえ慌ただしい朝に、早起きしてお弁当作るのは大変だけど、手作りお弁当の効果は絶大。お弁当の蓋をパカッとあけて、ひとくち食べると・・・仕事の緊張が、ときほぐされたり。家族が応援してくれてるってことを、じんわり感じたり。愛されてるな~って、密かにほくそ笑んだり。 なにより、安心して食べれる。気のせいかもしれないけど、栄養の吸収もいいような・・・(笑)おなかにやさしく、午後からもがんばるぞー!って気分にさせてくれるお弁当。できれば見た目も美しく。そういうのを作りたいなと、つねづね思っているのですが・・・我が家のお弁当は、相変わらず半透明タッパー5段重ね。1タッパーに1オカズ×5段。そして、おむすびのタッパーは蓋が閉まらないまま・・・という豪快すぎる‘男弁当’です。なんせ、田んぼで食べるお弁当は、見た目より、味より(?) 量が大事!だから。朝、お弁当作っただけで、一仕事済んだ気がするほど。写真の2歳児、夢中で おむすびにかぶりついております。あごに‘おべんと’つけて…ほんと、全力で、ごはん堪能中。この春からは、ムスコの幼稚園弁当も始まるし・・・ちょっと気合い入れて&お弁当づくりを楽しめるように、お気に入りのお弁当箱がほしいな~と思っていたところ。なんとも いいタイミングです。それでは、詳細をご紹介(↓下記はHPより抜粋)*毎日せっせとお弁当展*漆や曲げわっぱ、ホーロー素材のお弁当箱に加え、毎日のお弁当作りを手助けしてくれる楽しい道具や美味しい食材が揃います。期間中はin-kyo店主・中川ちえの「日々のお弁当」のミニ写真展示も致しますこの機会にぜひお弁当のある暮らし、はじめてみてはいかがでしょう?■お弁当箱やお弁当の道具たち・宮下智吉さんのお弁当箱/お重・F/styleのお弁当箱・すり漆小判合わせ弁当箱・篠竹文庫箱、お弁当箱・水筒、水筒ホルダー・キャンバスバッグ・ギンガムトート・抜き型や巻きす・竹べら■お弁当に入れたい食材たち・オカズデザインの鶏みそ、豚みそ・cimaiのパン(26日、27日)・山崎さんちのお米(玄米・白米)・庄村米穀店の雑穀と麦茶・禿鷹plusのイチゴ(27日、28日)・あんざい果樹園のジャムとジュース・あんざい久子さんの梅干し・itonowaのジンジャーシロップ など。●会場 アノニマ・スタジオ1階「ガレージ」●日時 3月26日(金)~31日(水) 11時~18時 *29日(月)はお休みまた27日は中山智恵さんが作るおいしいお弁当の販売もあります!詳細&ご予約はアノニマ・スタジオのHPをご覧くださいなんとも嬉しい、品揃え♪きっと、捜し求めてるお弁当箱に出逢えそう♪あれれ? すでにお気づきの方もいらっしゃるかも?そう、そーなんです。お弁当のオススメ食材ということで、うちのお米も置いていただくことになりました!あの素敵なお店の棚に、自分たちが世話して育てたお米が並ぶなんて・・・ほんと、夢のよう。いいことは、どこかで繋がっているもんですね。。。ありがたや。 みなさん、隅田川の桜見物&下町散策の際には、ぜひ「in-kyo」にお立ち寄りくださいな。ちえさんの たおやかな笑顔と言葉。 そして、ずっと大切に使い続けたい‘特別な お弁当箱’ に出逢えるはずですよ~。
2010.03.19
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大好きな東京から、ちょっくら田舎に引っ越すことになりました。15年くらい一緒に田んぼ仕事をしてきたおじさんの跡を、旦那が継ぐことになったのです。自分たちが田舎で暮らすのは、50歳くらいからだと思ってたので、かなりの急展開。出逢うヒトやモノゴト・・・刺激があって、活気の溢れる「東京」という街が、わたしは大好き。 田舎者ゆえ、その想いはかなり熱い。旦那は、先祖代々、東京生まれの東京育ち。屋形船までやってたんだから、生粋すぎる江戸っ子(のはず)家から出て、地下鉄に乗れば、どんな街にもすぐ行ける。 昼でも、夜でも、ひたすら 遊べる 魅力的な街ばかり。 観たいモノ、触れたいコト、逢いたいヒト、食べたいモノが、まだまだいっぱいある。 たぶん、果てしなく現れる。近い将来、こどもの学校を選ぶにも、選択肢が多いし。 そんなこんなで、田舎へ生活を移すのは、正直イヤだった。ぷすぷすぷす。 くすぶる気持ち。しぶしぶ その土地に行って、木を切ったり、ゴミを拾ったり、ちょこちょこ手入れする。すると、今まで気づいてなかったことに目が向いた。その のどかな土地には、似つかわしくない鉄塔がニョキっと立ってる。驚くほどたくさんの 桜の木が、大きな枝を広げている。知らない鳥が、色んな鳴き声でやってくる。そして、とても空が広い。夕日が、ものすごく、きれい。空に、夕日に、見とれた時から…ゆるやかに わだかまりも とけました。ここで、子育てしてみるか。と腹をくくった頃、話はさらに急展開し、ついに、ついに、こどものころからの夢が叶うことに。家を建てるのです。う~ うれしいっ。小さい頃から、オンボロハウスを転々としてきたので、家には、かなりのこだわりがある私。「道具バカ」にとって、考えること満載の「家づくり」とは最高の‘お題’なのです。建設予定地は、こちら。 見づらい写真で申し訳ないが、塀&柵のあるところまでが敷地。さすが、田舎。 かな~り広い。これなら、庭で野菜や果物育てたり、ヤギ飼ってチーズ作ったり…色々できるもんね。と、ポジティブに考えることにして。家については、いざ、希望を書きだすと、果てしなく…。倉庫みたいな箱がいい。なんて最初は思ってて。でも、やっぱり家族で住むんだから、ここで育つんだから、ぬくもりは大切。床でゴロゴロ、うたた寝したい。薪ストーブの前で、ゆらめく炎を眺めたい。なんだか愉しいなぁ~ と、ふとした瞬間に思う家で暮らしたい。家の底冷えは、みんなの機嫌が悪くなるからいやだ。エアコンも苦手。シックハウス症候群になったことがあるから、素材は大事。自然素材を、活かしたい。太陽光も、活かしたい。台所から、家族や庭が見渡せて。コドモがのびのび…家じゅう、走り回ってる。友達いっぱい招いて、宴会を開きたい。誰かが個室をほしがるまで、なるべく仕切らず。もちろん、耐震性や、断熱性能なんかも大事だし。まぁ、結局は、おおらかな気持ちで安心して住める家がいい。…あぁ なんて、あいまい(苦笑)家を建てるにあたって、最初は問題山積でした。ハウスメーカーや建築家に依頼することも考えたのですが、信頼できる施工技術と設計力のある工務店と、施主が直接話をしながら建てるのが一番明快!という結論に至りました。そこからまた…星の数ほどある工務店の中で、たった一社だけ信頼できる会社を選ぶなんて…途方もない話。しつこく、しぶとく探し、見て回り、聞いて回り、完成した家を見学し、納得して(というか直感で)工務店を選びました。それが『タケワキ住宅建設』です。昨年からプランを練って、三月吉日、やっと地鎮祭を行いました。希望をいっぱい詰め込んだ家は、意外とシンプル。注文の多い施主に応え、見事な答えを導き出してくれた、タケワキ住宅建設さんの設計力に脱帽です。国産の木材・漆喰・和紙・タイル・・・自然素材たっぷり + パッシブソーラーの家。そして、このブログのタイトルでもある「工作室」もできるのです!憧れの「薪ストーブ」も!う~ たのしみぃぃぃ~♪さぁ、これから始まる家づくり。ドキドキワクワクです。2歳児は、一足お先に、現場にて基礎工事に励んでおります。
2010.03.05
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2歳児の手をひいて、電車に乗り、あとは時間の許すかぎり・・・ひたすら散策。これぞ、ぷーたろう親子の醍醐味。上野の芸大横にある『国際こども図書館』なんて、最高です。あ、でも、「こども図書館」のことを語り始めると・・・好きすぎて長くなるので、今回は、ある土曜日の‘すぃ散歩’を。谷中・根津・千駄木あたりの下町の雰囲気が大好きです。地下鉄の駅から出て、谷中ぎんざへ。商店街を歩いて通り抜けた先に、「夕やけだんだん」と呼ばれる野良猫だらけの階段があります。この階段を登りきって振り向くと、とても綺麗な夕やけが眺められるので、「夕やけだんだん」・・・しゃれた名前でしょ。その、だんだんを登りきった場所に、いい店がオープンしました。籠にゴム長ざるバケツ、ほうき黒板杓子に束子。 暮らしの道具『谷中 松野屋』日本橋馬喰町で、籠などの道具&雑貨の卸問屋を営む松野屋さんが、全国を歩き回って選び抜いてきた生活道具たちが勢揃いです。まずは、ダンディなご主人に挨拶。そして、奥様にも挨拶。ここは、奥様がやってらした「ぬうこと・あむこと」の店『nuicoto(ぬいこと)』さんのリニューアルオープンなのです。いい感じに、ひらけたお店。お客さんがひきもきらず・・・見たいものがたくさんありすぎて目が泳ぐ。2歳児は、外の野良猫に夢中。また、夕方おじゃますることにして、坂道を降りてゆく途中・・・陶芸家の五月女寛さんとばったり遭遇!2月20~28日、塩山奈央さんのおうちアトリエ『まめわぞ』(かつて「sasulai」という古道具店&ギャラリーだった場所)で、五月女さんが陶展を開かれるそうで、DMをいただく。五月女寛 陶展 「いぬふぐり」(24・25日はお休みだそうです。あしからず。)個展会期中、‘塩山食堂’では、塩山さんのお料理もいただけるそうな。それは、いかなくちゃ! では、また!と挨拶して、お互い別の方面へ。そして、谷中ぎんざに来たら寄らずにいられない「肉のすずき」の和牛メンチカツを買う。TVにもよく取り上げられてて、すごい人気なので、いつもはかなり長い行列だけど、今日は5人くらいで買えた。ラッキー。揚げたて熱々コロッケにかぶりつきたいところを、ぐっとこらえて、いざっ 数件先の「越後屋本店」へ! そさくさと急ぐ。母の心を知ってか・・・2歳児も小走り(笑)土日限定・琥珀エビスの生ビールを買うのじゃ!ビールを注いでくれた酒屋のお兄さんが、こちらにどうぞ!とビールケース(椅子)も用意してくれる。2歳児には、牛乳のケース。ちょうどいい。まずは、2歳児と乾杯(彼は、ほうじ茶)して、グビリ。くーーーっっっ!うまいっ。美味すぎるっ!!!そして、アツアツをパクリ。薄い衣は、サックサク。中からはジューシーな肉汁がっ。うましっ!熱々メンチと生ビール。も~ 最高のコンビっ。世界はバラ色です。旦那や友達は今頃、仕事してんだろうなぁぁぁ…な~んて思いながら飲む 午後2時の生ビールの美味いことよ。あぁぁ 至福タイム。道行く人を眺め(忙しそうな人に睨まれながら)店先に座り込んで、熱々コロッケをつまみながら、子連れで飲む・・・これぞ、自由だぁ!!!Life is wonderful!!!ビールケースの上から見上げる世界の素晴らしさを噛みしめていたら、またまたバッタリ、五月女さんと遭遇!お互い、笑ってしまいました。路上ビールで、すっかり いい気分な私。2歳児にもサービスすべく、さらに下町を散策。おー 消防車はっけーん。歴史のありそうな…大きな樹木の茂ってる公園で遊ぶ。田舎ものの私が、東京にきて、1番幸せを感じるのは、こういう時間。 そして、こういう街。ほんとは、バリバリ仕事に燃える女になるつもりだったんだけどな~。人生、コロコロ転げてみないとわからないものです。はしゃいで、2歳児と走りすぎて酔いが回り、電車で帰るのがめんどくさくなったので、旦那を呼びだす。ココロ優しき旦那に感謝。夕暮れ時、夕やけだんだんからの眺めを楽しみに、もいちど松野屋に行く。松野屋のご主人が「夕暮れ時がいいよ~。」と言ってた理由がよくわかる。下町の夕日。 なんだかCMみたい。松野屋の隣には、「質屋・おぢさん」のネオン看板が…風情ありすぎ。昼間と変わらぬお客さんの多さに驚きつつ、店内を見る。旦那に子守りしてもらって、じっくり見る。そして、今回、松野屋で買ったのは、岩手産の竹カゴ。洗った皿を乾かすのです。皿の割れや欠けを防ぐには、このカゴがベスト。横にある、かつて益子のstarnetで買った、中くらいのカゴでは、大皿が干しきれなくなったため、大きいのを探していたところ。お手ごろ価格で、しかも松野屋で購入できて、よかった。あとは、散策につきあってくれた2歳児に、木のフォーク。 こころばかりですが(笑)2歳児も、春からは幼稚園。こうやって、ふっと思いついて、ふらりと都内を散策できなくなるのは寂しいですが・・・午後2時の路上 生ビール、いつか成人した息子といっしょに楽しめるといいなぁ。。。なーんて思いをめぐらす母であります。下町ふらふら散策は、小さな発見がいっぱい。街、店、人、看板、猫、犬、草、花、見上げた空、足元の小石…魅力的なことがあふれてて、やっぱりやめられません。
2010.02.19
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この小説をはじめて読んだ夜、眠れなかった。ぐいぐいと物語に引き込まれてしまい、止まらなくなった。こんな本は、ひさしぶりだった。そして、読んだ日から、ちょっっとだけ、何かが変わった気がする。なんなんだろう・・・あれは。そんな『食堂かたつむり』が東宝で映画になると聞いた時、驚いた。じわりじわりと人気が広がって、映画化につながったんだろう。主演は柴咲コウさん。おっぱい山の麓に住む住人は、豚のエルメスを筆頭!に余貴美子さん ブラザートムさん 三浦友和さん 江波杏子さん…あの物語の中から抜け出してきたような、小川糸さんの言葉にぴったりの面々。そして‘食堂’の要である料理の担当は、オカズデザインさん。こんなすてきなキャスト&スタッフで、あの物語が映像になるなんて。しあわせな連鎖だなぁ。そして、さらに幸運なことに・・・その映画の中で、うちのお米が、スクリーンデビューしたのです。映画完成試写会、ふわふわ&そわそわした気持ちで席に着いた。スクリーンの中で、ピッカピカに炊きあがったお米が、笑ってるように見えた。しあわせなお米だなぁ。そして、物語が終わり、音楽に浸りながら ほんわかした気持ちでエンドロールを見ていたら…「山崎さんちのお米」という名前を発見!!! おーーー。 すごーーーい。目眩がするほど暑い日も ひたすら草むしりして、台風が来たら神頼みして・・・コツコツお世話して育てたお米が、こうして、いろんな人に、場所に、出逢わせてくれる。なんだか、手の中が、ぼぉ~っとあたたかくなる感じ。米づくりを続けてきて、ほんとうによかったと思う瞬間です。 よい知らせは続くもので、映画の公開に先立って、「食堂かたつむりの料理」 という本が出版されました。小川糸さんとオカズデザインさんによるレシピ。1ページめくるたび、文字と料理の美しさにうっとりします。そして、小説の中の情景を思い出す。料理とともにトリップ。 瞬時に 小説の中の匂いに浸る。さらに、もう一冊。「豚ごはん」 という なんとも渋いタイトルの オカズさんの本も出版されました。手をかけ、心をかけ、時間をかけた おいしい豚料理の数々・・・ココロをこめてつくりたくなる、レシピ。 香ばしいにおいがして、おなかがぐぅ~っと鳴ってしまうような写真。オカズさんの手のうち&知識をこんなにおしげもなく披露してしまっていいのか・・・と思ってしまうほど、充実の内容。料理を本気で作りたくなる本。 ガツンときます。こうやって、真剣に食を愛する人や本に出会うと、いろんな刺激を受ける。‘食べることは生きること’って、確かだ。 そして、ふと 自分のとなりをみると…ちっちゃな手で、食べものをわしづかみして、夢中でむしゃむしゃ食べてる二歳児がいる。そう、こうやって、人は生きるんだな。私も、この子や旦那に、おいしいものを いっぱい作って、めいっぱい生きてもらうんだ。シンプルでいいから、たった一皿のなかに、生きる希望みたいなのが、ぎゅっと詰まった料理…そういう ‘ごちそう’ が、いつか作れるといいなぁ。
2010.01.25
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じゃーーーーん。 素敵な薪ストーブでしょ。窓のむこうに見える森も、いい感じ。外は、雪。この時、まだ11月初旬。パチパチはぜる薪の音も、心地よく…身体の芯から暖まります。この素敵なインテリア…我が家だったらいいのになぁ。。。こちらの御宅、私の大学時代の恩師・S先生の別荘です。20年も前に建てたとは思えないほどのセンスの良さ。 厳選された素材のよさが際立ってる、いい家です。大学を卒業して早10年…変わらず(というか学生時代よりもっと親しく)おつきあいさせていただき、ほんとうに ありがたい。S先生は、日本デザインの傑作『キッコーマン 醤油さし』などを生み出し、日本のインダストリアルデザインを開拓したデザイナーです。そして、奥様もまた、「クロワッサン」などの雑誌にも度々登場する鍋や台所のデザインで有名な先生なのです。近づくだけで、いまだに緊張する ビックカップルと一緒に旅行。考えただけでもドキドキしますが、今回は、先生にお誘いいただき、わたしの母まで広島からやってきました。東京から車で3時間の旅。到着した その場所には、しっかり雪が降ってました。美しい夕焼けに感動しながら散歩したり、雪だるま作ったり、二歳児も私達も、いつもと違う時間の流れを満喫。源泉かけ流しの温泉にゆったり浸かり、身も心もリラ~~~ックス♪夜は、おうちで、地元名物・川魚と旬菜のフルコース!めちゃくちゃ新鮮な鯉のあらい。身が甘く、コリコリしています。 もちろん匂いもクセもありません。二歳児もパクパク食べて、美味しさに大興奮。これまた、超新鮮な鮎の姿焼き。今まで食べた中で、最高に旨い鮎!苦味&香ばしさがたまらなく美味で、お酒がすすみました~。そしてさらに舞茸丸焼きや、川でとれた天然の鰻など、おいしいものづくしの宴は続き…真っ暗な森と、薪ストーブの炎を眺めながら…お酒をのみ 話しこみ夜はふけていったのでした。森林浴効果のおかげで、東京にいるときより眠りが深い。ぐっすり眠って、気持ちよく目覚めて、まず温泉につかる。朝、一番に、教授が淹れてくださった珈琲。おいしかったなぁ。。。心づくしのもてなしに、感謝するばかりです。自作の『温泉入浴ポイントカード(入会金・年会費 不要)』とともに、パチリ。源泉かけ流しの温泉が24時間アツアツなので(ものすごい贅沢だな~)滞在中、何度も入浴させていただきました。ポイントカードが満タンになったら、なにやら素敵な景品がもらえるみたいです^^ ぐふふ。お昼ごはんまでの間に、谷川岳・一の倉を散策。80歳近い先生と、2歳児が手をつないで歩く…いい光景。学生時代は怖れ多くて 話すのも緊張した先生と、今、こうして 自分のこどもが手をつないで話している。人と人、ほんとうに、不思議な縁を感じます。心づくしの もてなし。ふとした時の なにげない言葉。学校を卒業してからもなお、教わることがいっぱいあります。やっぱり‘せんせい’は すごい。人生の愉しみ方も、見事です。
2009.11.24
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ピーンと冷たい空気。 色づく樹々。 あたたかな陽射し。 秋の公園は、ほんとうに気持ちいい。色んな公園を散策するなかで見つけた、ささやかな愉しみがあります。二歳児を追いかけて、さんざん走り回ったあと…公園の近所にある、下町のとうふ屋さんで、できたてカップ豆乳を買って、公園でグイっと飲む。超濃厚。これが、めちゃくちゃ美味い。仕事のあとの生ビールに通じるものがあります。その姿は、カップ酒飲んでるおっさんのようでもあり…。味わいに感動しながら、グイっと飲みほして、チャージ完了!息切れする母を挑発する、ひたすらハイテンションなムスコ。ダウン着て走りまくると暑いのです。そんなわけで、昼食は11月なのに冷奴。とうふ屋さんで、豆乳といっしょに‘絹とうふ’を買う。絹とうふ 木綿とうふ って、ほんとにいい名前だなぁ。なんて、ぼんやり思いながら、自転車こいで帰る。ムスコは自転車の前カゴで うたたね。 のどかな 秋の日です。
2009.11.16
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綺麗な鎚目でしょ~。バカにつける薬はないといいますが…道具バカ、健在であります。鍋や笊に恋い焦がれて はるばる京都まで行ったのが去年の秋。三十三間堂の塀沿いに、ひっそりたたずむ店。職人さんの工房から カンカンカンと気持ちいい音が響いていて、お店には、ずらり・・・美しい鍋が並んでいました。鍛金という技法は、一枚の金属板を炎で熱して、トンカチで叩いてという作業を繰り返して、見事な曲線に打ち出し、成型するのです。大らかで綺麗な鎚目。 曲線。 カシメ。 金属の肌。とにかく美しい。。。ものすごい技術と 根気のいる作業が結晶した、美しい実用品。生活の中の‘道具’です。一年前は、興奮しすぎて選びきれず、翌日、新幹線乗る前に飛び込んだ有次で段付鍋をもとめたのですが…あれから300日ほど経ってみてもやっぱり、あきらめきれません。「そうだ、京都行こう症候群」(私的に年に一度は発症)が、くすぶったままです。『in-kyo』の本コーナーで、表紙に釘付けになった木工作家・三谷龍二さんの著書 『遠くの町と 手と しごと』 にwestside33寺地茂さんの鍋と人柄が書かれていて去年、お店でお会いした寺地さんのことを思い出しました。職人さんっぽい堅さ・難しさはなく、なんともいい感じの‘おっちゃん’だったなぁ。この人の手から、この美しい鎚目が生まれているのが納得できる…そんなあたたかな人柄の職人さん。よく手料理をごちそうしてくれる料理上手な友人への御礼品+ちゃっかり便乗して、自分のも一緒に‘京都生活’から名前入り(彫り)のアルミ行平鍋21cmをオーダー。あまりの使い心地の良さに…もう鍋がくたびれるほど毎日、愛用中。出汁をとったり、煮物をしたり、野菜の下茹でしたり使うたびに 手になじむと同時に、キリリと背筋が伸びるような緊張感があるのです。さて、今年もそろそろ終盤戦。田んぼやら、家のことやら、今年も一年がんばった ごほうびを旦那からいただけるというので リクエストしてみたら…ついに、ついに、大物が、我が台所にやってきてくれました!!!27cmの両手浅型鍋。しかも名前入り!蒸気抜きも素敵でしょ~♪(←やっぱりバカ)ちょうど、今年の鍋シーズンに突入したことだし。も~ じゃんじゃん料理しまっせ~!さらに、どさくさまぎれ(私の定番技…)に注文した念願の‘銅製・行平鍋’も!重くて、熱まわりが良くて、注ぎ口の水切れもすこぶる良くて、煮物とかしても、ほっくりほくほく最高です!!!アルミも、銅も、まず 使い始めは お米のとぎ汁と くず野菜でコトコト煮て、鍋肌に皮膜をつくると 鍋が長持ちしますよ。一ヶ月近く、鍋の美しさを鑑賞してから、さぁ、いよいよ使い始めるぞーーー!っと思ったら、銅鍋がない。ない。ない。ない。あわあわ慌てて探していたら・・・あーーー。先に ムスコが使ってました。 彼のキッチンで。「じゅ~じゅ~♪ じゃじゃーーー♪」とか言いながら鍋にプラスチック&木製のオモチャをほりこんで、料理中。うぁ~ 内側の錫引きが剥がれてしまう~~~ と、青ざめる私。うむむむむ。感覚を育てるには、本物の道具を使ってこそよ・・・と、ヒヤヒヤしながら二代目・道具バカの成長を見守っております。
2009.10.21
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田んぼ仕事の後、家に帰って、風呂入って、ごはんたべて、夜、浅草方面にお米の配達。配達のあと、ちょっと珈琲のみたいということで、夜遅くでも開いてる『合羽橋珈琲』にて、いっぷく。旦那の腕のなかで、ムスコは爆睡中。 しめしめ。私は、水出しのダッチ珈琲。 よく冷えてて、濃くて、酸味&苦味がちょうどいい。そして、柚子レアチーズケーキ。 ほろにが珈琲と、よくあう。旦那は、本日の(なんだっけ?)珈琲。そして、晩御飯を腹いっぱい食べていたにもかかわらず…厚切りトースト。お互い「だから君は太るのだ…」と文句いいあいながら、夜カフェを満喫。これからのことについて、作戦会議中。仕事のあと、家で話をしてると、必ず寝オチする旦那。 行き詰る嫁。こうやって 落ち着く喫茶店で話をしたりする…と、ふだん聞けない いい意見が出てきたりするのです。こういうのも、必要な時間。来年、我が家は すこしだけ田舎に引っ越します。
2009.09.28
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しっかり実って、収穫の時期になりました。現在、稲刈りラストスパート中です。今年も、すんごく美味しいお米がとれました!新米の味を確かめて、ほっとしています。うちのお米は、今までも極めて低農薬でその分 ひたすら手をかけて育ててましたが、今年は さらに、無農薬&無肥料などの農法も試してみました。すんごいハードでしたが、やってよかった。いろんな意味で、実りの多い数カ月でした。働くクルマだいすき2歳児、コンバインに乗りたくてたまりません。旦那の膝の上に座り、ハンドル握って、運転教習中です。ちいさな体で感じる、轟音&振動に 大興奮。田んぼのあぜ道で「お手伝いしたいのぉぉ~~~」と叫びながらカマを握りしめて、ザクザク稲を刈りとったり、機械操作の助手したり初体験の稲刈りを めいっぱい楽しんでいる2歳児。きれいに刈り取った後の田んぼを お散歩。満足気な表情。ぷよぷよ2歳児、田んぼで学び、鍛えられています。すごいなー。春先にもここで書いてましたが 今年は我が家にとって変化の時でした。考え、迷った、怒涛の月日が過ぎ…やっと結論が出てきました。これからも、おいしいお米を作る。作りつづけるために こつこつがんばる。みんな なかよく。意外と どれも むずかしいんだけど… ねぇ。
2009.09.19
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東京・世田谷区桜に、また一軒、いいお店が生まれました。二子玉川の「KOHORO」を立ち上げた恵藤さんが、古い日本家屋に手を入れて 器や生活道具を扱う『 夏椿 』というお店を開いたと、美しい葉書で知ったのです。それが数ヶ月前のこと。最初に訪れたのは、たしか五月。しとしと雨が降る日で、急に田んぼ仕事が休みになったので、ふらりと行ってみたのでした。引き戸にかかる真っ白な麻のれんをくぐって 一歩踏み入れた瞬間そこが、特別な場所だと感じる。 さりげなく 生けられた夏椿の花が、ものすごく美しい。ひとつひとつ、みる。生活の中で使われている様を想像しながら。器や草履、箒に布物…恵藤さんの眼で選ばれた‘用の美’たち。そして、広いお庭を眺めながら、縁側に座る。雨に濡れた新緑が、目にも気持ちいい。うすはりグラスで、冷たいお茶をいただく。ひとくち。口の中で 爽やかな香りが広がり、騒がしい頭の中も、静まります。2歳児も、縁側に座って、鉢の中のメダカを観察中。時間が、ゆっくり流れます。そんな風に、ゆる~っとほぐれる・・・貴重な場所。そして、六月。加賀で作陶されている安斎新・厚子さん御夫妻の個展が開かれる。しかも、初日には‘オカズデザイン’さんのお料理がいただけるというので友人K夫妻を誘って、またおじゃましてきました。さすが。 いつもながら 圧倒される、美しさ。トビウオの‘柿の葉寿司’と 昆布出汁の椀物。 香の物。目に映るまま…すぅーっと響く美味しさでした。そして おやつは、水出し加賀棒茶とわらび餅。じんわり、おいしい。しあわせな休日を、しみじみ味わいました。これは ある日の 我が家のおやつ。安斎さん作‘薄く淡い水色&水泡’の青磁湯呑。 そして、六角白小皿。冷煎茶と、塩ビスケット&米粉抹茶サブレ(byババグーリ)。(上から二枚目写真の)白い器と、こちらの 水泡の器。口当たりが、薄く なめらかで、この季節にピッタリです。初めてお会いする安斎ご夫妻も、作ってらっしゃる器そのままのやわらかな雰囲気で(うちの暴れ2歳児と糸紡ぎなどして遊んでくださったりして)また一層、器に愛着がわきました。やっぱり、いいものは、いいひとがつくっているんだなぁ。あぁぁ こうしてますます…お茶の時間が愉しくなってしまう。現実逃避の‘いっぷくタイム’が長引いてしまう…悪い癖です。
2009.08.12
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法隆寺宝物館と初めて遭遇し、突進する2歳児。田植え日記以来、すっかりごぶさたしておりました。ほんと、バタバタのゴタゴタでクタクタな日々です。いや~ 気づいたら も~ 真夏ですねぇ。。。炎天下、旦那は田んぼに草むしり&モグラ穴つぶしに通っています。お米の花も咲いて、順調に育っていますよ~。 台風くるなよ~。私は、2歳4ヶ月・暴れ盛り男子のあふれる体力をどう発散させるか毎日あたまを悩ませています。(悩むふりして自分も楽しんでいるのですが^^)先日は、どこへ行くか決まらないまま車にのって出発。私の運転は かなりおっかないらしく、2歳児はとても静かに助手席に座っています。着いたところは、上野公園。二人で‘東京国立博物館’へ行ってきました。第62回式年遷宮記念 特別展「伊勢神宮と神々の美術」 が観たかったのですが、2歳児がどれくらい落ち着いて美術鑑賞できるか予測不能だったので、まずは、“法隆寺・宝物館”の常設展へ。観音さまが、ずらり。(宝物館は室内写真OKなんですよ)この宝物館、一人暮らしの頃から、とっても好きな場所です。美しい仏さまが整然と鎮座し、一体ずつ美しく照らし出す照明。無限に続く曼荼羅のようで、幻想的な空間です。(写真では上手く伝えられなくて残念っ)無心に見惚れる時もあり、ぼーっと考え事する時もあり。。。平日の昼間なら、貸切気分になれるくらい すいてます。よどみがなく静かな空間。 何時間でも浸っていたい雰囲気。暗い室内に、ずらり鎮座なさる観音様に 2歳児はビビるかと思いきや、「な~む~」と手を合わせたり「かあちゃん、どのホトケさん好き?」と聞いてきたり…なかなか いい反応でした。緊張感のある展示室から外へ出て、たそがれ中。宝物館の展示室は全て観ることができ、中にあるオークラのレストランでランチもできたし、やるじゃん! 落ち着いて一人前にデートできるじゃん! ムスコよ。さらに本館も観ようとしたら、「おそといこーよー!」とのお声が。外でヨーイドン(かけっこ)したくなったらしく…しぶしぶ撤退。それからは、あきれるほど上野公園を走り回ってました。それで体力を使い果たしたかと思いきや…昼寝したらすぐに復活。その充電機能を 少しでいいから母ちゃんに分けてほしいわぁ。。。充電完了後、「祭りいこー!」とタコ踊りする2歳児。 青ざめる私。旦那は花火の水上警備の仕事でいないので、小雨降る中足立の花火大会を見に、チャリンコをガシガシこいで遠征しました。2歳児、これまた 超ゴキゲン。一発ごとに 「どーーーん!」 「たまやぁぁぁーーー!」と叫んで大興奮。夏は やっぱり花火だよね。 夜遊びだよね。ふ~ 母も 大満足の1日でした。これで やっと寝てくれるだろうと思いきや…その後もハイテンションなまま 夜中まで寝ない蓄電式2歳児…(涙)随所に衰えを感じる32歳児の母ちゃんは、も~ ヘトヘトですわぁ。
2009.08.06
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籾から育てた苗に「なえちゃ~ん」と声をかけながら水まきする ベビ蔵。日々バタバタしてる間に、2歳になりました。 しばらくごぶさたしておりました。イロイロありまして、なかなかブログ更新できず すみませんっ。今年は、本当に変化の年。 今更ながら実感しております。 それでも 相変わらずよく食べ、よく笑い、元気に暮らしております。さてさて、我が家の本業、田んぼの季節が到来です。3月下旬から準備をして、いよいよGW突入! 茨城の田んぼで田植えがスタートしました。今年は、素晴らしい友達が多数 応援にかけつけてくださり、密かにウキウキ。体力が尽きる後半まで テンションも下がることなく、ほんとうに 楽し~~~い田植えができました。。。驚くほどストイックに&美しく刺し苗してくださった‘オカズデザイン’さん。さすがデザインチーム…機動力がよく、田んぼまでも仕上がりが美しく…お見事でした。あの後、デイアフターツモローな筋肉痛は、大丈夫だったでしょうか。。。驚異の集中力で、刺し苗&赤玉取りの作業をしてくださった ‘手作り靴屋・うずら’さん。昨年に続きメンバー増員しての参加で、大助かりでした。ハードな農作業を楽しんでいただけて、こちらこそ嬉しかったです。そして、日光に長時間当たることすら久しぶりなのに、ものすごい持久力&破壊力で^^2日続けて活躍してくださったM&H夫妻。SE&アパレルプランナーという普段の仕事とは全く違う炎天下の作業も、笑顔で愉しんでくれて、ありがとう!お肉屋さんのHさん、役者志望のSくんも 度々出動してくださりあふれるパワーを活かしての肉体労働 ぜひ、またお願いします!みなさん、朝早く&わざわざ遠くから駆けつけていただき、暑い中、ひたすら田んぼ仕事に夢中になってくださり、大感謝です。そして、嬉しいことに、後半の埼玉での田植えにも応援に来てくれるなんてほんと、ありがたいことです。 どうぞ、よろしくお願いします!「大変だけど、お米作りを続けてきて、ほんとうによかった。。。こんな素敵な人達に出会えて… 私たちは ほんとうに幸せものだな~。。。」 と、田んぼからの帰り道、しみじみ旦那と話しました。さて、写真は 田んぼ仕事のあと 農機具小屋で休憩しているベビ蔵です。みんなと同じく、イヤイヤ期を経て、自我がしっかりしてきた2歳児。最近では、自分で考え、ちゃんと話し、意思表示をするようになりました。彼 独自の思考がみえてきて、ほんとうに面白い。できることなら、24時間観察&録画していたいくらい。むふふ。水元神社の手拭いで ほっかむりして、なんだか田舎のおばちゃんっぽいですね。暑いハウス仕事の後の いっぷくタイム。 ふ~。今までは、熱中症を恐れて あまり田んぼに連れて行ってませんでしたが、ウィルス性の胃腸炎で、長らく自宅でのお留守番を頑張っごほうびはなにがいい?と聞いたら「田んぼいくー!」というので、一緒にお仕事してみました。高速にのって、いざ田んぼへ。早朝からウキウキわくわく 超ハイテンションのベビ蔵。トラクターや田植え機に乗ったり、水まきしたり、ハウスで暴れたり、砂利道でコケたり、自分の道具が用水路に流されて号泣したりしながら^^「自分の仕事だ」って感じで、どれも責任感ある顔して頑張ってました。1歳半くらいから「お父ちゃんの仕事は?」と聞くと 自慢げに「おこめー」と答えていたベビ蔵。その子が、今、とても楽しげに田んぼを走り回り、仕事を手伝ってくれている。1分1秒…多くのことを吸収して、成長しているのですねぇ。 こどもって生きものは、ほんとうにスゴイなぁ。彼の 人を射抜くような まっすぐな瞳を曇らせないよう…チチとハハは がんばらなくては。今年も、手間をおしまず、お米、育てます。
2009.05.06
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ここのところ、いろいろと 変化がおきてまして…気持ちも 身辺も ざわざわ。。。こんな時期は、出歩いてもヘマばかりするので 家にいます。ぽっかぽかで お天気の良い日は玄関先で ひたすら靴磨き。自分の靴。 サービスで、旦那の靴も キュッキュ。はずかしながらおそろい(両者とも譲らなかったので)‘forest’の靴。足を測って製作してもらったので、うっとりするほど履き心地がよく愛用しすぎて 靴も ちょっとくたびれてきてたから。お手入れは大事だよ、ね。ブラシで汚れを落として、オイルで革をきれいにして、ケアするクリームをぬりこむ。この‘TAPIR(タピール)’の革ケアグッズ↑↓石油系の材料を一切合成してなくって、ミツロウ、ホホバオイル、オレンジオイルなど、天然成分のみで出来ています。革ケア用品で、これだけのこだわりは、なかなかない。オレンジオイルの爽やかな香りが、ふわ~っと漂うので面倒な靴磨きも、とってもイイ気分で作業できます。ちなみに、柔らかい革のカバンを手入れするのにも、TAPIR使ってます。仕上げは、手で包みこんで革を温めながら、クリームを浸透させれば、しっとりつやつや。またぐんと味わいを増した靴や鞄になって、気分も晴れ晴れ。しとしと冷たい 雨の日は・・・ベビ蔵と一緒にクッキーなんぞ作ってみる。どうやって作ろうかぁ…と相談したら、ベビ愛読書の「しろくまちゃんのほっとけーき」を持ってきて、かぁーちゃん(私)に渡し、じゅーじゅー焼くページを熱烈アピール。 ベビ蔵よ、ケーキとクッキーは ちと違うのよ。材料は、全粒粉・きび糖・オリーブオイル・塩・卵+レーズンだけのシンプルなクッキー。ゴマとかクルミも入れればよかったなぁ。粉を混ぜる段階で、ベビ蔵は大興奮。ふがふが言いながら、生地をまぜまぜしております。そして、案の定、机の上に粉をぶちまけた。 あーーー。 いちいち大騒ぎするベビ蔵。 おままごとみたいで楽しいなぁ♪で、生地を寝かせて、焼き上がったら・・・予想以上に カッチカチにカタい。 うはは。1歳児の前歯、折れやしないかと心配したけど、大変お気に召したようで ひたすらボリボリ。やっぱり自分で作るとおいしいのね。お菓子づくりなんて キャラじゃない私。高校時代のバレンタインデー、好きな人に 「手作りチョコクッキー と 胃薬」 を渡した苦い想い出が…蘇ってきました。そういえば、あの時のチョコクッキーも超カッチカチだったなぁ。 あぁぁ にがい。と、感慨に耽っていたら・・・ドロボー発見!前歯 折らないように、ゆっくり食べてね。晩ごはん食べれなくなるから、ほどほどにね。雨で外遊びできなくたって 親子2人 たのしい おやつ時間でした。日常の中で、ささやかなことを ちゃんとしてみる。そういう積み重ねって、きっと 気持ちを晴れやかにしてくれるんだろうな。そして、自然に 身体も 身の回りの環境も、いい方向に変化していくといいな。 ゆっくり。 じんわり。
2009.02.24
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1月、お正月明けの寒い日、西荻窪の街を まるごと一日散策してきました。散歩でもして身体をあたためるぞー! 正月太りの脂肪を燃焼させっぞー!ってことで、旦那&ベビ蔵も強制連行。(今回もアホみたいに長いので、おヒマな時に読んでくださいね。)まずは、古道具屋「recit」店名の「recit(レシ)」とはフランス語で"物語"という意味だそう。古い道具たちが、それぞれの"物語"をささやきあうような ひっそり静かな店内。低く流れる音楽、ストーブの音、なんともいえない濃密な空気が漂っています。開いてある本の1ページ、その上に置いてある虫眼鏡。 見知らぬ国の言葉で、その物語を囁く声がきこえてきそう…。こちらのお店にはホームページはないようなので、ALL aboutの記事をどうぞ↓『西荻窪・recit 物語が始まる部屋』余談ですが、recitさんがくらすことの店とコラボしたnet shopもあります。それから、「ブリキ星」さらに、西荻にきたら必ず寄る「魯山」いつ来ても、背筋の伸びる店です。裏道に入って、「無相創」へ。 (下北沢に移転なさるそうでお店は閉ってました。むー残念っ。)インドカレーの店で軽くランチしてから、また歩く。そして、やっと見つけた 謎のドアを開けて…ずっと訪れてみたかった、食と道具の店 364お店の中の様子はこちらへ→364 普段使いの食と道具の店んー もう とにかく素晴らしかった!!!豆やお酢、鰹節など、厳選された食材。銅鍋、土鍋、おろしやすり鉢、器などの道具。ひとつひとつ、とてもいい間合いで そっけなく置かれている。一階は土間、二階は座敷。古くて小さな家の中に おいしいをつくるものが満ちています。雑誌やHPでは伝わりきらない空気感 空間。ぜひ、また訪れたい店。食に関する道具をひとつ、オーダーしました。 できあがるまで一ヵ月。 う~愉しみっ。風がちょっと冷たくなってきて、そろそろ おやつの時間。道に迷いながら さらに小道に入って、偶然 旦那が見つけた 「えんツコ堂 製パン」というパン屋&カフェ珈琲と シフォンケーキで ちょいと休憩。ご夫婦だけでやってらっしゃる隠れた人気店。とても静かな いい時間が過ごせました。さらに、友達のアキさんが個展をやってらっしゃったFALLへ。パッチワークという新作の器が、とっても魅力的。それから三月の羊へ。(ちょうどお休みでした)さらにさらに 道に迷いながら ぶらぶら。ウィンナー&ハム専門店などをのぞいて、いよいよ晩御飯の時間。やっと予約がとれて楽しみにしていた『たべごと屋 のらぼう』に。路地裏にある、小さなお店。御主人の明峯さん&スタッフのみなさんが笑顔で迎えてくださる。明峯さん、飄々とした、なんともいい雰囲気。この人がつくる料理は、ぜったい美味しいだろうな、と確信できる物腰&手をしてらっしゃいます。すべてを詳細に語りたいくらい美味しかったのだけど、文字制限にひっかかるし、そんなに美食語彙を持たないので、ざっくりご紹介。くいしんぼさんには、写真だけでも、きっと伝わりますよね?お味はもちろんのこと、器や草花のあしらいまで…本当に素晴らしかったです。今、想い出しても うっとりしてしまうほど。。。まずは、つきだし柿と春菊の白和え (干し柿も入っていて、超濃厚。ベビ蔵もおかわりをせがむほど)野菜マリネ(ゴボウが特によい!)鯛の湯引き (美しい。美味しい。 お皿の底にはメガネの藍絵が…ツボでした)ゆり根と椎茸と銀杏のかぶら蒸し (冬の寒さが味を引き立ててくれる、あつあつの一品)名物のサラダ (美味すぎて、黙々と食べてしまった。)牡蛎とゴボウの炊き込み御飯 (香ばしい冬のごちそう)んもぅ どれも美味しすぎて言葉を失うほど。お料理はキリリと緊張感がありますが、店内は 適度にゆる~い雰囲気なので、チビ連れでもゆったり食事を愉しむ事ができました。 ありがたや。鮮度の良い食材が 丁寧に料理されている、いい店。絶妙のあんばいっていうのを、ひと皿ごとに実感しました。「のらぼう」は、季節ごとに訪れたい店。もうちょっと近所だったら、毎月でもいいなぁ^^♪1日でこれだけのハードコースをぐるぐる散策…どーでもいいことを話しながら、歩く・迷う・歩くあ~ 心底 愉しかった。。。一緒に楽しんでくれた旦那&ベビ蔵よ、ごくろう!また、行きたいぞ 西荻! ていうか、住みたい!
2009.02.07
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下町・浅草近辺で、最近お気に入りの『夕暮れコース』があります。その中で、お茶したり、ぼーっとしたりに最高な店を見つけました。去年秋の開店から 何度も訪れたのですが、いつ行ってもおいしく行くたびに居心地がよくなるお店なので、ここに書いておきます。 料理道具専門店街の合羽橋。 その裏道にひっそりと店を構えた 『itonowa』不思議な この扉を、そーっと開けると・・・こっくり濃厚チーズケーキや・・・(この日は柚子チーズケーキと橙チーズケーキ。 無言になるほど美味。 ちなみに器はすべてイイホシユミコさん作の磁器。)夢のようにふわふわで うっとりしてしまうロールケーキや・・・じっくりたのしむ珈琲や ほうじミルク冒頭写真の 焼きたて さっくりほろほろスコーンなど・・・どれもシンプルで、ほっぺがとろけるほどおいしい品々を、ゆっくり味わう至福の時間とセスジがのびるけど、ココロはゆるめる 不思議な空間が待っているのです。そして、次は、蔵前にある 『in-kyo』こちら↑の本の著者である、中川ちえさんのお店。アノニマスタジオの1階にあって、入るのにちょっと緊張しますが^^いつもお店番をなさってるちえさんの凛と咲く花のような笑顔に迎えられてほっと気持がほぐれる いいお店です。静かな店内、ひっそりと佇む 銀のポット。美しい器。布もの。蜜蝋キャンドル。森彦さんの珈琲豆。時には、あんざい果樹園の果物や、ジャム、cimaiさんのパンなども並んでいます。 ちえさんの 眼で 手で 厳選された道具たちは まるで美術品のよう。訪れるたび、なにかヒントがあって、いつもわくわくさせられっぱなしのお店。(店内写真はこちらをごらんあれ。)それから、おかず横丁そばの 『SyuRo』ここもまた、いい店構え。鉄枠の重い硝子戸をガラガラ開ける。なにげなく古い道具が置いてあるかと思えば、自分たちでデザインし、地元の職人&工場の方たちと協力して製作している商品もあったりして、とても魅力的。布&革モノはお店の中にあるアトリエでトコトコ縫ってたりする。 防水テントの切れ端で作ったボーダーバックや、ブリキの丸缶や角缶(こちらのblogをごらんくださいな♪)など、個人的にも超ツボです。(店内の雰囲気がわかりやすいので、こちらもどうぞ。 美しい写真&的確な言葉で綴られた江沢さんナビのALL aboutさまさまです^^)そっと明かりが灯る夕暮れ時、どの店も ぐっと表情を増します。 店の佇まいが、それぞれの店の女店主の想いを反映してて、格別に美しい。ふっと時間があくと、ふらりと立ち寄りたくなる いい店。 みっつ。もし、通りがかったら、その扉をぐぐぃっと開けて 一歩入ってみてくださいな。 きっと いい時間がすごせますよ。
2009.01.17
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獅子舞です。口に手を入れると、手を噛み、御囃子の音が大音量で鳴り響き、アゴをガクガク&鈴をシャンシャン鳴らしながら踊り狂います。たいていのこどもは、ビビり、あとずさり、泣きます。それすらも、なんかお正月っぽくて おめでたい。(中をめくって見ると、ブーツをはいてるダンシングサンタ。さすが時期モノ…素晴らしい変身っぷり。)にぎやかな お正月、おわっちゃったなぁ・・・。親戚の家に 新年の挨拶に行ったら豪華くいだおれ新年会の〆に こんなシャレたケーキ↓登場。門松ですね。 抹茶&あんこ味の。忙しい中でも、わざわざこういうのを仕込む その心意気。人を喜ばすための作意。 見習いたい。わたくし、今年は、脱・厄年!!!脱いで脱いで脱ぎすてて 生まれ変わるぞ~~~。 去年、本厄でおとなしくしてたぶん、今年は動くぞ~。電動獅子舞のように 激しく(笑)みなみなさま、今年も ひとつ よしなに。あきれつつ、なかよくしてね。
2009.01.05
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いよいよ大晦日。せわしない時間のあとの、うら寂しいような この感じ。いいもんですなぁ。。。お正月用の煮物&角煮もこしらえたし、買出しも完了。大掃除も ほどほどにすんだ(ことにしよう)。一年、 いろいろあったけど、モヤモヤはキレイさっぱり水に流して明日の朝には スッキリぴかぴか新品な気持ちで おせちの蓋をパカッと開けて、お雑煮でも作ろう。この へぼへぼブログに ふらりと立ち寄ってくださったみなさま、今年も一年、おつきあいいただき ありがとうございました。今年は 更新回数は少ないくせに やたら長編日記が多かったので、来年は 文章をもっと短く、端的にして、更新回数を増やすよう心がけたいと思います。あと、お返事も、恐ろしくゆっくりペースですが、のんびりおつきあいを深めていければな…と思っています。さてさて、今年最後の写真は・・・なんでしょう?おやつに‘きなこぼうろ’を皿に出して、ベビ蔵に渡したらそぉーっと 大事そうに両手で皿を持って、別の部屋にトコトコ。ストーブの前に座り込んで 私に背中を向けてコソコソなんかやってるな~ と思って 後でこっそり見に行ったら、「トミカ建設」のダンプ(全長4cm)の荷台に、ギッシリぼうろがぁぁぁぁぁぁ。。。 ベビ蔵、何を思ってコソコソ仕込んでいたのやら・・・。今シーズン、ベビ蔵は公園や玩具よりも「工事現場見学」に夢中でダンプやブルドーザーが三度の飯より大好物。朝起きた瞬間から「かぁちゃーん げんばー げんばー(に連れてけ)」と大声をあげてリクエスト。この‘きなこぼうろ過積載ダンプ’は、どこの現場に行くの???コドモの成長は、日々めざましく、とても面白い。一瞬でも 見逃したくないほど、愛おしい。コドモって、いつでもパワー全開。 そして自己チュー。 ・・・まぁ それは わたしもだけど(笑)手もかかるし、目もかけなくちゃいけない。めんどくさいことも朝から晩まで いっぱいある。それでも、また、新しい一年も わたしはこの子との日々を、心の底からいつくしんで、日々を重ねたい。晴れの日も、雨の日も、できるだけ 笑顔で。思い煩うことのない、健やかな身体で。家族みんな、なかよく。ではでは、みなさま、どうぞ、よいお年を!30分後にやってくる新しい年も みなさまにとって幸多き一年となりますように^^♪
2008.12.31
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なかなか気ぜわしい年末、ブログ更新も時たま…なんですが、以前の日記で 西へ旅した途中で訪れたよい店をお知らせすると言っていたので、まずは少しだけ。 京都編はまた恐ろしく長編になってしまいそうなので、後日で…すんません。まずは、冒頭写真。くいしんぼ友達の‘tama-gonさん’とデートした時に教えてもらったパン屋さん。いい店教えてくれてありがとう! tama-gonさん!『gulamour pain』(グラマー・ペイン) 広島県福山市西深津町2-1-21 (水曜休み)tel:084-921-4088広島にも もう一店舗あるみたいですが、この店が本店だそうです。場所は、すんごい地味なとこ。こんなとこにパン屋あったっけ~といいながら車を走らせると、パン屋とは思えない古い商店にすごい勢いで人が吸い込まれてる・・・も、もしや!?車を止めて、ガラス窓から中を覗き込むと、なんとも可愛いこどもスペースが!うちのベビ蔵も、クギヅケ!(おかげで 混んでる店内でもパンが買いやすい^^)そして、倉庫のような店内には人!人!人…ぎっしり。。。店に一歩踏み込むと、パンの香ばしい香りにクラクラ。どのパンもとっても美味しそう!!! そして、安い!!!次々売れていくので、奥の工房でパンがじゃんじゃん焼きあがり、スタッフの威勢のいい掛け声が響いてきます。活気があって、いいねぇ♪さらに、お会計のとき、レジで「コーヒーお飲みになりますか?」と聞かれ、「はい」と答えると、サービスでエスプレッソがいただけますよ。店の外のベンチに腰かけて、寒空の下、熱々のコーヒーを、一口。焼きたてのクロワッサンをパリパリいただくと…そりゃもう最高です!!!大繁盛、納得。活気あって感じいいし、美味いし、安いし、ほんと、私の住んでた頃にはなかったのがくやしーーー。と思ってしまうほどの店。あまりに気に入ったので、福山にいる間は、1日おきくらいのペースで通ってしまいました。ハマりすぎ。ちなみに、ほぼ全品制覇した私のお気に入りは、1位 クロワッサン (バター&粉の風味が絶妙)2位 ミルクフランス (甘いだけじゃないクリームの風味が優良) 3位 カリカリ薄焼きピッツァ (ビールが欲しくなるカリカリっぷり)です。 福山にお住まいの友達のみなさま、これはオススメのお店ですぞ!って、私が宣伝しなくても、もうすでに人気店だもんね。ちなみに、これ↑が グラマーペイン前に停めた私の愛車 へっぽこジープの‘ジムニーくん’カタチ、パーツ、ポンコツっぷり…そのすべてが愛しくてたまらない車。東京には連れていけなくって、実家でオカン(66歳)が運転してます。オカンの手荒な運転にめげず、がんばれ、ジムニー! いつか必ず迎えに行くからね。 いっしょに暮らそう!で、もう一軒、素晴らしくいい店をご紹介。自休自足という雑誌の『旅の途中のカフェ』号で表紙&記事を見て以来いつか訪れたいと思っていた『三村珈琲店』この席で本を読みふけりながら 珈琲あじわいたいな…。山沿いの一本道を車でひた走り、山の深さにそろそろ不安になってきたころ、薄暗い道に、ひっそりと灯るあかりが見えて、ほっとしました。おそらく、他のお客さんも わざわざこの店に来るために小さな旅をしてきてるんだろうな。古い郵便局だという洋館を、自分たちの手で直して珈琲店を開いてらっしゃる。入るなり、その雰囲気の良さ…充満する空気にしびれます。これは、はるばる来たかいがある。 多くの時間を経て、ここまできた古い家具や あじわいのある道具たちが静かに佇み・・・薪ストーブから薪のはぜる音が聞こえてきて、お客さんのささやく声とともに、静かに音楽が流れていました。私は炭珈琲とチーズケーキをオーダー。思わず、無言になってしまうほど じーんとくる味。 懐にくる美味しさ。店内は写真撮影不可だったので、あの濃くて静謐な空気をお伝えできないのが残念ですが…子どもの遊ぶスペースがあったり、店主さんの人柄がとても温かかったり、本棚にぎっしり本が並んでいたり…とても居心地のいい店です。ベビ蔵も、夢中で探検してました。時間のたっぷりある日に訪れて ゆっくり滞在したい店。一杯の珈琲を飲むために、ここまで旅する意味がある名店です。そうそう、この店の御主人も、見たことないくらい古くて渋いジムニーに乗ってらっしゃいました。車という鉄の塊…ひとつの道具が、あれだけ生きているって、なんだか感動するほどカッコよかったなぁ。。。井原市芳井町下鴨2538-2 (福山からは1時間くらいでした)火・水曜 定休(2月 は長期休暇なさるそうです)芳井町下鴨に入って、川を越えて公民館を過ぎたら、そろそろ。小さな灯りの看板が目印ですよ。
2008.12.29
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街はキラキラ クリスマスの季節♪つーんと寒い冬の夜、かわゆい招待状をぽっけに入れて、素敵なパーティに参加してきました。場所は、この扉の向こう。なんだか、呼び鈴を鳴らすのもドキドキする雰囲気^^。今宵、ここで開かれているのは‘手作り靴屋 うずらさん’の個展&パーティ。うずらさんの5周年をお祝いするパーティだったのです。一歩入ってびっくり。ひ、ひとが…いっぱい!し、しかも…超豪華なメンバーがっ!このメンバーが集まるなんて、さすが、うずらご夫妻の人柄ですな~♪ちなみに、この素敵な空間は‘料理創作ユニットGomaさん’のアトリエ。うずら村のパーティをイメージした すんばらしいお料理が目も心もワクワクさせてくれます♪まるで…おとぎ話の世界に迷い込んだみたい~~~☆☆☆ お料理ももちろんですが、なんといってもお菓子が絶品でした!特にうずらさんロゴのクッキーなんて、今まで食べた中で最高に美味しかった~♪そして、Gomaさん(女性3人)が、とっても可愛かったーーー!Gomaさん作のスペシャルカワイイ5周年ケーキ☆をうずら夫妻がカットして、みんなからオメデトーーー!の拍手喝采。 祝福という あったかい空気と笑顔に満ちた、幸せな時間でした。オカズデザインさんがご縁を結んでくださった うずらさんと我が家。うちの玄米の味を気に入っていただいてて今年は、なんと田植え&稲刈りにも応援に来てくださったのです!あんなにキツイ仕事を楽しんでいただき、さらに宣伝までしていただき、ほんとうにありがたいっ!個展を拝見して、あらためて思うこんなに やさしく いとおしい靴を生み出す うずらさんの手、たんたんと作り続ける手、凄いなぁ。 静かに圧倒される。さて、パーティにて旦那&私&ベビ蔵、モゾモゾと大きな体をちぢこませつつ、アトリエを見回すと…ベビ蔵の天敵…‘天才写真家キッチンミノル氏’発見!!!うぉぉ~ はじけるオーラに 思わず 後ずさる息子。生後2ヶ月、オカズさんちで キッチンさんに遭遇し、めいっぱい遊んでもらって以来、会うたびに溝が深まる男2人。。。(以下、キッチンさんの御墨付きで写真大公開! 人気写真家なのに…いいのかなぁ)(注)キッチン氏、ふだんはもっと男前です。キッチンさんは いつもすんごっく可愛がってくれるんですが・・・ベビ蔵には、トラウマになってるらしく・・・決して 目を合わしません。この夜も、なかなか溝が埋まらない2人でしたが・・・キッチンさんの汗だく遊戯&対話の甲斐があってか(?)パーティの帰り道は、仲良く手をつないで夜道を歩く男3人。めでたしめでたし。でも、次回、また号泣したりしてね(笑)来年も、またビシバシ鍛えてやってくださいな! キッチン先生! そんなこんなで、パーティの時は人が多くてゆっくりうずらさんの作品を拝見できなかったので後日、改めてアトリエ再訪。この日も、またまた素敵なおもてなしがありました^^以前から気になってた‘YAMA COFFEE’さんの出張珈琲が!ざわめくアトリエのはしっこで ゆっくり淹れてくださった珈琲の美味しかったこと。。。しみいる珈琲をいただいた後、じっくり靴を拝見。あぁぁ この緑&茶の色合わせ、ぽってりしたカタチ。 たまりません。ベビ蔵にはかせたい 私もはきたい!でも、限定品につき 2人とも すでにサイズオーバー(涙) そして、この『どんぐりブーツ』…カーブ、革づかい、手触り…美しすぎる!!!足を測って、木型を作ってから、製作してくださるという、世界にひとつだけの自分靴。うぅぅ かっこよすぎるぅぅぅ。これまた、なんとも愛らしい赤ちゃん用 ファーストシューズ!白地に走る 虹色の糸が、たまりません。 今シーズン、私事ですが、みどり色ブームなのです。で、こちらの靴は、ストライクど真ん中!!!デザインと色合い、そして履き心地の柔らかさが絶妙♪思わず足どりが軽くなる魔法の靴でした☆他にも、ステッチの可愛い乙女靴や、よそいき顔の靴もあり・・・あぁぁ迷う。箱の中にも、ギッシリ宝物のような靴がつまってますぞ。うぅぅ 迷うぅぅ。で、迷いすぎて自分のは決めきれず、旦那が試着。ベビ蔵が、早速イタズラしとります。 靴紐をクイクイ♪今年1年(嫁の暴挙に耐え忍び)がんばった旦那に ご褒美の1足をオーダーすることにしました。やわらかなチョコ×ヌメ色の革・手縫いのモカシン。うずら靴、大人気につき、出来上がるのは来年の6月頃だそうですが、楽しみに待ちまっせ~。来年は、この靴はいて もっと歩き回るぞ~ 覚悟しとけ 旦那よ!
2008.12.17
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またまたごぶさたしておりました。前の日記をUPして、ひと月近く広島に帰省しておりました。道中、京都や倉敷なども旅行し、実家天国もたっぷり満喫♪その旅の後半から親子そろって風邪をひきこみ、新型インフルエンザか!?と疑うくらいタチの悪さで、リンパが腫れまくり、菌が暴れまくって発熱… 東京に帰ってきてからも寝込んでいて、最近やっと復活しました。まだ、コメントくださった方々にお返事もできてなくてすみません…。今回の旅は、ずっと行きたかった京都物欲ツアーからはじまりずっと会いたかった人にもお会いできて、絶品チーズの吉田牧場にもいけたし、高校からの友人女子&ベビーちゃんにも会えたし、渋いBarで旦那&男友達と日付変わるまでお酒呑めたし、瀬戸内の美味しいものも たらふく食べれたし…どこを切ってもにんまりしてしまう旅でした。てんこ盛りすぎて、どこから話せばよいのやら…京都では↓こんなとこで湯豆腐懐石食べたり。(冒頭写真)サスペンスでおなじみの南禅寺‘水路閣’を散策したり。って、そんな旅の記録を一枚づつ載せると長くなりすぎるので今回は収穫した品々のオヒロメを。次回は、行ってよかった店を書くつもりです。いつになることやら…。まずは、仁城義勝さんの‘拭き漆の器’一つの木をくりぬいて作るという見事な入れ子。栃の木の素材そのままの風合いを残しながら、丁寧に施した拭き漆の仕事。ピッタリと吸いつく優しい手触り。 こっくり深い 色と艶。簡素でありながら、凛とした気配が漂っています。東京では作品を拝見する機会がなかなかない作家さん。こちらの本に載っていて、いつか実物をみたいなぁと思っていた仁城さんの器。 旅の途中、偶然出会いました。重ね碗。 懐石に用いられる四ツ碗にお皿にもなる蓋をつけたものです。修行僧が使う器を元にして作られた仁城さんの応量器も、今後、機会を見つけて、ぜひ手にとってみたい。歳をとって、身軽になりたくなったら、身辺整理して、この器だけで日々ささやかな食事をとるというのもいいなぁ。続いては、ずっと行ってみたかった 『鍛金工房 WestSide 33』京都・三十三間堂の塀沿いに ひっそりと工房&店舗があります。やはり、道具バカには外せないお店でした。店内にずらり並ぶ 鍛造の料理道具に…目は奪われ、心は躍ります! なんとも美しい鎚目。技術がギュッと凝縮した、結晶のような小鉢です。私も鍛金をやっていたので、わかります。このエッジを出すのが、どれほど難しく高度な技か…すごいっ(涙)熱効率が素晴らしく良いという鍛造の銅鍋。雪平鍋か、シチュー鍋か、ヤカンか…あぁぁいつかはほしい逸品ですなぁ。京都・三条の『内藤たわし店』使い続けると ビロードのように柔らかくなるという束子を購入。金具が付いてないので、鍋や野菜を洗う時も傷つけません。(むっちり手は、イタズラ息子です)こちらも、京の老舗。 『一保堂茶舗』喫茶室にて、お濃茶で一服。で、自分用にもたっぷりお土産。お茶づくし。スモーキーな炒り番茶、熱々でいただくと最高です。そして、これまた、道具バカにはたまらない『辻和金網』以前、購入して以来、あまりの使い心地のよさに、ぞっこんです。静かな店内で御主人が黙々と金網を編んでらっしゃいました。これが、前から欲しかった焼き網! パンも、野菜も、魚も、ガスコンロでがっつり焼いた方が断然旨いのです。ま、ほんとは、炭火の方がもっと美味いけど、炭火を熾す余裕がないのでね。CMの佐藤浩市を真似て(?)アツアツ椎茸に醤油を垂らして、じゅ~~~~! こうばしい香りがたまりません。あーーー ビール飲みたいっっ こちらは、茶漉し(銅製) あくとり ゆどうふ杓子。これは、以前、伊勢丹の京都展で買って以来、ぞっこんのざる。非常に使い勝手がいいのです。ごはんがかまどで炊いたように美味しく炊けるという落とし蓋。そして、鍋で簡単に蒸し料理ができるという、丸網足付です。さらにさらに…錦市場の『有次』へ。有次で、マイ包丁をオーダーしたいところですが、私の腕前がそれほどでないので、まだまだ包丁はおあずけです。しかし、ズラリ並んだ美しい包丁は壮観でした。WestSide33で希望サイズがなくて断念してた大きな段付鍋と、有次で遭遇。 お出汁をとったり、麺や青菜をゆでたり、魚や根菜を煮たり…なんだか板前さんっぽい鍋に憧れて(笑)ぐふふふふ。名前を彫ってもらっちゃいました。 完全に自己満足の世界(笑)持ち手や、ディテールの細かな美しさはWestSide33の方が優れていますが、さすが、食の職人さんに使われ続けてきた有次の鍋、使い勝手は抜群です。出番が多く、連日使いまくってます。畑から届いたばかりの里芋、煮てます。 ホクホクうまうま。この鍋、なんか、おばあちゃんがどっさり煮物こしらえるようなイメージですよね。うちの古めかしい台所にもぴったりしっくり。わたしも、日々、この古くて寒い台所で(笑) 料理を作って、家族に食べさせて、また作って、立派なオカンになるのだ。この鍋がボロボロになるまで愛用して、いつの日か、私も貫禄のあるオカンになって、(その頃には料理の腕も少しは上がってるだろうから^^)銅製の段付鍋、オーダーするぞ!ここまで書いてて、ハッと気づいたのですが、私が旅で買ったものって、台所道具ばかりですなぁ。。。はぁ~ 自分でもびっくり。 ファッションとか、そういうのは皆無なのか…。頭の中、食べることばっかなんだなぁ…。ま、いっか。そして、今回の旅では、うれしいオマケの収穫もあり。ベビ蔵(1歳6か月)が、突然、お箸を使って食事しはじめました。特に教えたわけでもないのに、見よう見まねで、上手にお箸を使い、ツルツルすべる里芋を捕まえて、パクリ。おーーー!!!焼肉も、お刺身も、箸でつかんでパクパク食べ始めました。食べることに興味をもってくれて、嬉しいのなんの(涙)息子が将来、板前さんになってくれたらいいなぁ…というのが、私の秘かな希望なのです。 にひひ。
2008.11.30
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前の日記でお知らせした『Shingoster LIVING』の「にちよう市」に参加してきました。11時のオープン前にすでに大行列。 ひゃー。キンチョーのあまり? 目線を合わさぬようにモジモジする息子。見事なオッサン体型 … ぷぷぷ(笑)はじめてのイベント参加ということで、ドキドキしていましたが、気持ちいい庭での、にぎやかな時間が と~~~っても楽しくて、たっぷり のんびり満喫してきました。ちなみに、↑こちら左側がShingoster特製・銀シャリおにぎり。 並んだ姿も可愛いっ。 うちの新米の味を気に入っていただき、早朝からスタッフみんなで炊いて、握っていただきました。販売開始45分で完売御礼!!! ありがとーう!!!目の前のベンチで、子どもたちが「おいしー!」と言いながらおにぎりにパクついてくれてる姿を見て、旦那も私も、ほほが緩みっぱなし。。。 嬉し涙こぼれそうでした。で、右側が、うちの新米コシヒカリ(5kg&2kg)玄米と白米を販売していたのですが、やはり新米を味わうには白米派が多かったです。足を止めて、お米に興味を持ってくださったみなさまそして、お買い上げいただいたみなさまほんとうにありがとうございました!!! このブログを見て、わざわざお越しいただき、お声かけくださった方もいらっしゃり…しかも以前からお会いしてみたいなぁ~と思ってた方々だったので大感激^^。はるばる遠くからお越しいただき、すんごく嬉しかったです。心より、御礼申し上げます!!!ちょこちょこっと オープン前の様子を撮らしてもらいましたので、仕事や用事で参加できなかった方のために、写真でざっくりご紹介しますね。まずは、ハゲタカプラスさんちの↓デッカイ山羊さんが、子どもたちのあそび相手としてゲスト出演。しかし、子どもより雑草がお好きな様子で、ひたすらモリモリ雑草を召し上がってらっしゃいました。うちのチビすけは、ビビって近づけず…。 メェェ~と鳴くたびに、ジリジリ後ずさってました。そうそう、冒頭写真は、可愛くてシブい古絵本・古書の‘Bambini Books’さん & 手作り石鹸の‘Savon de Siesta’さん です。こちらは↓すんごく美味しいパンの‘cimai’さん。パン好きの間では、すっかり有名ですもんね。地元の新鮮な農産物の‘hagetaka-plus’さん。 こちらも、とっても美味しいパンの‘jour de pain’さん。バスクリネンや北欧雑貨の‘plum’さん。 かわいくておいしい焼き菓子の‘nanohana’さん。 はるばる北海道から遠征してくださった 手作り石鹸の‘Savon de Siesta’さん。余談ですが、私も こちらの『ひんやりハッカ石鹸』を愛用してます。きめ細かい泡で、気持ちいい香りもたまらんのですよ。古道具の‘ウメノキ’さんと、ベトナム料理の‘ゆいまーる’さんの写真を撮りはぐってしまいました~。ごめんなさいっ!すいてきてから 古道具はしゃがみこんでチェックし、ベトナムカレーもばっちり食べちゃいました。 美味しかった~♪小さな蔵のギャラリー&カフェも もちろん大盛況。美味しそうな珈琲の香りが漂ってました。屋根裏部屋だけでは お客さんがあふれてしまうので、お庭でもカフェがオープン。みんなニコニコ楽しそう^^♪お天気が良くて、ほんとうによかった~~~☆(ここまでの写真は↑全て準備中の様子です…)お客さんの前では、終始モジモジしていた息子ですが、ワンちゃん&ヤギさんには興味津々で、昼寝もせず、ぐずりもせず、ヨチヨチテクテク歩きまわって ひたすらパトロールしていました。いっぱい探検して、お友達もできて、いい刺激もらったね~♪16時のクローズとともに、雨が降り始め、ヤギは軽トラに乗せられて、帰って行きました。「なんだか ドナドナみたいだね~」と切ない気持ちで見送る私達。売られちゃうわけでも、食べられちゃうわけでもなく、温かい寝床のある おうちに帰るだけなんだけどね(笑)片付けを終え、 家族3人だけで 宵闇のShingosterの屋根裏部屋。静かに珈琲を飲んで、ふぅ~っと一息。いい時間でした。帰り道、フッと おなかがすいてることに気づいて、フレッシュネスバーガーへ。少しだけ眠って、元気復活したベビ蔵は、今日の絵日記を、夢中で ゴリゴリ描いていました。楽しい想い出、いっぱいできたね。
2008.10.07
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ちょっとした お知らせです。(まだ、前のブログにいただいたコメントにお返事できてないのに、ごめんなさい)今週の日曜日(5日・11~16時)茨城県つくば市にある、小さな蔵のギャラリー・カフェ『Shingoster LIVING』にて開かれる‘にちよう市’に、チビすけ と 新米ひっさげて参加させていただきます。今年の新米、すこぶる美味いんです。 これだけは、自信満々! 旦那も静かに にんまりしています。天候にめげず無事収穫できて、農家にとっては最高に嬉しい。新米おにぎりの横っちょで、ちょびっとだけ新米も販売します。Shingoster HPより抜粋して内容紹介しますと…『人気のパン屋さん、かわいい本屋さん、甘いかおりを運ぶお菓子屋さん。日本のあちこちや、はるか遠くからやってきた古い道具や雑貨。おなじみの北海道の石けん。スパイスのきいたベトナムのビーフシチュー。茨城の自然の恵みも盛りだくさん。最後のシメには、新米のおむすびもお忘れなく。秋の恵み盛りだくさんのにちよう市。どうぞどうぞお出かけください。』という なんとも美味しそうなイベント。う~~~ 今から愉しみっ♪写真は、今年の夏、シンゴスターの庭にて。気持ちよい庭を ひたすらチョコチョコ歩きまわって、疲れたら椅子にこしかけ、風を感じながら休憩。大人は 幸福な珈琲タイム。チビすけは、大きくて真っ黒なワンちゃんに興味津々。しかし、ワンちゃんと目が合うと、動けない。ううう。 去年の冬のシンゴスターも、なかなかオツでした。今週日曜は、秋のシンゴスターかな…。小さいお子さんも大歓迎とのことです。東京からはちょっと遠いけど、TXに乗っちゃえば速い速い~。お時間のある方は、ぜひ、いらしてくださいな。
2008.10.01
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24時間 コドモといっしょって、すんごく楽しいけど、時々 閉塞感に捕われます。自分のしたいことが、できない。自分のするべきことさえ、できない。コドモを育てる、それが今、最優先すべきことなんじゃないの。頭の中はぐるぐるぐるぐる。目の前をコドモがドタバタドタバタ。うぎゃーうぎゃー。あーーー うーーー ぷすぷす・・・そんな時は、ママチャリぶっ飛ばして 隣町のスタバへ。私は、アイスコーヒー + ドーナツ。息子は、キッズメニューの牛乳 + クッキー。いつも握りしめてるピーポー1号をポイッと手放し、俺の分だといわんばかりに 牛乳を必死でにぎりしめてちゅーちゅー チューチュー ひたすら飲んでいます。その顔をみながら、珈琲のんで、ドーナツかじって、私は ほ~っと一息つく。スーーー と胸のつかえが溶ける。なーんだ、自分で自分を狭めてたんじゃん。さぁ、リフレッシュ完了!ん…、息子も 何か考え中…?ぷよっちょ息子、現在1歳半。自我がグイグイ芽生えています。最近は、コドモ扱いがお嫌なようで…(だってまだ赤ちゃんなのに!)子供用の椅子に座らせられるのが不愉快らしく、断固拒否。大人用の椅子に いっちょまえの顔して座ってます。下町の喫茶店や おしゃれなカフェでいつか 息子とデートできたらいいなぁ な~んて思ってたけどこんなに早く実現できるとは。。。子育てという 貴重な時間は、夢のように 一瞬で過ぎ去ってしまいそうで 切ないです。
2008.09.24
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豪雨の中、夫婦喧嘩しながら 新宿サザンテラス店に30分も並んでやっと買えた クリスピー・クリーム・ドーナツ。一口食べて・・・びっくり!!!甘かった~~~。。。出来たてホヤホヤは、すんごくフワフワな食感で驚いたんだけど…それにしても、甘すぎた。普段は1時間くらい並んで買うという この人気ドーナツ…食べてみたいなぁ と言ってたご近所のEちゃんちにも届けてみたら、「あれくらい甘くなくっちゃ!」と言ってたから、きっと、好き好きがあるんだろうね。もっと粉の美味しさがわかる甘みだと嬉しいんだけどなぁ。さてさて、この日の目的は、ドーナツではなく、椅子。友人の家具職人・KMさんがデザイン&製作した椅子が出展されると聞き、新宿のリビングデザインセンターOZONEに行ってきたのです。第10回 椅子塾展 『300 Chairs』椅子の学校「椅子塾」主催、10周年をむかえる椅子塾展。歴史に残る傑作椅子。 著名デザイナーの名作椅子。400脚もの椅子がズラリ並ぶ姿は壮観でした。普段は見るだけの高級椅子に、実際に座ったり触ったり…私のような椅子バカにはたまらない展示です。広い会場を一脚ずつ見て回り、KMさんの椅子を発見した瞬間、あまりのカッコよさにしびれました。『読書のための椅子』あ、座ってるのは私じゃないですよ。考え抜かれたカタチ。 ウォールナットの美しい質感。硬い木材でできているのに、くつろげるデザイン。読みたかった本 と あったかい珈琲を用意して、この椅子に深く腰かけ、深夜に ひとり 読みふける…どんなに気持ちいいだろうと 思わず妄想してしまうほど、素晴らしい椅子。あんなにいい椅子を作り出したKMさんの脳と手、すごいなぁ。。。それに、あれだけ見て&触れても飽きないなんて、やっぱり 椅子って 特別な家具。深くて、面白いなぁ。。。期間中、椅子塾セミナーなるものも開かれ、大盛況だったようです。(撮影不可だったので、↑写真2枚はKMさんに拝借。)子供椅子コーナーもあって、ベビ蔵は夢中で次から次へ制覇。嬉しくてたまらない様子でした。じっくり見て、座って、椅子ワンダーランドを満喫していたらおなかがすいてきたので、CONRAN caféへ ゴー!OZONEに行ったら、私のイチオシは↑こちらCONRAN café 4種のチーズキッシュ!じっくり焼き上げられた外はカリカリ 中はフワトロ~♪チーズの香り&生地の風味が口の中に広がります。旦那もベビ蔵も、メロメロになって たいらげてました。あー また食べたいっ!できれば冷えたワインもいっしょに!食後は、カプチーノでも飲みながら 椅子を眺めてまったり~ と思っていたら・・・すかさず ベビ蔵の愛車・ピーポー1号(トミカ)がカップめがけて突撃してきました。ギャー。優雅なティータイムは…まだまだオアズケのようです(涙)
2008.09.19
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