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観光シーズンに成りますと、清水寺に先ず訪れられますが、
スケジュール の関係で、皆さん駆け足の様に人の流れに沿って
一巡される方が多いです。
見どころが一杯見損じておられるのが残念です。
【清水寺1.
】 【東山区】
清水寺の参詣は、 観光バスの大広場の駐車場の、登り詰めた辻に、
【七味屋】 さんがあります。その角から、 三年坂 (産寧坂)
(さんねいざか)始まります、石段だけでも、一服の絵に成ります。
「お産が安らかに済ませるようにの願いをこめて」
三年坂または「産寧坂」とも、お産がやすらかに
「この坂で転ぶと良からぬことになる」と身重の方には特に石段に
気をつけるようにと戒められています。
そして坂の途中に、瓢箪がを売る店があり、万が一転べばその
店で瓢箪を買うと難を逃れると言われています。
参詣道を多くのみやげ物屋さんを突き当たると、広い石段に出くわ
します。
仁王門
狛犬が出迎え
正面に 【仁王門】 があり、その前には、
珍しく二体両方とも、口を 空けた狛犬が皆様を
「ようこそ」と歓迎しているようです。多くの人は
記念写真を撮って居られます。
問題は、石段を登らないで、下の広場から、向かって左方を見て
下さい、小さい祠が有り、如意輪観音像が見かけられ、その横には、
地蔵菩薩が、手には赤ちゃんをだっこして居られます。
善光寺の如意輪観音さんと
左は、赤ちゃんを抱っこしたお地蔵さん
こうして安産・子育てに随所に意図が見られます。
首振り地蔵
修学旅行生も歓んで試みていました。
1. 【首振り地蔵】 が安置されています。舞妓さんが、ご贔屓
(ひいき)の人の方角に首を回し、お願い事をされたと言う事で、
どなたでも地蔵さんの首を方角に回す事が出来ます。
2.【馬留め】石段の左側に有ります。今で言う駐車場。馬を繋ぐ
柱の1本の金具が、違った角度になって居る。(七不思議)
穴は掘ったのでなく、音を柱の向こうで耳を澄ますひとに
聞こえるように、トントンとたたいて380年の結果なのです。
3. 【仁王門】 一名【赤門】とも呼ばれています。
両サイドの桟の端を
拳骨で叩くと、奥の桟の端で、もう一人の人が耳を添えると
「こつこつ」と音が聞こえると言う、(七不思議)
鐘楼
鐘楼の横に 【鹿間塚】 の灯篭があり。
坂上田村麻呂が射止めた雌鹿の供養のために建てられています。
清水寺縁起のお話を知るとたとえ、動物でも誤った考えで
犠牲に成った供養をしていました。
4.【鐘楼】の北側に、坂上田村麻呂が射止めた、雌鹿の供養として、
【鹿間塚】
の燈篭があります。
爪で彫ったと言われる観音さんを
治めた灯篭
5. 【爪手観音の燈籠】 【隋求堂】(ずいくどう)の前に
存在します。
平家の家臣、悪兵衛影清(あくひょうえかげきよ)が爪で観音像を
彫って燈籠内に納めたと言われます。
隋求堂
6. 【隋求堂】 (ずいくどう)【隋求観音菩薩】が祀られています。
その人の望まれる 求めに随って、何でも適えて下さる観音さんです。
三重の塔
7. 【三重の搭】 家光の再興。 わが国最大の三重の搭 。
大日如来を
祀っています。
子安の塔から眺めると、一段と極めて存在します。
田村堂
舞台受付の前にあります。長期 非公開。
8. 【田村堂】 (開山堂) 秘仏として一般公開していません
坂上田村麻呂夫妻・延鎮上人・ 行叡居士像が安置。
清水寺縁起の登場人物が祀られています
参拝受付からご紹介しましょう。
清水寺は、何回参詣しても、新発見があります
清水寺は 西国三十三箇所観音霊場の第十六番札所です。
清水の舞台の南西角の擬宝珠には寛永拾年建之 とあり
年号では、1633年 即ち16番札所 西国三十三箇所と
三代将軍徳川家光が再建して380年と言うことが覚えられます。
現在は、【五条大橋】は五条通りに有り、橋の西側緑地帯に、
【牛若丸と弁慶】の石像が飾られていますが、「京の五条の橋の
上、牛若丸と弁慶が・・・」の橋は、鴨川の一つ北に架かった
【松原橋】が、当時の橋とされ、松原通りを、東へ行くと、
「清水道」となります。以下昨日の続きです。
9.【参拝券受付】京都市内で最も安いです。300円 バンフレット無し
轟門の前の龍の手水鉢
10.【轟門】本堂への入り口の門です。門前に手水鉢が有り
、龍があしらって有ります。
国宝 本堂入り口
11.【仏足石】(ぶっそくせき)廊下伝いに、北の庭に外れた所に、
見掛けられます。お釈迦さんの歩かれた、足跡で、盛んに手に
触って、お願い事している方を見掛けます。扁平足にご注意。
お釈迦さんは、全てに平等に慈悲を与えられる意。
12.【弁慶の杖と下駄】
傷では有りません。お百度参りの籤棒の380年の軌跡です。
13. 【弁慶の爪跡】 本堂の周りに、深くえぐられた筋が
残されています。実は、信者の 【お百度詣で】 で、
籤を堂の周りに沿って、筋が380年もすると、深く刻まれて
出来たものだそうです。赤門の拳骨の跡と同じ年数の驚異です。
(七不思議) 是非お堂の周りをご覧下さい。
14.【大黒天】
15. 【清水の舞台】 皆様の一番観光の楽しまれる景色が一望
出来る場所です。
139本の柱に支えられ、釘は使われていません。
京都市街が美しく広大に眺望されます。思わず飛び降りたくなる
心境も、何事も一大決心する時、「清水の舞台から飛び降りる
つもりで」と表現されます。
京の商人は、「ええい、清水の舞台から飛び降りる気持ちで、
まけときまひょう」と掛け声するようです。舞台では、舞楽も有った
ようで、両側に楽器を鳴らす人の坐る場所も兼ね備えています。
京都市街の景観もさるものながら、紅葉の景色も素晴しいです。
向かい正面に 「子安の塔」 が構えています。
子安の塔の背後に 豊臣秀吉が眠る【阿弥陀が峰】が
羨ましそうに多くの観光客を見守っています。
その背後に、東山三十六峰の一つ【阿弥陀ケ峰】が見られます。
【豊国廟太閤坦】(ほうこくびょう・たいこうだいら)山の頂に、
豊臣秀吉が遺言により、「京の都が見下ろせる位置に葬れ」と
言うことで、眠っています。
本堂から奥の院のお堂を眺めます
見下ろしますと、音羽の瀧の姿が見えました。
16. 国宝【本堂】 内陣 に入って んで下さい。
清水の舞台に在る。 本堂 です。内陣を覗いて、参拝
される方が、殆どです。内陣の入り口に 【土足禁止】 の立て札
が置かれています。入場禁止と、勘違いするのでしょう。
靴等土足を脱げば、内陣に入れるのです。但し靴は各自持って
入って下さいね。そして内陣の奥には、本尊は秘仏ですが、
【お前立ち像】として、両手を頭の上まで、挙げられた。
【清水型観音菩薩】 が奉じられ、何とその周りに、
観音さんの眷属である【二十八部衆】及び【風神・雷神】が
観られるのです。外からは、その存在すら、判らずに9割の
観光客は、通り過ぎられます。そしてお客様が一番歓ばれた
事が、観音さんに願い事されるときに、
【大きい鐘と大きい叩く棒】で、座して、一礼した後、ご自分で
鐘を叩かれます。鐘の音の余韻を聞きつつ手を暫し、
合わせて、此処有名な、清水寺で、静かに礼拝の体験された事。
とても感動したと。とても大きい鐘の余音は、生涯良い
想い出になりました。と、礼状をよく戴きます。今年の
年賀状にも、山形の方が20年ほど前のこと懐かしいと
大きい鐘を撞くと清水寺に詣でた感動を覚えます
本堂の内陣に素足なら入れます
陸前高田 流木松 で作られた 大日如来
常に東日本の復興を切に祈願しています。
最近祀られるようになりました。
本堂には、太い檜柱が何本か有ります。その太さは、
原木の1/4で、建築では真ん中の芯部は弱いので
、避けています。だから原木の太さが4倍と想像できます。
現在日本には、無く台湾あたりから輸入されています。
清水寺に観音さんを 拝もうとすれば、内陣に入って そのお前立の
仏像(本尊さんは秘仏のため)を見つめることで、実感を深くすることが
出来ます。 殆どの人は 外の見えないところから手を合わせて
過ごされます。
ご本尊の観音さんは三十三年に一度しか御開帳が有りません。
2009年秘仏の 本尊清水型観音菩薩
(6本の手のうち2本を頭の上にかざす)ご開帳がありその後33年後に
御開帳が有ります。G00gle画像でみられます。
平常は、お堂内陣に入られ正面に【お前立の観音像】額縁で
想像できます。そして暗さから目がなれてきますと奥に観音さんの
守護神、 風神雷神そして二十八部衆 を観ることができます。
勿論大きい鐘をごお~んと鳴らして手を合わせ祈りながらその余韻を
聴いていますと 有名な清水寺で 格別の感動を得ます。
どのお客様も 皆さん感動されます そして京都に来た
佳き想い出として 感謝されていました
付け加えて、観音菩薩の両側に、厨子が二つ有ります。一つは
【地蔵菩薩】一つは【毘沙門天】が祀られて居ます。坂上田村麻呂
が蝦夷征討(えみしせいとう)の際に、苦戦したため、延鎮上人が
、戦勝祈願をされたことで、未だに祀られているそうです。
地主神社・奥の院そして音羽の瀧にっていては,次回に記します。