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足利義満の定めた、京都五山の上位は
【南禅寺】でした。
五山の上位 南禅寺
第一位 天龍寺
第二位 相国寺
第三位 建仁寺
第四位 東福寺
第五位 万寿禅寺
三門
三門から参道
【南禅寺】
【左京区】
臨済宗 南禅寺派大本山
開基 無関普門 山号 瑞龍山
【三門】は義賊「石川五右衛門」の楼上よりの「ああ絶景かな
絶景かな」と歌舞伎で有名に成った 【楼門五三の桐】
(さんもんごさんのきり)の一場面です。傾斜の急角度の梯子を
伝って楼上に登りますと、その光景が体験できます
法堂
三門より参道の正面に【法堂】(はっとう)が有り
正面に「釈迦三尊」が天井には、
龍が画かれています 。
水路閣
【水路閣】
(すいろかく) 京都をイメージした明治の名所です
レンガ造りでヨーロッバ風のロマンチックな風情を感じます。
水路閣の上、疎水の流れ
その上には「哲学の道」へと
京都唯一の坂に逆らって北に向かって流されています【疎水】
の分流が流れています。
田辺朔郎博士像
【琵琶湖疏水】 明治2年工部大学(東大)卒業論文に 【田辺朔郎】
(たなべさくろう)が運河により滋賀から京都への物資の運送に
便を成し、そのうえ「蹴上の地」で傾斜を利用して「水力発電」を
計画。日本で電車弟1号を発車させました。
琵琶湖の水は蹴上浄水場に運ばれ水道として市民は水の枯れることも
心配せず潤いの恩恵を受けて居ます
池の水も配水され日本庭園が美しく輝いています
その論文を採り
上げた 京都府初代知事【北垣国道】
苦難と財力の超過で完成。そのため知事を誹謗して
「こんどきたがきは、ごくどうもの」と名前でなじったそうです。
現代【水】に恵まれ、疎水の周りには、桜並木が何処も彩り、
人の心の潤いに大いに寄与しています。銅像は「蹴上」に
田辺工学博士が、平安神宮の西の方に「北垣知事」が今も
見守ってくれています。
【本坊】履物を脱ぐ場所に、 【脚下照顧】
(きゃくかしょうこ)禅宗の教えで、履物を
揃えて置く様な心掛けで、禅寺を鑑賞するとよりよく、
理解出来る意味で書かれていました。確かに以前も何回か
記していますように、禅宗の寺院では、修行僧の行事か、
「塵一つ落ちていません」 清浄感を味わうことが出来ます。
方丈庭園
【方丈庭園】「小堀遠州作」と言われる、枯山水の立派な白川砂
で覆われた広い庭園に縁に坐って鑑賞、 片隅の岩の配置は、
【虎の子渡し】 を象徴するように、豪華なものです。襖絵は、
狩野派の親子三代「狩野元信」「狩野永徳」そして「狩野探幽」
の立派な絵が観られます。特に「探幽」絵の「水飲みの虎」は
、有名です。何故か「三尊石」を象った石群があちこちの庭に
見られます。
明日は塔頭 【南禅院】夢想疎石の作庭に参ります