2006.09.14
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カテゴリ: 本馬鹿
数学的にありえない(上)
今 数学的にありえない(上)
ってか、ちょうど上巻読み終えたところ。
タイトルからすると数学を題材にした
雑学ネタの読み物っぽいけど
(今のところ)サスペンス小説だ。

主人公のケインは天才数学者。統計学、確率の計算が専門だ。
それを活かしてギャンブルで稼ごうとしているのだが
冒頭、ポーカーのシーンでの駆け引きは手に汗握る。
とりあえず 「ジョジョファン」は読んどけ (笑)

・・・なんて単純なものではない。
やけに病院のシーンが多い。
ケインは癲癇でしょっちゅう発作を起こす。そのため発作直前の幻覚の書き込みが多い。
ケインの双子の兄・ジャスパーは統合失調症。不思議な声を聞いている表記が多い。
そして(おそらく)人間の頭脳の限界に挑戦するための人体実験を行う大学教授。

そんな登場人物たちの目線で、場面転換が頻繁に繰り返される。
果たして自分の頭は正常なのか?
読んでいてそんな疑問がわいてくる。



・・・久作や乱歩。筋肉少女帯のファンもとりあえず読んどくか?^^;

場面転換の度に、それぞれが勝手に自分の抱えてる問題に振り回されていた登場人物たちが
だんだん運命の糸によって引き寄せられていく。

手法としてはありがちなんだけど、テンポの良さや、ストーリーそのものの面白さで
極めて効果的な演出手法となっている。
書き忘れたがこの作品は栄えある第1回「世界スリラー作家クラブ」最優秀新人賞受賞作だ。
こういうあたりに「さすが」と思わせる部分が出てくる。

上下巻という事は上巻が終わるあたりでちょうど折り返し
・・・のはずだがすでにエライ展開になっている。
ケインは癇癪の治療薬の副作用(?)で変な能力を持ってしまうわ、
CIAや北朝鮮の工作員も絡んでくるわ

下巻でどうなるのか楽しみだよ^^


ちなみに上巻後半を読んでいて思ったこと
「これは吉良吉影の“バイツァ・ダスト(キラークイーン第3の爆弾)”!?」
・・・やっぱジョジョファンは読んどけ





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Last updated  2006.09.15 03:19:55 コメント(6) | コメントを書く
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