きゆら ゆらら

きゆら ゆらら



 ゆれる















 BIG RIVER



 朝日日曜版

 北の国から

 倉本聡

 尾崎豊

 吉岡秀隆

 優しい時間

 拝啓父上さま




 スケルトン

 筒抜け

 匿名性

 ネット上の公開性は、時にあまりに残酷であったりします。











 お膝の上の絵本  

 お正月のことだけれど、TVを付けたら、焚き火を囲んで、

 脳科学者の茂木健一郎と椎名誠が話していた。

 いきなり飛び込んできた茂木健一郎の言葉。

 「 子供は大人の膝の上で絵本を読んでもらうことで、

 安心して冒険の世界へ旅立てるんですよ。 」

 「 そうか 。。 気が付かなかった。 」 と椎名誠。

 絵本についての番組らしく、その後、椎名誠の娘さんの、

 「 あの時、お父さんと一緒に旅していた。 」 という言葉も。

  ( 記憶が曖昧なので、各々の微妙な語彙が違っていたかもしれないけれど )

 気付くのが遅すぎて、最後の最後のほうしか見られなく残念。



 ***



 随分たってから、何故こんなことを書いているか、というと、

 茂木健一郎の冒頭の言葉が時々頭をかすめるから。

 私も椎名誠と同じく、そのことに気付かなかったけれど、

 絵本を読む時、確かに、

 ふたつの膝の上は特等席争いだった。



 あれは単に、クッションがいいだけではなかったのね (笑)

 ウチの子たちは、近所の大勢の子供たちの中で、

 大家族のようにわいわいと育って、それはそれは幸せだったのだけれど、

 家遊びの時には、誰かかれかが、「 絵本を読んで。 」 って持って来て、

 ウチの子たちも、近所の子たちも、

 お膝に座れなかった子たちは、ぎゅっぎゅっと身体を押し付けてきたり、

 袖の端をしっかり掴んでいたり、隣の子と手を握っていたり。

 よそのおうちでも、そうやって読んでいただいたのだった。

 お布団の中で読む時にも、抱っこして読んでいたっけ。

 絵本がぼろぼろになるまで、全部そらんじてしまうくらい一緒に読んだ、

 きかんしゃやえもんも、ぐりぐらも、

 そういえば、みんなそうして読んだっけ 。。 



 ***



 でもあの時、冒険の世界へ安心して旅立てたのは、

 子供だけでなく、大人のほうもだったのかもしれない 。。。



 子供たちにとって、ある年齢までは、

 親は唯一無二の絶対的存在。

 子供たちが安心していられたのと同じように親のほうも、

 膝の上で、手の中で、

 そのかけがえのない存在を確かめることで、

 また、疑うことのない自分の存在価値をも実感することで、

 安心していられたのかもしれない。

 風の音にこころざわめくことなんて、あの頃はなかった気がする 。。。



 外国と違ってハグの習慣のない日本は、

 子供が大きくなっちゃうと、子供たちと身体を触れ合う機会なんてないわけで。

 たまに、隙を狙って (爆) 頭をなでたりなんかすると、

 「 ナニスンダヨ ~! 」 てなぐあいで、シュワッとかわされちゃうわけで。

 思春期になっても、黙って親に頭撫でられたりしていたら、

 確かにそのほうが気色悪いけれどね (笑)

 しかし、女親にとって子供は、自分の一部だった記憶すらあるわけで、

 頭くらい撫でさせてよね、 って思っちゃったりするわけです。



 個人差はあるにしろ、子離れにおける葛藤はどの親にもあるわけで、

 子離れの時期において、

 親が安心して子離れするためには、なにが必要なんだろう 。。。

 人がチャレンジしてゆくのには、なにが支えになるんだろう 。。。



 番組の意図、茂木さんの言葉の意味からは飛躍して、

 そんなことを考えさせられた、茂木さんのひとことだった。

 著書、なにか読んでみようと思う。

 どなたかお奨めあったら教えてくださいな 。。



 ***



 そういえば昔、教え子に、「 岳くん 」 っていう男の子がいた。

 素敵なお名前 ! と由来をお尋ねしたら、

 お父様が椎名誠の大ファンなのだ、と。

 シイナよりもシイナ、だという椎名誠の息子さん・岳くん。

 本棚の奥の 「 岳物語 」、

 読み返そうか 。。 と引っ張り出してきた。



 あとがきの、

 バレンタインに、岳くんの意中らしき女の子から

 去年は来ていたチョコが今年は来ていないらしく、

 「 男の人生は厳しいものだ、と思いました。」

 なんていうくだりが楽しいです ^^



 最近のウチのオカン事情としては、

 男の子は、彼女ができると、母親にも優しくなるのかも 。。

 って思ったりしています。

 なんなのでしょう 。。。

 女の人の気持ちというものを、

 ちっとは考えるようになるからなのかもしれません。



 この何年か、照れて喋らなくなって、

 「 いただきます 」 「 ごちそうさま 」 さえも、

 「 い 」 とか 「 ご 」 とか言っていたヤツが、

 「 ありがとう 」 なんてぼそっと言ってくれちゃったりするものだから、

 びっくりしてしまいます 。。。


































 ♪








 大切な人にかぎって傷つけてしまうこの習性、

 いったいいつになったら治るのか 。。。



 そう自分に問うてみる年の瀬。










 賀状 



 昔とちっとも変わらない、

 ひとめでそれと分かる、特徴のあるその字。

 包みこまれるような、あたたかなその字。



 あれからもう○十年、

 辛すぎて誰にも賀状も出せなかった年の翌年も、またその翌年も、

 変わらずに舞いこむ自筆のメッセージ。

 一年に一度だけのやり取り。

 暗黙のルール。



 お互いに友達を通して、消息は伝わってくる。

 いつも気遣ってくれている。



 守られている 。。 そう想う 。。。








 新春メール



 ふだんはご無沙汰しちゃってる方たちから入る新春メール。

 形式的なご挨拶から始まって、何回かやり取りするうち、

 ぐじゃぐじゃに崩れていって (笑)

 「 飲みにいこっ ♪ 」 ってなるところが可笑しい ~ ^^



 ***



 今は遠く離れて住む恩師からの携帯メール。

 「 ○ちゃん、ファイトです ! 」



 勇気りんりん 。。 涙がでてきちゃう 。。。



 あの愛のムチ(?)がなかったら、

 いろいろな資格試験、通ってはこれなかった。

 いや、マジでムチでした ;; 

 いつも長定規、ウナッテましたからっ (爆)



 遠く離れて住むようになってからも、

 参考文献や写真を送ってくださったり、

 なぜか、ひじきレシピのメールまで。 (笑)

 私も、講習会のレポを送らせていただいたり。



 吉報には、自分のことみたいに大喜びしてくださって。

 私が次にお世話になった先生と、会合で会った時など、

 「 ウチの○がお世話になりまして ~ 」 

 って母みたいに挨拶してくれちゃったらしい ^^



 ドラエモンみたいにまんまるでおっきくて、

 ふるさとのおかあさんみたいにあったかい。


















人って、なんて学ばない生き物なんだろう ?

 毎年毎年飽きもせず繰り返される、同じニュース。



 夏のパチンコ屋の駐車場での乳児の熱中死。



 お正月のお年寄りのお餅による窒息死。



 掃除機のノズルで吸い取るのが一番だと聞いたことがある。

 口の中へ掃除機のノズルを入れるということの抵抗感や、

 気管を痛めるかもしれない、という危惧はるけれど、

 それで死が避けられるのなら、覚えておいていい話だと思う。

 よりによって縁起もののお餅でなんて 。。。









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