Cocoa

萌色2 黒の怒りはナルシストヘ




玲をこよなく嫌うこの男は,玲の一年のときの彼氏。

那留夜,それといつもつるんでいる智広。
この二人をものすごく嫌っている,葵と來華と玲。

玲と那留夜の戦いは今に始まったことではない。
それは,中一の11月。

玲はいやいやながらも,那留夜に告白した。
返事はOK。

だけど,九日後には・・・・


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ゴメン,別れよう                 

            by那留夜

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と,玲の靴箱にはいっていた。


そして,那留夜の玲へのイジメは始まった。


男子たちの集中的な暴言による精神破壊

玲はそれを乗り越えた。

そして3年になって,玲の逆襲は始まった。

那留夜のコトを嫌う女子は多い。
そして,玲は毎日那留夜のいる隣のクラスにかよっている。

來華,葵と三人で話していると,いつの間にかピシャっとドアが閉められる。

三人にわからないように。

ドアの見えない場所からドアをしめる那留夜。



玲:「あたしの復讐はまだはじまったばっかやねんけどナァ」

來華:「うちゎ━。アイツ嫌いやからぇえねんけどー」

葵:「うちも。でもサァ,智広のほうも嫌いやし」


玲たちが同じ学年の中でもっとも嫌う男子。
それが,那留夜と智広だ。

那留夜はナルシストで,目が細い。
身長は低めで歌を歌うことが好き。
そのせいで,廊下でマフラーや箒をマイク代わりにして,歌を歌うナルシスト。
自分は女好きだが,嫌われ者なので相手にされないことが多い。

智広は,人の悪口を言うのが大好きで,女子には那留夜より嫌われておるかも知れない。
平目で,体は細いし身長は高め。
頭はいいが,性格が悪すぎて女子はほとんど99,99999%が嫌っている。



玲:「來華は智広の方がきらいなんちゃう?」

來華:「どっちもどっちゃー。」

葵:「どっちも,自分がカッコェエおもてるもんなぁ」

玲:「ナルシはコレやカラきらいやねん(怒゚Д゚)」









那留夜:「キモイねんあいつ等。特に蓮美玲。あいつ,ほんまウザイ。」

智広:「何で毎日俺らのクラスの前まで来んねん。論外やしな。」



三人が那留夜たちを嫌うようにふたりもまた,玲が嫌いだった。

來華:「あー。うち,手紙かいてんや,とってくるわ」

來華は,教室の中へ入っていった。

当然のように來華によって,教室のドアは開いている。


玲:「また,閉められるんかなー?」

葵:「そりゃ閉めるんちゃう?」




智広:「んま,キモイ。あいつ等ガリ,ウゼー。死ねよ」


那留夜:「男にモテへんからって,悪口ゆーとかガリありえん」





2人の予想通りドアはゆっくりと閉められてゆく。

ドアが半分くらい閉まろうとした時だった。

ガシッッ

玲がドアが閉められるのを阻止した。
閉めようとしているドアを力いっぱい開けようとする玲。


那留夜と智広は,驚いてポカンと口をあけている。
あの,臆病な玲がこんなことをするとは思わなかったのだろう。

玲:「來華ぁぁー」

わざとらしく,元気に玲は來華を呼んだ
そして,チラッと那留夜達のほうを見る。

玲:「ニヤッ。何で閉めるん?」


玲の突然の行動により那留夜はまだ硬直状態だ。


玲:「よっぽど,あたしが嫌いみたいやなぁ?恨みでもある?あるんわ,コッチやねんけどなぁ?え?」

玲はウキウキしながら,那留夜をみる。


そして,手に力を入れて最後までドアを開けた。

玲:「來華ー。あたしも手紙かいとったわ。渡すん忘れとったぁ。」

來華:「わかったぁー」

來華は小走りで教室を出る。




玲:「はぁー。コレだからナルシは嫌いなんだよね」


玲が那留夜を冷たい目で見た。

那留夜:「・・・・//////」





バンッッッ




玲は思いっきりドアをしめた。




葵:「あはははっ。見とってメチャおもろかったわ」

來華:「よーあんなことやったな」

玲:「だってキモイねんもん。なんであたしらが,締め出されなアカンねんな」

葵:「玲。あんた,また嫌われたんちゃう?」

玲:「いいやーん♪」










数分の乙女とナルシストの戦いだった。








キーンコーンカーンコーン


チャイムがなる。

玲:「じゃぁ,また次の休み時間でぇー」

來華:「うん。ばいばーい」







教室へ戻ると,一組のキモップル(キモイカップルの略)がピンクのオーラを出して話していた。


それは,玲のクラスの名物ともいえるカップル。


莉愛架と牙孤だった。



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