Cocoa

萌色5 恋は萌の終焉


止まらない胸のドキドキは時がたつほど速くなってゆく。





それは萌王落ちへの一歩





ある日,玲に情報が入った。 それはとんでもない将の秘密


(ショウニ カノジョガ デキマシタ)

そんな事実が頭の中でぐるぐる回る

玲はそれを真っ先に來華と葵に知らせる。

玲:「ちょ━聞いて!将に!!彼女がぁぁぁ━…!」

葵:「はぁ?なんで?誰?」

來華:「あ━それうち妹に聞いた。年下やろ!?」

玲:「そう。それそれ。え━と名前は…」

玲&來華「林中 美樹!!」

葵:「見たことある!あのストパ━の子!」

玲:「あたし見たことないわぁ」

來華:「めっちゃブサイクな子やって」


3人を沈黙が包む。


來華:「そ…それでもさぁ,萌王様なのにはかわらんやんな」

葵:「うん。かわらへん」

玲:「当たり前やん。林中なんかにとられてたまるか」


3人の怒りの先は美樹へとそそがれた。


だがしかしこの怒りの矛先は,数日中に変わることとなる。


━数日後━

來華:「玲聞いて。幸にも彼女おるねんて!」

幸とは将の友だちで玲と葵のクラスメイトだ。

玲:「えぇ!?幸にも?もしかしてまた…」

來華:「そう。年下━…」

葵:「うそやん!?なぃ━…」

年下ブーム到来の玲達の学校。

玲:「なんなん!?もう卒業やのに,また?うぉ━。」

葵:「ほんまや。んま意味不明やし。」

玲:「來華ありがとう!」

來華:「うぅ━ん。全然えぇで。」


そして玲は快と菰柚璃にそのことを話した。
加えて将のことまで話したので話題になった。



“年下ブーム”それは萌の終わりへの道筋。


その日から玲に対する将と幸の態度が変わった。



玲が傍に来ると嫌な顔をする。そして言葉を残す。

((あ━。殺してぇ位うざい))

玲の地獄耳はピクッッと反応する。

玲(あぁ━バカだね。まぁいいか)

ほおっておくとどんどんエスカレートしてきたので,玲は爆発した。


玲:「あ゛━もぅ萌王落ちや!」

葵:「それ,ええと思うで」

來華:「あとは秀とケンと純やから,ん━と…」

玲:「キュート・クール・知的!」

葵:「……3C?」

來華:「ええやん3C!!」

玲:「時代は四天王から3Cかぁ━…。ゥヘヘ」



そして玲は,将たちの中傷に全く耳をかさなくなった。





ある日玲にメールが送られてきた。



『蓮美さん。スミマセン』


それは幸からだった。

もちろん悪いのは玲なので玲はちゃんと謝った。

『いえいえ,こちらこそ。あたしが悪いねんからね?』



何事もなく数日が過ぎた。




そしてまた,新しい問題が起きる。


それは1通のメールから始まった

「玲って将に告ってふられたん?」

いとこからメールが送られてきた
玲はこのメールを見た瞬間玲は手に持っていたコップを落としてしまった。

玲はいとこに電話をして詳しく聞いた。

内容はこうだ。



玲が将に告白した。でも将はふった。
それがバレー部の2年で噂になっている。
情報元は……将


玲はそれを聞いた瞬間血の気が引いた。
まさか,そこまでする男だったのか…と。





萌王落ちした男に容赦はしない。




萌えさせることをやめた1人の国の王は一人の姫をむかえ
民は1人も居なくなった。


葵も來華も玲も,将に用はなく
那留夜と同じく敵とみなした。






敵…萌えることができなく自分に敵意を持っている者。







残るは3C。








━How much do you love he?━
(あなたは,どれくらい彼を愛していますか?)







私たちは愛していない。





萌えることは,生きること。












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