【頑張れ】の意味


　　「頑張れ」と言うコトバが嫌い。

　　言われなくても本人は　
　　十分にがんばっているはずだから。

　　頑張らなければいけない事は　
　　本人が一番知っているから。

　　そう思うようになったのは、　
　　ある人に言われた一言。

　　「俺は十分頑張っているよ。　
　　　これ以上頑張れっていうの？」

　　ハッとした。

　　ワタシに言われなくても、　
　　彼は頑張らなければいけなくて。
　　十分頑張っていて。

　　「頑張れ」と言うコトバに“無責任さ”を感じた。

　　「頑張って欲しい」そう思うことは多々あって。
　　でも、どう伝えたらいいのかわからなくて。

　　人に伝えられない分、自分が頑張らねば！と
　　自分にプレッシャー与えて。

　　そんな思いから「頑張れ」ってコトバに敏感になって。

　　いつしか嫌いになってた。

　　でもね、「頑張れ」の意味はそれだけじゃなくて。

　　「優しさ」も　入っていて。

　　無責任じゃなくて、ホントにそう思うから
　　出るコトバなんだなって、思い直した。

　　コトバはたくさんの意味があって。
　　解釈は人それぞれで。

　　その意味を、解釈を近いモノにするのは

　　会話をすること。話すこと。
　　意志の疎通。コトバの疎通。

　　それを通して、また一つ意味を知る。

　　そして、また頑張れる。
　　昔とは違う意味で。

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