救世主登場!


我が家の救世主に出会いました。
2002年の2月、だんなさんと私とリタとで都内の大きい公園に
遊びにでかけたときのこと。
一人の男性が、ボーダーコリーとジャーマンシェパードの訓練をしていました。
その人は、ひげづらでサングラスにジャンパー姿、すこし「あやしい」
雰囲気の人でした。
ボーダーコリーはフリスビーを回転ジャンプしながらとっており、
まるで曲芸のよう。思わず見とれていると、その人が私たちに気づきました。
リタは自分のほうを見たと思って大喜び。前足をあげて「おいでおいで」の
ポーズ。
「こんにちは」
その男性が言いました。
「すごいですね。うちなんかこんな調子で・・・」と私たちが言うと、
「ちょっとかしてみて」とリードをとり、リタをつれて歩き出しました。
すると、私たちのときはまったく言うことをきかずに余所見ばかりして
いたリタが、その男性のほうを見上げて目を離さず、素直について
歩いているのです。
あまりのいい子ぶりにびっくりぎょうてん。
その人は犬の訓練士で、ボーダーコリーとシェパードは先生の飼い犬でした。
ここで知り合ったのも何かの縁ということで、私たちはわらにもすがる思いで先生に訓練をお願いしました。
毎週3回、1回につき30分の訓練で5万円。
これが高いか安いかは本人次第。
いうことをぜんぜんきかずに体だけはどんどん大きくなっていくリタに
半分ノイローゼ気味になっていた私は、とにかく先生にお願いしてみよう
と思いました。
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ものほしげなリタ


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