パク・ヨンハ見っけ!(もも色猫)

パク・ヨンハ見っけ!(もも色猫)

●(男話)ネタバレ第8話No.2




 ・ 「男の物語」ネタバレ(あらすじ)第8話 No. 1
 ・「男の物語」ネタバレ(あらすじ)第8話 No. 2  →今のこのページ
    第8話は2ページあります。

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「 クラブ 」
ギョンアが部屋前に駆けつけると、
男性店員たちがおろおろしていてホステスが中から慌て出て来た。
ギョンアが部屋に入ると、
ドウが酔いながらひとりでテーブルに並べられたグラスをグラスで狙い投げて割っていた。

ギョンア: あなたが酔うなんて初めてだわ。
ドウ: 僕も人間だ・・・
   見たか? 僕は見逃した。
   僕も人間だから。

ギョンア: 何があったの?
ドウ: なぜ聞くんだ。僕のこと知りたいのか?
ギョンア: 分かった、もう聞かないわ。
酔っているドウは足がふらついてソファーに座った。

ギョンア: 大丈夫?
ドウ: 僕は知らなかった。
   問題あるかないかに関係なく。

ギョンアはドウの背中にクッションを敷いてあげた。

ドウ: 僕の母がどのように死んだか知ってるか?
ギョンア: 話せるの?
ドウ: 母は僕が殺したようなものだ。
   僕は、母が何を望んでいるのか分かっていました。
   そして母は、僕が母が考えいてることを理解していること知っていました。
   そう、母を僕が殺したのか?

安楽死を望んでいる病気の母に、
その気持を分かっているドウが差し出した注射器を母は自分で打って死んだ。
そのことを自分が殺したと思っているドウだった。

ギョンア: どうかしたの?
     私は、自分自身を一度殺して、
     そしてこの世界で生きることを選択したわ。
     でも、一旦ここに入ったら戻れないと気づきました。
     そういうわけで、ここで生きているだけです。

ドウ: ジェニー(ギョンア)も帰るところがないのか?
ギョンア: ないわ。
ドウ: 僕も帰るところがない。妹も僕の元を去った。
ギョンア: 違う世界にいます。あなたの妹と、あなた。
ドウ: 本名を教えてくれ。
ギョンア: ギョンア。 ソ・ギョンア。
ドウ: ギョンア。
ギョンア: それが私の名前だったわ。
酔って倒れそうになるドウをギョンアは抱擁した。


「 喫茶店ミューズ 」
シンがムノに話し掛けていた。
ムノ: 何?
シン: ダイヤの指輪。
ムノ: 誰の?
シン: 確か・・・
ムノ: おいおい! 良いものがいいならその場所に行けよ。
シン: だから、その場所がどこなんだい。
   以前そういうものを買ったんだろ?

ムノ: ところで、誰にそれを買うのか?
と、ムノに問われたがシンは答えないでそのまま行こうとした。
しかし、代わりにジェミョンが横から答えた。

ジェミョン: プロポーズはきちんとしないといけない。
シン: おい!俺がいつプロポーズすると言ったか?
と、シンは慌ててジェミョンに言った。

ムノ: その通り!
   チェドンを崩壊させてお金を稼ぎました。
   今なら彼女を連れて来ることができる。

と、ムノは嬉しそうに言ってプロポーズを勧めた。

シン: 誰を連れて来るんだ?
ムノ: 私は耳にしました。シンのために借金を返した女性。
と、ムノは笑顔でそう言いながらギョンテ君を見た。

ジェミョン: 女性に関しては僕がアドバイスするぞ。
と、ジェミョンまでもがシンを応援した。

自分の彼女のことは誰も知らないと思っていたシンだったが、
ギョンテ君が彼女のことを全てムノとジェミョンに話していた。
それを知ったシンは、みんなにバレバレで決まり悪くて、
あ~ん・・・・。
と、変な声を出してシンは恥ずかしがった。


「 ジュエリーショップ 」
シンは1人でショップを訪れて指輪を見ていた。


「 クラブ 」
ギョンアと男性店員は、酔ったドウを休憩室のベッドに寝かせた。
そして男性店員は部屋を出た。

ギョンアが部屋を出ようとすると、ドウが突然ギョンアの腕をつかんで離さなかった。
誰か近くにいないと耐えられない。
僕の側にいてくれるか?

と、ドウは言ってギョンアの手にキスをして手を離さずに眠った。
しかし、その陰では薄目を開けて何か考えている不気味なドウだった。


「 ジュエリーショップ 」
シンは、ダイヤが輝く指輪を手に取って眺めた。
そして嬉しそうにほほ笑んだ。


「 チェ会長の邸宅 」
チェ会長が寝室のベッドで寝ていた。
ウンスが飲み物を運んでくると父が飛び起きてウンスに問い掛けた。

ド・マンフィの葬式に行ったよな?
マンフィの息子にそこで会ったか?
その人を知っているか?

と、チェ会長はウンスに問った。
そう聞かれてウンスは戸惑った。


「 喫茶店ミューズ 」
ウンスはチェ会長に喫茶店を教えて二人で訪れた。
そして、シン、ジェミョン、ギョンテ君、ムノもそこに集まった。

皆が私の言うことを聞いてくれ。
私の推測が正しいか悪いか知りたい。
ここの皆が知っている通りに、
チェ・ドンスという私から50億を詐欺しました。
チェドンの株を保持してチェドンを破壊した。
それから噂を広めてチェドンを恥さらしにした。

と、チェ会長は状況を確認するために説明した。

答えるな。たぶん録音をしている。
と、ムノは言って警戒した。

我々より前に一歩早く動いた他の誰かがいる。
誰かが先に手を打ったことが残念だ。

と、シンは答えた。

私に復讐するためにそうした。
ド・マンフィの息子の父の死はこの男と明らかに関連している。
マンフィが私の側近で、そして私の息子の側近は彼だ。

と、チェ会長は言いながらドウの部下のケイの顔写真を差し出した。
そしてそれをジェミョンは受け取ってじっと見た。

シン: 何が起こりましたか? あなたは今日とても潔白だ。
チェ会長: おまえたちの能力を信じてもいいか?
シン: なぜ、我々の能力を信じてもらいたいのか?
チェ会長: 私の側には誰も信じられる者がいない。
     意味無く詐欺師に会いにここに来てない!
     私はおまえたちを信じていいのか?
     おまえたちの相手は私の息子で、息子は私の相手でもある。
     私と手を結ぶ気があるかい?

と、チェ会長は言ってドウを倒すことをシンたちと協力することを求めた。
シンは、ウンスの顔も見て確認しようとしたが、騙そうとしている素振りも感じ取れなかった。
シンは信じるかどうか迷った。

シン: どう思うか?
ムノ: 私は詐欺師を信じて金持ちは信じない。
シン: おまえは?
ジェミョン: 僕はこの老人は必要ない。
と、ムノとジェミョンはチェ会長のことを拒否した。

チェドンを私の息子に渡すことは、
まるで翼を虎に与えることと同じだ。
(更に多くの脅威を与えてしまう)
それは、チェドンを返して欲しいということではない!
しかし、チェドンを任せられる誰かに渡したい。
あなたはそれを手に入れたくないか?

と、チェ会長はシンに言った。
シンは複雑な面持ちでそれを聞いていた。


「 クラブの入り口 」
ドウの部下のケイは、クラブの入り口でドウの送り迎えを待っていた。
そんな中、ジェミョンはケイの顔を写真と見比べて確認してその場を去った。
ケイはそれを見ていて何か察していた。


「 クラブ 」
クラブの前にリムジンが止まった。
クラブの中ではホステスがギョンアに慌てて話し掛けてきた。
本当なの? 本当なの?
誰かが、あなたを一晩指名して1億ウォンを払ったわ。
それは誰なの? チェ・ドウさん?
そうじゃなかったら、その他に誰か思い当たる?

と、ホステスはギョンアに言いながら うらやんだ。
そこにはギョンアは知らないジュンホが迎えに来ていた。

ジュンホ: ジェニーさん?
ギョンア: どなたでしょうか?
ジュンホ: あなたを迎えに来ました。
ギョンア: 私は知らない人とは一緒に行かないわ。
ジュンホ: 知っています、ソ・ギョンアさん。
     この伝言を頼まれました。
     「ソ・ギョンア、俺はあなたを待ってる。キム・シン。」

その伝言のシンの名前を聞いてギョンアは顔色を変えた。


「 リムジンの中 」
ギョンアは、迎えのリムジンに乗って案内先に向っていた。
リムジンのテーブルに置かれていた携帯の待ち受け画面には
無邪気な昔の自分の写真があって思わずほほ笑んだ。


「 演劇ホール 」
ギョンアが到着するとひとつのホールに案内された。
ステージ前に丸いテーブルが準備されていて、シンがひとりで待っていた。
シンがギョンアに手を差し伸べた。そしてテーブルの椅子に2人が座った。
客席にはシンとギョンアの二人きりでホールは貸切されていて、
ステージでは人形を使った一人パフォーマンスの演劇が始まった。


「 喫茶店ミューズ 」
ジェミョンはどこに行ったのか?
彼が出かけたことは知ってる! だが、どこに行った?

と、ムノはギョンテ君に慌てて問い掛けた。
ムノは何か胸騒ぎを感じていた。


「 駐車場 」
ジェミョンはお金と引き換えに男から銃を手に入れていた。


「 演劇ホール 」
ステージでは人形を操って神秘的な演劇が続けられていた。
静かに2人は鑑賞していたがシンが意を決して話し始めた。

シン: 普通は女性なら感動するはずだ。
ギョンア: とても素敵。これが、すべての女性の夢なのでは?
シン: でも、そんな顔してないな。
   知ってるか? おまえは借金よりも手強い。

ギョンア: 私?
シン: おまえは俺の借金だ。
   あらゆることに達成させたとしても、
   おまえを手に入れることが出来なければ終わりじゃない。
   そういう感じ。
   それは、まるで毎日増え続ける利子のようだ。


ギョンア: あなたはまだ分かっていないのね、
     私がいくらあなたに説明したとしても。

シン: うーん。誤解しないでくれ。
   俺のせいで今の世界にいる。
   どうやって連れ去ることができるのかが分からない。

ギョンア: あなたのせいではないわ。
     私がこの世界に入れるようにあなたを利用したわ。
     その時あなたを納得させる理由が必要だった。
     最初にこれを言いました。
     私の言うことを分かってないのね。
     私には夢があってそれを追い求めているだけよ。
     自分自身で得ることができなくて私を妬んでるだけだわ。

と、ギョンアは少し力強く言い放った。

シン: おまえは今、何を持ってるのか?
   お金? それが、おまえが追い求めている夢か?
   お金・・・。

ギョンア: 想像できないでしょうけど、お金にもレベルがあるわ。
     いくら努力しても追い掛けられない夢のようなレベルよ。


シン: 毎回、俺に会う度におまえは涙を見せた。その涙は何だったのか?
ギョンア: 私にも昔こんな時があったわ・・・
     何も知らない純粋な時代。その時を思い出して涙していただけよ。
     ありがとう、とても良い公演ね。でも、最後まで見るのは無理だわ。

と、ギョンアはそう言ってこの場を去ろうとした。
そして、シンは最後の質問を投げ掛けた。

シン: 夢を実現できる人・・・それは、チェ・ドウなのか?
ギョンア: 私をチェックしてるの? しないでちょうだい。
     私が以前のままでいて欲しいと思ってるわ。
     それは美しい記憶でした。すべて分かってるはずよ。

と、ギョンアはそう言ってシンの元を立ち去った。

ギョンアがホールを出るとケイが外で待っていた。
あなたが1人で出て来るだろうから、迎えに行くように頼まれました。
と、ケイはそう言ってドウから頼まれて迎えに来ていた。
ギョンアはその車に乗って帰って行った。

ひとりホールに残されたシンは、
渡しそびれた指輪を胸ポケットから取り出して見つめてため息をついた。
ちょうど公演も終えようとしていた。
シンはステージの演劇者に向ってひとり寂しく拍手して、
そしてステージにケースごと指輪を投げた。
受け取った演劇者はケースを開けて指輪をかざした。
シンはホールを静かに立ち去った。

シンは、プロポーズが出来なかった悲しみや、
違う世界の人間になったギョンアへの哀れみや、
全てのお金の怖さを痛感した。


「 喫茶店ミューズ 」
喫茶店にはギョンテ君、ジェミョン、ムノの三人がいた。

すべての住所リストです。
チェ・ドンス会長の自宅の住所、
チェ・ドン建築の会社の住所、
頻繁に行っているクラブの住所、
格闘ジムの住所。

と、ギョンテ君は説明しながらいつくかの住所を書いた紙をジェミョンに渡した。

どこに行くのか?
と、ムノは心配してジェミョンに問った。
ジェミョンは何も答えずに出掛けようとしたと同時に、
喫茶店に帰って来たシンとぶつかってしまった。

痛っ、おい!
と、シンは何か固いものに当たってゼミョンの腰に銃があるのを見つけた。
呼び止めるシンを無視してゼミョンはそのまま外に出掛けた。

おい、おまえ! おい、俺に話せ!
と、シンは呼びながらゼミョンを追いかけた。
しかし、ゼミョンはタクシーでどこかへ走って行った。
シンは車を運転して後を追いかけた。

ゼミョンがどこに行ったか知らないか?
彼はこの近辺のことはあまり知らないから、
出掛ける前に何か尋ねたはずだ。

と、途中でシンはギョンテ君に行き場所を知らないか携帯電話をかけた。

住所を調べるように頼まれました。
チェ・ドウとその部下のケイに関連する住所を。
自宅と、会社と、クラブと、ジムの住所・・・。

と、ギョンテ君から教えてもらったシンはゼミョンが行きそうな場所先に急いだ。


「 ジム 」
ケイは格闘ジムで練習相手を倒すほど力が強かった。


「 駐車場ビル 」
ケイがジムを出て駐車場ビルに入ると、
誰かが自分を待ち伏せしている気配を感じてナイフを取り出した。
その待ち伏せしていたのはゼミョンだった。

ケイが近くまで寄って来たことを察したゼミョンは柱隠れて銃を構えた。
しかし、そこにシンが現れてゼミョンを止めた。

シン: 止めろ。ここはLAなのか? 銃で復讐するのか?
ジェミョン: どいてくれ。おまえを引き込みたくない。
シン: 銃撃の腕は確かなのか? 一発だけで殺せるのか?
ジェミョン: おまえで試してみようか?
シン: おまえは優しい人だ!
   おまえの父を殺した奴を一発だけで苦しみもほとんど与えないまま殺すのか。
   俺はそうしない。
   俺からすべてを奪った人・・・そんなに簡単に殺さない。
   おまえがここで失敗したら、今後、俺がすることの大きい障害になる。
   どうするか? 俺を一発撃つか? それとも俺の作戦を聞くか?

と、シンが説得してゼミョンを何とか止めさせた。
銃を一発だけ撃って簡単に殺してしまうよりも、
もっとじっくり相手を苦しませる方法が良いと考えるシンだった。


「 チェ会長の邸宅 」
ドウがベランダで電話をしていると、
家を訪れるシンの姿を見つけて、急いで玄関口に確認に行った。

どうぞ、付いて来てくください。
父があなたを待っています。

と、ウンスは言いながらシンを部屋に案内していた。

驚いてシンを見つめながら警戒するドウ。
ドウに会釈してニヤリと笑みを浮かべるシン。
ドウとシンは家の中で対面した。

ーーーーーーー
第8話終り。




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