ももか日記             

ももか日記             

老犬介護 その5


無意識下でテン・テン・・と1滴ずつ漏れ出てしまうようになったのです。
その為常にお尻の下にはペットシーツを敷いて漏れても大丈夫なようにしていました。

しかしその頃から私の頭の中は常に桃香のオシッコの事でいっぱいになりました。
桃香は腎臓が悪くなっていたのでオシッコの事は命にかかわる重大な問題でした。

最初のうちはテン・テンと漏れ出ていても外に連れ出すと自力でシャーっと
してくれていたのですがだんだんと自力でする回数は減りとうとう全く
自力ですることなく全部を漏らすようになりました。

我慢できなくてお漏らしというのではなく、知らず知らずに漏れ出ているといった感じでした。

それでもオシッコが出ない事に比べたらずっと良いことでした。

ただ、全く自力でしなくなった桃香も時々は尿意を感じるのかグズグズと機嫌が
悪くなる事もありました。
それでも外に連れ出しても出来ないのです。
もしかしたらもうしゃがんで力むといったチカラは桃香にはなかったのかも
しれません。

色々な方のアドバイスでお腹を押してオシッコを出してあげられると聞きました。
しかしなかなかうまくいかず無駄に桃香に不快な思いをさせていたようです。

そこで病院の先生にオシッコの出し方をレクチャーして頂き、どうにか習得し
今ではテン・テン・テンと滴で出ている時に介助してあげると
チョロチョロチョロ・・・・と出てくれるようになりました。

病院ではレントゲンを見せてもらいながら膀胱の位置を確認させてもらいました。
太ももの付け根あたりにあるそうです。
足の横から手を入れてお腹をグー―っと押すようにすると良いと教わりました。

しかしそれがなかなかうまくいかず、やっぱり桃香に無駄なストレスをかけてしまいました。

それでも諦めずに桃香が眠っている間に何度かチャレンジしてようやく習得できました。うまく出ない時もありますが何とかコツをつかみつつあります。

私なりのオシッコ搾り出し方をここに記したいと思います。

2005-09-26 00:27:04
                 ↑
           <このあたりに力をかけるように押します>

桃香(50)

                 ↑
           <両手を使い絞るように力を加えます>

左手で膀胱近辺(内腿の付け根辺り)を圧迫し右手で腿の外側からギューっと
圧力をかけていくとチョロチョロチョロ…と出ます。
この方法で何とか成功しました。

イメージとしてはお腹を押す、と言うより太ももを搾る感覚です。

これでどうにかオシッコ問題は解決の糸口を見つけることが出来たのでした。。

*****************************************

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: