もよん日記

もよん日記

イマジナリーコンパニオンについて

イマジナリーコンパニオン(イマジナリーフレンド)とは

いわゆる「見えないお友達」のことです。
小さい子がひとりごとで誰かに話しかけているのを、見たことがある人も多いのではないでしょうか。

心の中だけに存在する人物。

脳内彼氏(彼女)などもイマジナリーコンパニオンの一種と言えるでしょう。



解離性同一性障害(多重人格障害)とイマジナリーコンパニオンの違い

一人の人間が複数の個性を持つという点で、両者はよく似ています。
しかし解離性同一性障害の場合の多くは、各人格が別々の記憶を持ち、知識を共有ことはあまりありません。
ひとつの人格が出現しているとき、他の人格はその行動の記憶を持たない場合がほとんどです(人格同士で出現時に何をしたか報告しあうことはあります)

イマジナリーコンパニオンの場合は(あくまで私の場合ですが)記憶も経験も共有しています。
ただそのことに対する感想や感情はそれぞれ違っています。
それにイマジナリーコンパニオンたちが肉体的な行動を勝手に起こすことはありません。
脳内で話し合って、その結果がもよんの行動に反映します。



もよんのイマジナリーコンパニオン

私「もよん」は4人のイマジナリーコンパニオンと、常に共同で生活しています。
彼女たちは私が物心ついたときには、すでに存在していました。
ここまでの文章はイマジナリーコンパニオンたちとの脳内会議の結果として、私「もよん」が書いています。
ここからはイマジナリーコンパニオンたちに筆を譲りましょう。



初めまして、私はもよんのイマジナリーコンパニオンのスノーフレイクです。
私が他のイマジナリーコンパニオンたちを紹介します。


ナッツ

ナッツは脳内会議の議長です。
とてもしっかりモノで真面目。
もよんは仕事をしていた頃はよく「働き者」「真面目」と評価されましたが、それはナッツが頑張っていたから。
両親の言うこともよく聞いて、小さい頃もいい子で優等生でした。
数学や論理的思考、議論が得意。
私たちの中では一番社交的で、社会性も身につけています。
最近はちょっと疲れ気味なのかな…。
昔より口うるさくなくなりました。
そのせいで、もよんがうつ病になっちゃったのかな…。
それと私たちの中で、ナッツだけが男性です。



フルーツケーキ

フルーツケーキはナッツとは正反対。
保育園も学校も大嫌いでした。
ナッツはフルーツケーキが感情的すぎると言います。
フルーツケーキはナッツのことを守銭奴の偽善者だと言ってます。
二人は今はあまり仲が良くありません。
昔はみんな仲良しだったのに…。
フルーツケーキはヘンプでアクセサリーを作ったり、新しい料理を考えたりするのが好きです。
でも、もよんのご両親のことはあまり好きじゃないみたい。
時々ワルクチを言っています。
フルーツケーキは人が多いところが嫌いで、人ごみの中で息苦しくなったりパニック発作を起こすことがあります。
昔は、はそんなときはすぐにナッツが助けていたんだけど、今はナッツはフルーツケーキを押さえつけるほど元気ないから…。
フルーツケーキは自然も好きですね。
山歩きや水泳など体を動かすのも好きです。



ムーン

ムーンは写真を撮ったり、絵を見たりするのが好き。
漫画やアニメも好きですね。
あと音楽も。
フルーツケーキがヘンプアクセサリーを作るときに、ムーンがデザインを提案することも多いです。
花や星や鳥が好きで、図鑑や神話をよく読んでいます。
ナッツはムーンをぐうたらなロマンチストだと言ってます。
悪い意味じゃないですよ。
ナッツはリアリストだけどムーンとは仲がいいです。
ムーンはどちらかというと慎重派かな。
フルーツケーキみたいに冒険好きじゃありません。
人見知りするたちで、フルーツケーキと同じに人ごみが苦手ですがパニック発作を起こしたことはありません。


スノーフレイク

私のことはナッツに書いてもらいましょう。

スノーフレイクは小説や詩を読んだり、書いたりするのが好きだ。
ブログも大体スノーフレイクが書くことが多い。
私達の中では副議長という立場だ。
全員と仲がいいので、イマジナリーコンパニオン内の調整役をしてくれている。
繊細で傷つきやすい。
たまに訳もなく死にたいと言い出すことがあるが、おおむね安定しているといっていいだろう。
もよんの家族や友人のことも、よく気にかけている。
もよんはフルーツケーキが作ったヘンプアクセサリーを人にプレゼントすることがあるが、それは大体スノーフレイクの提案だ。



私「もよん」とイマジナリーコンパニオンについて少しは判っていただけたでしょうか。
現在私はうつ病で精神科での治療を受けていますが、担当の医師にはイマジナリーコンパニオンたちについても話してあります。
医師の判断では無理にイマジナリーコンパニオンたちと私を統合する必要はないそうです。



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