少し難しい話になりますが、最後まで見てください

電化製品のほとんどが日本のメーカが作った製品を日本人は購入している。
しかし実態は、ほとんど海外で作られた電化製品に変わりつつあります、日本のメーカが作ったソニーやパナソニックの冷蔵庫だと作られた国が中国でも私たちは気にしませんよね。
それと同じように、たとえば同じベトナム産であっても日本の農協が進出してベトナムで作ったコシヒカリであれば安心できるのではないでしょうか。
日本の農家の方が出張してアビジャンで作られた魚沼農協のコシヒカリなら私は購入したい。なぜなら日本の農家の方が作られているのなら安心できて、しかも海外で作られたのなら値段が安いから(現在はお米の関税は700%ほどかかるので安くならないかも)
なるほど、お米だけは自作すべきだと思っている方も多いのかもしれません。
万一食料が不足したときの為に自分たちで、せめて米だけでも自給できるようにしたい
という気持ちは国民としてよく理解できます。食料安保が大切だというのも、そのことだと思います。
しかし、お米に掛けている日本の関税と等しい関税(700%)を液晶テレビに掛けるとか、農産物を輸入しない国の製品は買わないとか、世界中の製品の輸入国から完全に日本製品がボイコットされたらいかがでしょうか?日本の経済は破綻しませんか?
日本経済が破綻してないのなら、先の米不足の時のように、どんなにお米が不作でもベトナム米でよければ、輸入して安く食べることが出来ます。でも日本経済が破綻すれば、どんなに国内生産に力を入れていても、私たちは購入することが出来ないのです。
しかも農業に国から投資されている補助金や食管会計の赤字
農家から買い上げて、販売する利ざや、倉庫代、人件費等、現在の農業対策費は数兆円規模の投資になっているのではないしょうか?
サラリーマンの増税が日増しに増えている中、それらに膨大な費用を掛け維持する意味がありますか?
日本の農家は三ちゃん(お母ちゃん、おじいちゃん、おばあちゃん)農家がほとんどといわれている。こんな状態で、どんなに国が支援しても、いずれ農業はだめになるのです。
すでに家畜に使用する穀物を入れると現状では農産物自給率40%を割っています。日本の農林省はどうして、アフリカ大陸で、飛行機で種まきして、ビルのように大きな収穫用の大型機械をつかった農業を検討しないのだろうか?
私たちサラリーマンは利益を求めて世界中を飛び回っているのです。
農業に携わる人が利益を求めて世界を飛び回るのはこれから普通になっても不思議はありません。
決して日本での農業を減らすのではなく2つ又は3つの農協が交代で、アフリカ大陸で耕作すれば、国内では、一つの農協が2倍3倍の耕作面積に大型機械を使ってもっと効率よく耕作することも可能なのです。
子供たちはどうするかって、当然アフリカの分校で学ぶのです。学校の先生も農協と一緒に交代でアフリカの分校に行けば、卒業まで同じ先生達と一緒に学校に行けます。
当然入れ替えで、先にアフリカに行って帰ってくる農協皆様と教えていた先生方も一緒に日本に帰って本校勤務になるのです。
日本人の多くは2次産業3次産業に従事していますが、実は農耕民族ではないかと私は思うのです。私たち日本人は老若男女ほとんどの人が、塩害、風害、砂漠化、干ばつ、水害と農業のアクシデントに対応する方法を知っている、詳しく知らなくても何処で調べたらいいのかちゃんと知っているのです。
間違っても焼き畑農業が砂漠化に一番悪いのを日本人のほとんどの方が知っている世界で一番、農業に対する知識が高い国民ではないかと思うのです。
アフリカ大陸の国々の難民対策にお金を使うなら、施しをするより彼らに仕事を与えるべきなのです。施しは難民を増やすだけで、問題も多いのです。
そう農業に対する援助金や難民に対する援助金をアフリカ大陸やアジア大陸、南アメリカ大陸、オセアニア大陸で農業投資するのが理にかなっていると思うのですがいかがでしょうか?
現在中国の農産物が大量に入ってきて輸入制限していますが、生産している農作物だけを、生産実績にあわして、農協しか輸入できないことにしておいたら、問題は少なかったはずです。
電化製品と同じように商社が農産物を輸入しているところに問題があります。
では万一農業援助国で政変があったらどうするのか、その時は援助金思って農地を手放せばいいのです。農地が世界的に増えても問題ないのです。
将来世界的な食糧危機が来ても(人口が5倍になるのは、確実であり、今から将来の対策を取っていないなら食糧危機になる)その時こそ、輸出の優先先を日本の農協が管理しておれば、食糧安保になるのではないのでしょうか。
しかも、砂漠化を防止し地球温暖化防止の森林も効率よく配置していけば京都議定書も難なくクリアー出来るというオマケもあるのです。