解体です



 そこにいたのは面のない風神
面の無い風神

 クレーンで吊り上げて外す。取り除ききれなかった電球やらなんかがばきばき割れて落ちる。
風神吊られる続・風神吊られる
 製作過程から見ているとさすがに胸が痛い光景。でもきちんとやる。これが大事。

 この太鼓は残りました。もらっていかれるのです。偶然にもちょっとだけもんすけがお手伝いした部分でした。
残った太鼓kami3

 あれ?これは・・・・竹浪先生の「金時と山姥」の山姥。港町にお嫁入りです。町内ではこれをどうにかして使います。そしてがらんとなってしまった小屋。
あれ?どっかで見た?がらんとした小屋

 その時、一台のトレーラーが出発しそうなのを発見!走って行ってみると・・・なんと「ねぶた大賞」北村先生の陰陽師。パーツごとに分解してたので、どっかでまた組まれるんでしょう。写真撮ってたらトレーラーのおじさんが「壊す前に来ればよかったのー」と言ってくれた。「うん、いっぱい見たよありがとう」
あ、どっかに行くおー!ねぶた大賞

 ♪少し雨に当たったものの、昨日からのスタッフのがんばりで順調に夕方前に終了。これにて今年度の運行に関する全ては終了です。お疲れ様でした。
 運行中は緊張の毎日ですが、事故も怪我もなかったことがまず一番。でも毎年、新しい発見や反省点があります。スタッフそれぞれが「来年はこうしよう」と、既に思っているはず。そしてもう来年のねぶたに胸躍らせています。
 この魅力ってなんなんだろう、いや、もう魔力ですよね。はまってしまったらもう逃げられない。そういうものですよね。

 たくさんの人間を巻き込み、熱くし、繋げてていく、そんな「魔力」をもったねぶたに今年も感謝、です。胸を焦がすこの感覚は一体どこから来るのだろう・・・身体中の細胞が一気に息づいて来るこの感触はどうしてなんだろう・・・わかんあなくたっていいんだろうけどね
 ねぶたは多分、そんな想いがカタチになったもの。

          風神雷神、ありがとうね。
雷神の面






© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: