2004年09月18日
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2点を追いかけるマリナーズの5回裏の攻撃。1死走者なしでイチローの第3打席。



 2ストライク2ボールから2球ファウルで粘っての7球目、内角のカーブを左方向に打ち返し、ボテボテのゴロがショートへ転がる。イチローの足と送球とベース上で際どいタイミングだったが、判定はアウト。 ショートゴロ となった。



 この判定にメルビン監督がベンチから飛び出し猛抗議し、場内からも大ブーイングが起きるも判定は覆らず。その後、ウィンがセンターライナーに倒れて、イニングが終了しても、審判へのブーイングが収まらなかった。



しかし、リプレーではイチローの足が一瞬早くベースにたどり着くところを映し出していただけに、スタンドのファンからは一斉に一塁塁審に対してブーイングが飛んだ。イチローは試合後、この判定の影響を聞かれて、悔しさがありあり。 「影響? もちろん関係あります。無茶無茶でかいですよ」 とのコメントを残している。


「際どいプレーならともかく、あれで見えていないとしたらかわいそうですね。それでもグラウンドに立たなきゃいけないわけですから」



 イチローは、微妙な判定のあとに文句なしのヒットが打てたことについて、うまく気持ちを切り替えられたのか、と試合後に聞かれたが、 「そんなの一生切り替えられないですよ」 と、まだ悔しさを滲ませた。



イチローは悔しさを隠してベンチに下がったが、その頃、一塁塁審のサム・ホルブルックはファンのブーイングを浴びながら、一度下した判定を覆すこともできず、恥ずかしさに耐えていた。「彼は、セーフだった」。試合後、ビデオのリプレーで誤審を認めたホルブルックは、 「私自身が、一番がっかりしている。他の誰よりも…。確かに、クロスプレー。しかし、私のミスだ」 とうなだれた。


これに対して、 「ミスを認めてくれたことは、いいことだと思います。多くの審判は、それを認めようとしないでしょう。いい審判になるためには、必要なことでしょうね」







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最終更新日  2004年09月18日 19時32分34秒
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