アンティークライドのNEW WORLD

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2011ファイナルシリーズ出走表

  2011ファイナルストリートチャンピオンシップ(The Final Street Championship in 2011)
  Distance:2400m  START・・・12/24 16:30

番号    名前 脚質 ランク  オッズ コメント
 1 ローカルスター 差し -SS   7.6 レース間隔が短いと体質不安が残るが・・・。
 2 ブラックナイト 逃げ   S  16.5 近走不調気味だが素質は上位。怖い存在。
 3 ストーンボーイ 自在  SS  15.7 オンロードだと一線級相手ではどうか。
 4 ウイニングスター 自在  +B   9.0 ルーキー勢では最有力。決め手勝負なら。
 5 オーストリ 先行  +S  32.6 近走不振が目立つので、復調あれば・・・。
 6 ドールウィザード 自在  +S  12.0 決め手勝負だと分が悪いか。立ち回り次第。
 7 ノースウイングス 先行   C  27.2 本質的にはマイラー。2400mはやや長い。
 8 アグレッシブストライカー 逃げ  +S  19.7 広くストレートの長いこのコースなら。
 9 グラスフローラ 差し  -B  35.1 さすがにこのメンバーに入ると厳しい印象が。
10 ラッシュスパイラル 差し  SS   4.2 この相手なら実力上位。派遣不安もない。
11 ロードストライド 追込  +A  20.4 末脚は鋭いが展開次第。実力では見劣りしない。
12 ミドルワールド 逃げ  SS   6.8 強敵多いが実力は上位。あっさり逃げ切っても。
13 ウィンディエリアル 追込  +A   8.2 昨年より相手強化の感は否めず。切れれば。
14 アンジェラス 自在   H  14.5 スピード勝負なら上位争いも可能。ここでも。
15 ランニングドリーム 自在  -B  11.9 持続力が高いので、まくっていける展開なら。
16 フレンドシップ 自在  -A  23.3 実力あるも相手が強く、何とも言えない状態。
17 ヴィクトアール 差し +SS  16.3 外枠は気にならない。一発あっても。
18 ウインドシア 自在  SS   4.8 コース相性、調子共に良好。乱ペースでも期待。


アンティークライドのレース予想
 これがワンランク落ちる2011ファイナルストリートチャンピオンシップですがorz と思うぐらいに今年はレベルが高い戦いとなりそうだ。とりあえず上位人気を賑わしているのがラッシュスパイラルとウインドシア、そしてミドルワールド。この3台についてはファイナルチャンピオンシップに出てもおかしくないであろうメンバーで、いくら投票で漏れたからといっても、ここに出るのはおかしいだろう・・・とさえ思ってしまう。他にも強豪ズラリの豪華なメンバーで行われる一戦。コース適性と近走の調子を考えながら予想していこう。
 コースはホームストレートが500m程度あるクラシックディスタンスのストリートコースが舞台。ホームストレートが結構長いのと全体的にスピードが出やすいコースなので、基本的には差し・追込でスピードに勝るレーサーが上位に台頭してきやすい。しかもミドルワールド、アグレッシブストライカーの大逃げ候補2台がいるので、スローは絶対といっていいほど「ない」だろう。しかしながら自在車が7台もいるので、どれぐらいのペースになるかはかなり読みづらいところ。とりあえず俺は「超ハイペース以上は確実」と読んで予想していきたいと思う。
 1台1台を解説していくと長ったらしい文章になるので、ここでは予想とその根拠だけを下記に書いておく。詳しい予想はチャットでやるので、その時にでも聞いてくれ。
  ◎:ラッシュスパイラル(上昇度も適性も申し分なし。人気に応えるだろう)
  ○:ウインドシア(純粋にスピード勝負になればラッシュとも互角以上。展開次第で逆転も)
  ▲:ウイニングスター(ルーキーだがセンスは相当なもの。一発あるとすればこいつ)
 △1:ミドルワールド(昨年は上で戦っていただけに、ここでは実績上位なので)
 △2:ローカルスター(少々使い詰めな分割引は必要だが、素質は上位クラス)
 △3:アンジェラス(切れ味があるしスピードに勝るので、このコースだと怖い)
  注:ロードストライド(展開に左右されやすいが実力は本物。前崩れになれば)


   リザルト
  1位:ラッシュスパイラル(SS、差し)      1番人気:  4.2
  2位:ブラックナイト(S、逃げ)        12番人気: 16.5
  3位:ヴィクトアール(+SS、差し)      11番人気: 16.3
  4位:ドールウィザード(+S、自在)       8番人気: 12.0
  5位:ランニングドリーム(-B、自在)      7番人気: 11.9
  6位:フレンドシップ(-A、自在)       15番人気: 23.3
  7位:アンジェラス(H、自在)          9番人気: 14.5
  8位:ミドルワールド(SS、逃げ)        3番人気:  6.8
  9位:ストーンボーイ(SS、自在)       10番人気: 15.7
 10位:アグレッシブストライカー(+S、逃げ)  13番人気: 19.7
 11位:ウインドシア(SS、自在)         2番人気:  4.8
 12位:ウィンディエリアル(+A、追込)      5番人気:  8.2
 13位:ローカルスター(-SS、差し)       4番人気:  7.6
 14位:ウイニングスター(+B、自在)       6番人気:  9.0
 15位:オーストリ(+S、先行)         17番人気: 32.6
 16位:ノースウイングス(C、先行)       16番人気: 27.2
 17位:ロードストライド(+A、追込)      14番人気: 20.4
 18位:グラスフローラ(-B、差し)       18番人気: 35.1


  2011ファイナルチャンピオンシップ(The Final Championship in 2011)
  Course:チョロQシティ(5周) START・・・12/26 21:30

番号    名前 脚質 ランク  オッズ コメント
 1 ブラックスター 先行   H   5.1 ライン取りの大事なコースで理想の最内。逆転も。
 2 プリティソフィア 差し   B  47.6 メンバー的に無理があるか。入着まで。
 3 ブラックウィル 自在 -SS   3.9 近走の好調ぶりから、ここでも十分上位候補。
 4 トゥインクルターボ 逃げ  SS  58.7 コース的にも上位台頭は少々厳しいか。
 5 ナイトブルー 先行  SS  45.8 スピード勝負は避けたい。地元補正でどこまで。
 6 ドリームアリス 自在  +A  13.9 相手は揃ったが、彼女自身も好調。戦えなくはない。
 7 ケーニヒ 自在  SS  17.3 狭いコースなのでスピードが生かせるかどうか。
 8 エクスカリバー 追込   H   4.0 再び軌道に乗った!昨年2位の雪辱を晴らす。
 9 リンカーン 先行   H   5.5 早めスパート勝負なら復権もある。消耗戦なら。
10 ディアブールブレイド 逃げ +SS   3.8 完全復調だ!コースも大歓迎で死角見えず。
11 ドリームロケット 先行   C  18.2 前走いくら何でも負けすぎ。立て直せるか。
12 ラインインペール 差し +SS   4.7 好調だがコース相性が微妙なだけに、展開頼みも。
13 ドリームフライト 差し   P   6.3 差しが決まりにくいコースなのでやや不利か。
14 スカーレットライフ 先行 -SS   6.8 前走で復調気配は見せた。逆転の可能性秘める。
15 マッドスペシャル 逃げ  SS  24.5 地元コースだけに上位進出は狙えるが。
16 ベストメンバー 差し  +S   5.2 決め手勝負だとやや分が悪いか。まくって。
17 プライムグロリア 先行   B  41.8 外枠が少々手痛い。勝負どころで遅れなければ。
18 ハリケーンブレイカー 差し +SS  10.4 相当得意な舞台。海外勢の底力を見せつけるか。


アンティークライドのレース予想
 もはや驚くこともないだろう・・・2011ファイナルチャンピオンシップ、今年も例年並、いやそれ以上に素晴らしいメンバー構成となった。今年も舞台はQ3のチョロQシティを5周。コース的には逃げ・先行有利の舞台だが、昨年は最後方待機だったエクスカリバーが2位に割ってくるなど、展開や実力次第で十分後方勢にもチャンスがあるコースだ。とはいえコース適性はかなり重要なコースで、例年このコースの適性が高いレーサーが勝利していることも見逃せないデータだ。コース適性を重視しながら予想を展開したい。
 今回は逃げが3台、その内トゥインクルターボは大逃げ型で飛ばしていきそうなのだが、このコースへの適性が残念ながらそこまで良くはない。むしろコース的にはディアブールブレイドの方が前に飛び出しそうで、ここ2、3年続けて起こった極端なハイペースにはならないのではないだろうか。そうなると後方勢には厳しくなりそうで、エクスカリバーやドリームフライト辺りは有力ではあるが厳しいかもしれない。また、昨年のディフェンディングチャンピオンで、今年のフロントチャンピオンシップを制したベストメンバーだが、今回は外枠16番とちょっと難しいグリッドに入ってしまったため、ここも厳しいか。
 基本的には逃げ・先行勢をオススメしたいが、内枠で適性の高い差し・追込レーサーにも注意しながら予想すると、俺の予想は下記の通りとなった。詳しくはチャットで話すかもしれない。
  ◎:ディアブールブレイド(適性、グリッド、脚質全て問題無し。今年は順当に)
  ○:ブラックスター(スピード勝負になると分が悪いが、それ以外はほぼ死角なし)
  ▲:リンカーン(切れ味はあるが近走の成績が微妙。ハイラップになるとマイナスか)
 △1:マッドスペシャル(地元補正の分、スピード不足は緩和されるはず。穴候補)
 △2:ドリームアリス(今年の活躍はなかなかのもの。この大舞台でも十分怖い存在)
 △3:スカーレットライフ(前走3位と復調の兆しが見える。楽に立ち回れれば)
 △4:ベストメンバー(大外だが昨年の覇者。適性の高さで不利をリカバーできれば)
  注:ブラックウィル(近走好調で勢いがあり、コース適性も問題ない。ただし過信は禁物)


  今回のポイントシステムについて(予想は1~3位の順位を予想)
 2011ファイナルチャンピオンシップについてはレース予想を設けたいと思います。今回のレースにおける的中ポイントは下記の通りです。
 1位的中・・・オッズ×5 +10 ポイント
 2位的中・・・オッズ×3 +10 ポイント
 3位的中・・・オッズ×2 +10 ポイント
 1,2位的中・・・オッズ×10 +10 ポイント
 1~3位的中・・・オッズ×20 +10 ポイント

 予想の仕方は1位、2位、3位を1台ずつ選ぶ方式です。 重複は違反なので無効票となります。 ご注意ください。
 〆切は 12月26日(月)18:00 です。掲示板に予想を記入してください。

   リザルト
  1位:ブラックウィル(-SS、自在)      2番人気:  3.9
  2位:ナイトブルー(SS、先行)       16番人気: 45.8
  3位:ドリームアリス(+A、自在)      11番人気: 13.9
  4位:ディアブールブレイド(+SS、逃げ)   1番人気:  3.8
  5位:ベストメンバー(+S、差し)       6番人気:  5.2
  6位:リンカーン(H、先行)          7番人気:  5.5
  7位:エクスカリバー(H、追込)        3番人気:  4.0
  8位:ブラックスター(H、先行)        5番人気:  5.1
  9位:ハリケーンブレイカー(+SS、差し)  10番人気: 10.4
 10位:ドリームフライト(P、差し)       8番人気:  6.3
 11位:マッドスペシャル(SS、逃げ)     14番人気: 24.5
 12位:スカーレットライフ(-SS、先行)    9番人気:  6.8
 13位:ケーニヒ(SS、自在)         12番人気: 17.3
 14位:ラインインペール(+SS、差し)     4番人気:  4.7
 15位:プリティソフィア(B、差し)      17番人気: 47.6
 16位:ドリームロケット(C、先行)      13番人気: 18.2
 17位:プライムグロリア(B、先行)      15番人気: 41.8
 18位:トゥインクルターボ(SS、逃げ)    18番人気: 58.7
ゴール前7台が横一線の大激戦!最後はブラックウィルが死闘を制して優勝!
 今年のファイナルチャンピオンシップは例年になく激戦を予想させるようなメンバー構成だったが、それを裏切ることのない凄まじい激戦となった。この想像を遥かに超える激戦の1番人気となったのは、派遣勢のディアブールブレイド。完全復調を感じさせた同車が1番人気に支持された。2番人気に今年のインフィニティリミットグランプリで悲願のグランプリ初制覇を成し遂げたブラックウィル、そして3番人気に昨年2位で現チョロQワールドランキングトップのエクスカリバーが続いた。他にもオッズで10倍を切るレーサーが何と9台もいる超難解な一戦を制し、今年のファイナルを締めくくったのは、2番人気に支持されたブラックウィルだった。
 スタートからハナを奪ったのは、大方の予想であったトゥインクルターボではなく、ロケットスタートを決めて果敢に攻めにいったルーキーのドリームロケット。1番人気ディアブールブレイドは絶好の3番手、そして3番人気のエクスカリバーは後方2番手からのレースとなったが、ブラックウィルはエクスカリバーからさらにやや離れた最後方待機。誰もがスタートで出遅れたと落胆の色を隠せない状態になっていた。
 ただ、そこからブラックウィルは鮮やかな逆転劇を決めてみせた。4周目で徐々に前へと進出を開始すると、まずは似たようなタイミングでラストスパートをかけたエクスカリバーに並ぶ。ここで中盤の連続直角カーブの狭い区間でプリティソフィアを同時に抜こうとしたため、インを狙ったエクスカリバーが激突寸前のニアミス。減速のダメージは小さかったものの、結果的にこれが致命傷となったのは言うまでもないだろう。辛うじてではあったがスムーズに抜けたブラックウィルが先に前へと進出していった。
 ファイナルラップは早めスパートから押し切りを狙うスカーレットライフに、手応え良く追い上げてきたディアブールブレイドがかわして中盤で先頭に躍り出る。これに続いたのがリンカーン、ベテランの意地を見せる素晴らしいテクニックで差を広げさせない。さらにこれに続いたのがベストメンバーとナイトブルー。ブラックスターやハリケーンブレイカーが手応えが怪しくなってトップ争いから脱落する中、中団待機から徐々に前へと進出していった2台がここでトップ争いに加わる。そしてその後ろから来たのが、ドリームアリスとブラックウィル、そしてエクスカリバー。ドリームフライトもこの争いに加わっていたのだが、こちらも手応えが怪しくなって争いから脱落してしまう。そしてこの7台が最後のホームストレートで横一線となってゴールしたが、この争いを制したのがブラックウィル。2位に16番人気と低評価だったナイトブルーが地元の意地を見せて大健闘。しかもその差はわずかに3mmだった。さらに2位から2mm差で3位にドリームアリス。女性レーサーは前評判はスカーレットライフ以外は厳しいといわれていたが、それを覆す劇走を見せてくれた。1番人気のディアブールブレイドは殊の外速くなったペースが最後に響いたか4位、3番人気のエクスカリバーはやはり仕掛けどころでのニアミスが致命傷となり、追い上げるも届かずの7位に終わった。

終始理想の展開。ミスがなければ勝てると信じていた・・・ブラックウィル
 道中の位置取りは、このコースの有利な脚質からは明らかに遠い最後方。しかも団子状態の最後方ではなく、一台だけ取り残されたような最後方待機。誰がどう見ても序盤は絶望的だと感じただろう。しかしそこから優勝の栄冠を勝ち取ったブラックウィル。あの位置取りは問題なかったのだろうか?
 「位置取りは気にしてなかったですね。むしろ理想の展開で最後まで自分に味方してくれました。」
 ブラックウィル自身はスタートが出たなりで、大きく不利を受けないポジションを狙った結果があのポジションになったそうだ。ペースが速くなったのが大きく味方したのは事実だが、とはいえこのレベルのレースで先行有利のチョロQシティを勝利したのは、彼の実力と戦略が見事に結び付いた結果となったのではないだろうか。
  ブラックウィルのコメント
「文句のない結果ですね。状態の良い今だからこそ勝ち取った勝利だと思います。(道中の位置取りについて)位置取りは特に気にしてなかったですね。むしろ展開的に言えば最初から最後まで理想的でしたし、ペースが速くなってくれたのも自分に味方してくれましたから、全く心配はしてなかったです。(エクスカリバーとの競り合い時に起きたニアミスについて)レースですからこの様なアクシデントが起こるのは仕方ないですが、できればどちらも不利のない状態で勝利したかったですね。(来年は追われる立場になるが、来年の抱負について)追われるも何も、それはランキングでトップになってからだと思いますし、自分が頂点であってもなくても、高みを目指してチャレンジしていく気持ちに変わりはありません。来年は全グランプリで優勝争いを演じられるように、より抜群の安定感を築き上げていきたいと思います。」

既存勢の意地を見せた銀メダル、天が優勝はまだ早いと・・・ナイトブルー
 既存勢で昨年4位の実績がありながら、今年の不振を嫌われて16番人気という低評価でこのレースに挑んだナイトブルー。しかし、レースとしては何も文句のつけようがないレース内容を見せてくれた。それでも結果は2位。しかも優勝したブラックウィルとの差はわずかに「3mm」。後一歩の差で優勝を取り逃す結果となった。それでもナイトブルーの表情に落胆の色はなかった。
 「天にいるレースの神が、俺に優勝はまだ早いと言ったのでしょう。」
 「3mm」の差をレースの神の裁きと説いたナイトブルー。今度こそはレースの神に、優勝してもよいという審判を下してもらえることを期待しつつ、来年に挑むことになりそうだ。
  ナイトブルーのコメント
「3mm差というと悔しいと言えば悔しいですが、おそらく天にいるレースの神様が、「お前がこのレースを制するのはまだ早い」と言っていたのでしょう。(レース内容は完璧だったと言うコメントに対して)内容としても、もう少し前につけられていればとか、仕掛けどころで無駄のないコース取りを徹底するとか、まだまだ修正しなければいけないことはたくさんあります。現状で自分ができる理想のレースにはなりましたが、それでもまだ力不足だと言うことです。(昨年は4位、今年は2位、来年の目標は当然1位かと言うコメントに対して)それは来年またこの舞台に出場できれば考えます。現状では自分は決勝に残れるかどうかも厳しい状態ですし、勝てなければこの舞台に出られることもないですから。来年も1レース1レースを大事に、無駄のないように戦っていくことを心がけたいと思います。」

超一流相手に着実に成長した姿を見せた、負けても価値ある3位・・・ドリームアリス
 デビュー前から常にトップクラスで戦い続けた兄:ドリームフライト。鮮烈なデビュー4連勝で2011年度のルーキーの頂点に君臨した従弟:ドリームロケット。これらと比べるとドリーム兄妹の末妹:ドリームアリスは地味であり、この中に入っても上位争いには・・・というのが大体の見解であった。ところが蓋を開けてみれば、トップとわずか5mm差の3位である。道中は狭いコースを意識してか中団グループでの追走。圧倒的な切れ味があるわけでもないので厳しい位置取りかと思われたが、そこから徐々に進出して最後はトップ争いに加わって3位を確保。終盤手応えが悪くなって後退した兄や従弟とは対照的な結果となった。負けたとはいえ手応えは感じられたのだろう、
 「3位とはいえ、価値のある3位だと思います。」
というコメントと同時に、彼女が超一流を相手にしながら着実に成長したかのように感じられた。
  ドリームアリスのコメント
「この相手で3位に入れただけでも信じられないです。価値のある3位だと思います。(道中の手応えはと聞かれて)いつも通り、悪くはなかったです。ただ、もうちょっと前に行きたかったですね。(終盤ブラックウィルなどと互角の戦いを演じたのではないかと聞かれて)その時の調子の良し悪しもあるので、互角かどうかは難しいところなんですけど・・・。(来年の目標を聞かれて)まだこの様なビッグレースに優勝するといった大目標を立てられるほど強くはないので、来年も引き続き女性レーサーNo.1を目指して頑張ります。」

流れに乗り損ねたミスが響いた、後一歩及ばずの4位・・・ディアブールブレイド
 史上最高レベルのメンバーが顔を揃えた一戦で、僅差ではあるが堂々の1番人気に支持されたディアブールブレイド。しかしレース道中の激しく入れ替わる流れに乗り損ねたミスが最後に致命傷となって4位という結果に終わった。ドリームロケットが逃げるのは想定の範囲内だっただろうが、トゥインクルターボがかかったり全体的に早仕掛けの展開になったりしたのは想定外だったか。流れというレースの大きなターニングポイントに課題を残し、来年こそはリベンジを誓いたいところだ。
  ディアブールブレイドのコメント
「位置取りとかに問題があったわけでは無いと思うんですよ。まあ最後はもうちょっと伸ばせたはずなんですが・・・。(レースの敗因について聞かれて)とりあえず、今回はレース全体の『流れ』というものを掴めていかなかったせいかな~・・・と思ってます。自分の方の最強クラスは、この『流れ』を掴むのが非常に上手いです。これは膨大な経験量と鋭敏な第6感がミックス出来ないと出来ないことなんですが・・・。どうも、レース後半で『あ~、何か流れに乗れてない気が』って感じがしたんですよ。それでも何とか突っ走ったんですが・・・結果はこの通りってわけです。でもまあ、去年に比べればよっぽどマシですけどね。今回の結果はそこまで悲観するものでもないです。(来年について尋ねられて)とりあえず来年は・・・まあこの舞台で戦えるかも分かりませんが、とにかくこちらでも自分の方でもキチンと戦っていきます。特にあっち側は恐ろしいのがホイホイ来てますからね・・・。」

   その他のレーサーのコメント
  5位:ベストメンバー
「最後に外を回らされたのが大きかったかもしれません。道中の手応えも悪くはなかったので、もう一伸びできるスピードがあれば連覇も不可能ではなかったかもしれないですね。」

  6位:リンカーン
「最近不調だったことを考えれば、まずまずの内容でしょう。来年に繋がるレースができたと思います。」

  7位:エクスカリバー
「仕掛けてこれからスパートという時のロスが、結果として致命傷になりましたね。外にウィルが並んでたのは分かってたことなので、捌ききれなかった自分のミスです。僅差ではありますけど負けは負けですから、まだまだ自分に足りないものがあるのでしょう。来年も当然、全部勝つつもりでいきます。」

  8位:ブラックスター
「自分の方で開催される年末企画を蹴ってまで力を入れたのが逆に仇になったかもしれませんね・・・。ちょっと肩に力が入りすぎたかもってところです。一応このレースまでに勇猛杯本戦の第7戦(マッドスペシャルが7秒差つけて大勝したレース)で兄のライン取りとか研究して、実践もしたんですが、どうも本番になってどこかズレが生じたんですよ。それがロスに繋がって最後の最後で先頭争いに残れなかったってところでしょうか。後はやっぱりスピード。これがあればもう少し踏ん張れた気がします。それでもまあ、優勝は恐らく無理でしたが・・・。来年はとにかく下からの突き上げが怖いですが、とにかく1戦1戦を糧にしてまたこの舞台に臨めたらと思います。」

  9位:ハリケーンブレイカー
「差し脚を最後まで伸ばせなかったね。スローで流れればもうちょっといい勝負ができたと思う。」

 10位:ドリームフライト
「伸び切れなかったなあ・・・調子が悪い意味で平行線だったから、思うように行けなかったのが痛かったですね。」

 11位:マッドスペシャル
「同じ地元のナイトが大健闘の準優勝であるのにもかかわらず、自分は仕掛けどころを間違えて惨敗です。既存勢はオリジナル勢に比べるとまだまだ力不足ですが、これからも見限らずに応援よろしくお願いします。」

 12位:スカーレットライフ
「逃げ腰になって先に動いてしまいました。怯まずに我慢できればいい勝負ができたかもしれません。」

 13位:ケーニヒ
「もうちょっとスピードが出やすい舞台の方が向いているかな。終盤はもう勝負にならなかったしね。」

 14位:ラインインペール
「このコースだとどうしても後手後手に回っちゃいますね。完敗です。」

 15位:プリティソフィア
「出られただけでもラッキーでした。惨敗でしたが次に向けて収穫はあったのでいい経験になりました。」

 16位:ドリームロケット
「壁が厚いですね。乗り越え甲斐があるからやる気も沸きますけど。」

 17位:プライムグロリア
「中盤以降はどうにもならなかったです。もうちょっと果敢に攻めたかったですね。」

 18位:トゥインクルターボ
「かかったのが全て。今日はどうにもなりませんでした。」


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