上京
いつかはこの時がやってくるとわかっていた
認めざるをえない けれど認めたくはなかった
できるなら離れてしまいたくはない けどどうすることもできない
出発の時間が刻一刻と迫る
昔からずっと親しんできたこの故郷を離れなくてはならない
小さい頃の思い出が頭をよぎる
よく遊んでいたあの場所も 行きつけの店も
もう見ることは出来ない 悲しい気持ちにならずにはいられなかった
そして出発の時 突然目から涙がこぼれた
この場所ともお別れだ 新しい場所での生活が始まる
けれど、どれだけ遠くに行ってもこの故郷のことは絶対に忘れない
いや、忘れてたまるか この素晴らしい故郷を
さらば 愛しき我が故郷よ
ずっと慣れ親しんできたこの場所は絶対に忘れない
またいつか、必ず戻れることを信じて私は旅立っていく・・・・・・・
あとがき
まさに私自身の率直な心境をそのまま詩にしてみました。
年末の帰省でも感じたんですが、故郷ほどいい場所はないですよ。
地元がいかに素晴らしい場所であるかを再認識した次第です。
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