プロローグ


周りに友人はいない
「アキラー」後ろのあたりで女性の声がする
「あぁ?」アキラはやる気がなさそうに返事をする
「また授業さぼってたでしょう!」その声の主はセーラー服を着ていてアキラと比べて格段にまじめそうだ
まさに美女と野獣と言うべき取り合わせだ
「おれに構うな」アキラが荒く言う
「せっかく人が気にしてあげてるのに」
「幼なじみだからってなんでそんなに絡んでくるんだよ!」アキラは少し怒っている
「そりゃあそれしか理由は無いでしょう」しかし少女は気にする様子もない
「梨花?」アキラは少女の名前を呼ぶ
「なに?」梨花は名前を呼ばれたことですこし驚きながら言う
「もう俺に気にしないでくれ」アキラはそういうとものすごいスピードで走り出した
彼は中学校時代、短距離のエースだったのである、高校に入ってから急にグレてしまったのである
「部活に入ってないのに・・・・まだあきらめていないんだね、アキラ・・・・」少し寂しそうに梨花は言う
「チッ」アキラは舌打ちをしてもまだ走ることをやめようとしない
しばらく走ってからやっとアキラは走ることをやめた
そこは河原の土手だった、アキラは鞄を枕にして河原の土手に寝転がる
「カッコ悪ィ・・・・このまま死にてぇ・・・・」とアキラは言い空を見つめるそこには青い空しかない
「死にたいか?」どこからか声がする
「ああ・・・少なくとも俺が死んで悲しむやつは誰もいないからな」アキラは疑いもせずその声に答える
彼の両親はアキラが高校に入る前に離婚している
高校の受付はすんでいた、彼はそのときを気に家を出て自活を始めたのだった
「それならば我と来い」謎の声は言うとアキラ後ろから(寝転がっているため頭上)から黒マントの男が手を差し出した
「・・・・・・・」何も言わずにアキラは黒マントの男と手を握った
「それでいい・・・柳輝(アキラの本名、やなぎあきらと読む)」そういうと目の前が真っ暗になった

場所は変わって・・・・・・・・
戦場の跡のような街を2人の少年が歩いている
「何かあったか?」白色の髪をした少年は周りの少年に言う
「いや、なにもねぇぞ」話しかけられた黒髪の日系の少年が反応する
「なあ、シガキ?」白髪の少年が話しかける
「何だ?アメス」シガキと呼ばれた少年が白髪の少年に向かって言う
「軍服を着た死体の近くって何があると思う?」アメスが普通に言う
アメス達のすんでいる国は今戦争まっただ中である二人の両親は空爆によってすでに死んでいる
二人は焼け野原をさまよっているうちににたような境遇のアメス、シガキと出会ったのである
「それは銃と軍服くらいか?」シガキはまじめに答える
「あたり、ではもし目の前にそれがあったらどうする?」
「銃と金になる物を奪う・・・か?」
「そういうこと!」アメスが嬉しそうに言う
そして二人は死体を掘り出して軍服と銃と手榴弾をはぎ取りその場を去ろうとした
すると前方から戦車隊が現れた
「そこの二人組止まれ!止まらないと武力行使をする」戦車隊の隊長らしき声がする
「どうする?」アメスが訪ねる
「止まれと言われて止まる馬鹿はいないさ」シガキが言う
「やっぱり」
「逃げるしかないだろ!」とシガキが言うが早いか2人は走り出した
「戦車砲撃て!あいつ等を止めろ!」隊長らしき男が指示をする
戦車砲が火を噴く着弾点が大きく爆発する
「ヒュ~こっちを殺す気マンマンだね」シガキが口笛混じりで言う
「戦車の射程外に逃げ切れる可能性は低いぞどうする」アメスが冷静に言う
二人は蛇行しながら戦車砲の直撃をさけながらかなりの距離を走った
「クッ・・・・・ミサイルを撃て!」隊長のような男がいらだちながら言う
すると戦車からミサイルが発射される
「マジかい!」シガキが驚く
「あいつ等俺等を敵か斥候と勘違いしてるんじゃないか?」アメスが真顔で言う
ミサイルが地面に直撃し爆風が散る
周りはミサイルのクレーターができそれ以外の住居の破片は着弾点には残っていない
「敵斥候と思われる人物、殲滅したようです」戦車の隊員らしき男が言う
「これより地雷のたぐいの有無を調べてからわが軍はこの地域と突破し敵首都に攻撃を仕掛ける」隊長らしき男が言う
ミサイルの着弾点から結構離れた地点にアメスは偶然生きていた
しかし足は住居の破片につぶされ動けないでいた
「クソッ・・・・・あいつ等・・・」アメスは悔しそうに言う
足をつぶされて何もできないのでアメスは持っていた手榴弾でうまいぐらいに破片だけ破壊した、しかし散った破片のせいで
顔に傷がついてしまった
「生きてりゃ問題はない」そう自分に言い聞かすと何とか立ち上がった
「シガキ!」アメスはシガキの名前を呼ぶしかしシガキの返事はない
「まさか!・・・・・」ネガティブな考えがアメスをおそうしかしそれを振り切るように見つけた棒を杖代わりにして歩く
しかしどれだけ探してもシガキは見つからない
「クソッ!俺達が何をしたってんだよ!」アメスは倒れるおそらく足から出ている血が流れすぎたためだろう
「生きたいか?」黒いマントを着た男がアメスに訪ねる
「お前は誰だ!」アメスはまた何とか立ち上がり銃を向けて訪ねる
「何者でもない、お前は自分自身に言い切れる答えはあるのか?」黒マントの男は言う
「俺は、アメス=ガーディスそれ以外に誰でもない」
「ではそれ以外に自分として言い切れる物はあるのか?」黒マントの男は訪ねる
「どういうことだ?」アメスは聞き返す
「自分自身のことが100%分かり切っているのか?」黒マントの男は言い直す
「うるせぇ!お前に言われる筋合いはない!」と言うと銃を撃った
銃は顔に当たり顔の部分のフードがとれるするとマントの下にはピエロのような仮面があった、銃による傷は何処にもない
「・・・・・」アメスは無言になった
「つまり、お前は答えがないのだな」黒マントもといピエロが言う
「(目がかすんできた)」アメスは思うが口にはださいない
「お前の仲間はもうこの世界にはいない」ピエロが急に言う
「何だって!」アメスは最後の力を振り絞って言う
「お前も跡を追うか?それとも力を与えようか?」ピエロは訪ねる
アメスは無言で倒れる
「お前の心は今復讐心で満ちている、二度にわたる孤独、戦争に対する怒りによって・・・条件は満たした・・・お前に力をやる」
しかしアメスにはこの声は響くはずはなかった
アメスの周りの空間は真っ暗になった

またまた場所は変わって
「女王様!謁見の時間でございます」大臣風の男が台座に座っている少女に言う
「国務って多いね」山積みにされた書類を見ながら緑色の髪をした少女は言う
「何をおっしゃいますかこの程度のこと先代様は難なくやっておらした」大臣は言う
「自分の時間はないし誰も自分の名前では呼んでくれないし・・・」少女は文句を言い出した
「何をおっしゃいますか!国民のために骨身を削るのが女王としての義務でございます」
「私にはちゃんとキリルって名前があるの!」キリルと少女は名乗った
キリルは王政がある国の娘だ、彼女の両親は暗殺されて現在はキリルが王の座についている
しかし少女にとってはつらいことしかいままでなかった
「あなた様はこの国の王の座についているのですぞ今さら名前を気になされてもしょうがありません!」
「この分からず屋!」と言うとキリルは書類を投げて姿をくらました
「女王が脱走した!引き留めろ!」大臣が声を上げる
キリルはその間に階段付近まで走っていた、すると階段の下から衛兵が二人走ってきた
「女王様おとまりなさい」衛兵が言う
「止まるかぁ!」と言うとキリルは王冠を衛兵の1人に向かって投げつける
衛兵は階段を転がり落ちていった、さすがに1人の衛兵の動きが止まる
その瞬間キリルは1人の衛兵に向かってドロップキックが決まった
もう1人の衛兵も階段を転がり落ちた
「あそこだ!」階段からまだ衛兵がやってくる
「これは階段からはあきらめよう」キリルは扉を開けてベランダのようなところに出た
「さあ道が無くなりました、女王様おとなしく玉座にお戻り下さい」衛兵の1人が言う
「止まってたまるか!あそこにいると私が私で無くなってしまう!」キリルは拒絶する
「・・・・逃げたいのか?・・・」誰かの声が聞こえる(もはやカンのいい読者は気がついたと思うけど黒マントの声です)
「うん」キリルは疑いもせずに答える
「飛び降りろ……」
「どうせつまらない日を送るのなら一か八かに欠けた方がましか…」キリルはそのまま飛び降りた
「女王様が飛び降りた!」衛兵の声がする
「下に急げ」他の衛兵が言うとほとんどの衛兵が下に降りる
キリルの周りに黒いマントのような物が包み込む
そのままキリルの目の前は真っ白になった

またまたまた場所は変わって(くどい!)
1人の青年は森の中で瞑そうをしている
「風魔 迅(ふうま じん)だな………」黒マントが瞑そう中の青年にはなしかける
「ああそうだが」迅は瞑そうをやめて黒マントの男を見る
「力はいらないか?」
「欲しいと思うが、修行で身に付くから要らない」
「自分の使命はわかっているのか?」
「俺の使命は風魔一族の再建、それしかない」
「その使命協力してやろう」
「それは本当か?」
「ああ・・・」と言うと黒マントは手を差し出す
「・・・・」迅も手を差し出し握手をする
すると迅の周りの空間だけ暗くなりしばらくすると迅だけが消えた
「このくらいか・・・・」黒マントは言うと黒マントは霧のようになって消えた

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