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2006.07.06

映画『犬猫』

テーマ： DVD映画鑑賞(14668)

カテゴリ：洋画、邦画、海外ドラマ

タイトルが犬猫？なんだそれ？犬のようで猫のような生活？つい興味をそそられて手にしてしまった。

まず書かなきゃならないのが、スクリーン中の話し声がまったく聞こえない。
仕方ないので、過去ここまで音を上げたことがないくらいボリュームアップしてみた。
でも、まだ聞こえない。で、字幕は無いかリモコン操作してみたらあった。(^^;;;
どうなってるんだ？これも監督の拘りなのか。字幕無かったら、きっと見るのを諦めただろう。

ストーリーについては、「参考」を見ていただくとして、内容は実にシンプル。
普段なら見ていて、つい寝てしまうような内容。だけど、何故か寝ずに最後まで見てしまった。
これ、いわば、のぞき見的興味だろうか。

とりたてて事件でもあるわけでも無く、取り立てて恋愛するでもなく、特別な性格や趣味があるわけでもなく。
そんなごくふつ～うの生活を監督は固執して撮影したようだ。
それが返って、女性からは共感が生まれ、男性からは興味が生まれる映画になったのかもしれない。

猫のようにふらりと家を出て、犬と猫のような合うはずの無い性格が、お互い干渉もせずに共同生活を始める。
ただ、男の趣味だけは同じ。
１つ部屋で紅茶をお互い飲みながら、掃き出しの窓からひなたぼっこして、爪を切りながら、とりとめのない会話をしている。
それがこの映画の象徴されたシーン。
バックに流れる音楽は殆ど無い。流れた記憶さえない。これもまた普通の生活を現しているのか。

この映画を見終わった後に残る印象は何もなく、感動は起きない。
そして、記憶にも残らない。

独断と偏見の評価は？：★★☆☆☆

　★★★★★　めちゃ面白い、何度でも見たい
　★★★★☆　おすすめ映画
　★★★☆☆　そこそこ楽しめる映画
　★★☆☆☆　ん～、自分的にはどうなんだろ、悩む内容
　★☆☆☆☆　あんまお勧めできない
　☆☆☆☆☆　はっきり言ってコメントできません

参考：
犬猫
映画『犬猫』オフィシャルサイト
（2004年 / 日本）
ジャンル：邦画:ドラマ
収録時間： 94分
監督：井口奈己
出演：榎本加奈子藤田陽子忍成修吾小池栄子西島秀俊

東京近郊、静かな街の一軒家。ここに暮らすアベチャンが中国へ留学することになり、ヨーコが留を預かることに。ところが中国出発の前日、彼氏の家を飛び出してきたスズがアベチャンを頼って転がり込んでくる。仕方なく一緒に暮らすことになったヨーコとスズ。２人は幼なじみだけど性格は正反対。そのくせ男の好みは一緒で、実はあまり仲が良くなかった。どうやら男のことで昔何かあったらしい。そんな波乱の２人暮らしもようやく落ち着いてきたある日、ヨーコが秘かに想いを寄せる三鷹とスズがふとしたキッカケで出会い、急接近してしまう。

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