夜からクリスタルボウルのライブにいくはずだったが、体調がおもわしくないため、家で休養をすることにした。
弟から送られてきた映画をみた。
ディカプリオが出ている映画『blood diamond』を見た。
二時間半という映画なのに、展開の速さに短く感じた。
解説: 1990年代後半のアフリカ、シエラレオネでの激しい内戦を描いた社会派アクション映画。"ブラッド・ダイヤモンド"というダイヤモンドの不正な取引をめぐって起きる不毛な争いをサスペンスフルに描く。元傭兵の密売人にレオナルド・ディカプリオ、やり手の女記者にジェニファー・コネリー、家族を愛する漁師役には実際にアフリカ出身のジャイモン・フンスーがふんし、緊迫感あふれる迫真の演技でみせる。地域紛争が激化する"ブラッド・ダイヤモンド"の現実問題に言及した内容について、米国務省が批判したことでも話題となった問題作。(シネマトゥデイ)
ショック!そんなことがアフリカで起こっていること、全然知らなかった。
映画は反政府団体のRUFが村を攻撃し、大量虐殺をしてくシーンからはじまる。。。。
このRUFという反政府団体は罪のない人々をどんどん殺していく。
まさに紛争なのです。
ダイヤモンドを探し、そのダイヤモンドを白人に売り、人を殺す兵器を購入していく。
この兵士達の中には少年兵もいる。
村で両親を殺された少年達はRUFに拾われ、洗脳されて、少年兵となり、罪のない人の命を奪っていくのです。
アフリカのシェラレオネやアンゴラはとても自然がステキなところ。。。映像はとても美しかったけど、、、
美しい自然から生まれたダイヤが人間を狂わせてしまうのです。
不法に取り引きされ、紛争の資金となるブラッド・ダイヤモンド。
みんなが婚約指輪としていただいているダイヤモンドが、紛争ダイヤモンドということもありかねないのです。
私はそんなこと全然しらなかったよ。
ダイヤモンドには興味ないけど、店にある、ダイモンドが悲しいことをひきつけているのです。。。
全てのダイヤモンドが紛争ダイヤモンドとは限らないのです。
でももしダイヤモンドを買うことがあったら、ちゃんと出所を知ってほしい。
『内戦最中の国から不法に輸出されたダイヤ(紛争ダイヤ)の代金が、反乱軍の武器購入費に充てられ、内戦を長引かせる一因になっている。だからダイヤ企業も一般消費者も紛争ダイヤを買わないようにしようというのがテーマ。』
この紛争をとめることができるのはやはり消費者にかかっているのです。
もしダイヤモンドが好きなら、まずこの映画をみて、現実を知ってほしいのです。
そして買うのであれば、ちゃんとした出所を知るといいと思います。
この映画は私の意識を変えました。
ダイヤモンドは、単に「きれ~~~い。」なんておもっていたけど、その背景にはたくさんの悲しい出来事がある。
日本は平和だからこそ、知る必要がある。
そして自分の意識が変われば、まわりの意識が変わる。
自分が変われば、まわりも変わるのです。
もしダイヤモンドが好きな方、ジュエリーの販売に携わる方は、是非この映画を見てください。
石は癒しでもあり、魔力でもあります。(nao)
『blood diamond』
http://wwws.warnerbros.co.jp/blooddiamond/
もっと知りたいかたはこちらをご覧ください。
http://www.amnesty.or.jp/modules/wfsection/article.php?articleid=959
石には不思議な『力』がある。
人を狂わせるほどに強力な『力』。
ただ、その『力』は、それを手にする人によって変化する。
パワーストーンや宝石のようなものがなくても生きてはいけるけど、それらを目の前にすると、手に入れたくなる・・・不思議だなぁ。
今の僕には、屋久杉の方が魅力的だけど♪
( Kenta