あたたかい心を育てる育児のお話 その1


ヨゼフ・ピタウ大司教の子どもの頃のお話

      「本当の愛情」 

   4際のある日、生まれて初めて
      私は馬に乗りました。

  すると、どこからか大きな犬が現れて、
    今にも噛み付きそうな勢いで、
  ワンワン、ワンワン、と吠えたのです。
        馬は驚いて、
    私は馬から落ちてしまいました。

 その時、私はなぜか心の中でこう考えていました。
  お父さんとお母さんは心配してくれているか…。
    私は本当に愛されているだろうか…。
 私は両親にとって本当に大切な存在なのだろうか…。

   両親はすぐに飛んできて、私を抱きしめ、
    「大丈夫か?」「ケガはないか?」
    と、とても心配してくれたのでした。
   その時、「私は父と母に大切にされている」
       と強く実感したのです。

      この体験は、私の人生の中で
    最初で最大の大切な出来事なのです。
人間にとって、子どもの頃に人に愛されている、大切にされている、
     そう実感することは、何よりも大切です。

     子どもは、人のあたたかい心にふれて、
   自分もあたたかい心を持ちたいと思うものなのです。
        私はそのことを父と母に
      教えてもらったような気がします。  

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