小野ちゃんとイナ様。


男の子はそんな風に成長すると思います。

昨日久々にテレビに出ていた稲本くんことイナ様(いまだにこう呼んでしまう)。
「顔変わったねーー」と妹。
私も思いました。
もともと童顔ぽいあどけなさがありましたが、目がとても
大人しい印象でした。
函館でサインを幸運にもいただけた時は、もうちょっと口もとも
しっかり結ばれてて、いかついくらいの印象があったのです。
これがまだ22歳の男の子なの??ってくらいに
チームを背負ってる重圧が表情に出てたような記憶があります。
でも昨日はちょっと違ってましたね。
良くも悪くも、大事にされている、そんな風に見えました。

「こいつには絶対勝てへんからと思って、ボランチに転向したんです」
イナ様にとって、同期に小野ちゃんという人がいるってことは
サッカー人生最大の試練でもあったのだそうです。よく雑誌で語っています。
その二人が同じ日に、日本を飛び出していったというのも宿命めいていると思う。
小野ちゃんはチームの主軸になり、私生活でも家庭を持って
より一段と大人になった・・・・んだけど。
不思議に余り彼について「顔変わったあああ!」って思ったことは
ありません。
むしろ、髪型くらいしか、彼は変わっていないかも。
昔から大人びた部分と少年らしさと、バランスよく持っていた人でもあったしね。
レッズ時代に、サポーターが抗議で大騒ぎをした時がありました。
小野ちゃんがゆったり歩み寄ってって、何を言うわけでもなく静かに
すっと手を上げました。そしたらみるまにサポーターが、静かになったのです。
多分あの時はまだ20歳くらいだよね。
そんな年で彼はまるで一国に君臨する帝王のような、貫禄すら備えてました。
「おれーーたちーの小野しんじーーー♪♪」コールも
「おおすごい。。。。すごすぎる・・・・」でした(笑)
川渕さんが昨日「レッズには悪いけどレッズじゃ小野は開花しなかった」的発言
をしていましたよねーーー。レッズを庇うわけじゃないけど
それは違うと思うな!あのチームを降格した時も決して見捨てずに
昇格させて、そして旅立ったという経験は彼を何倍にも大人にしたんだから
それがあっても、今の成功じゃないのでしょうか。
駄目ですよーーチェアマン。
技術的な面だけが、素晴らしさではないことをトルシェもユース時代から
評価しているわけなんだし。

北海道版のスポーツ新聞に、小野ちゃんのことが載ってました。
五輪合宿で七飯という所に日本代表が来た時の話。
小野ちゃんが「イクラがおいしいですね」といつも笑顔で
礼儀正しく、挨拶してくれたのを覚えています、との関係者の話。
あとで聞いたら、怪我もあって、五輪メンバーからは外れるんだということを
合宿中に聞いてたわけなんです。
でもそれを微塵も感じさせない彼に、やはりサッカーの神様は微笑んだので
今の成功を喜んでいる、というような記事でした。
小野ちゃんイクラ食べられないんじゃなかったっけ????
ともあれ良い話でした♪

何やら雑文になっちゃいました。
彼らの成長をこれからも見守っていけたらいいなと思います。

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: