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Apr 3, 2005
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カテゴリ: 彼女たちへ…
 先日、車の事で思いついたように普段は行かない車のパーツ屋に行った。

 「いらっしゃいませ。アレ?ひさしぶり~♪」
 驚いて、見てみるとアキコちゃんだった。

  -アキコちゃんは小・中学校の同級生で、女子のリーダー的存在だった。
  オレが小学4年の時、生まれて初めてバレンタインチョコを
  くれたひとだった。
   だが、不覚にも受け取ったチョコと手紙をカバンの中に隠しているのを
  同級生の男子達に見つかってしまい、結果、カバンを開けて彼女の思いの

   こともあろうに、クラス男子全員の手紙内容読み上げ大合唱攻撃に屈して、
  オレは泣いてしまったのだった・・・
   見かねた女子達に助けられたが、この事は子供心に他のヤツ(男友達)を
  敵にまわす事が感じられた時に
  タイミング悪く、アキコちゃんに耳元で
   「チョコ食べてくれた?」
   と質問してきた。恥ずかしさと悔しさとアホなガキの強がりが、
   「あんなチョコ捨てたよ!(ほんとは手作りのをもらってうれしかったし、
  何よりおいしかった)」
   と言い放った。
  -アキコちゃんはみんなの前で当たり前に泣きだした・・・

   そして、その後アキコちゃんと同じ学習塾に通ってたりするのだが、
  彼女はオレを無視し続けたし、オレが何か言っても、まともにとり合っ
  てくれないだろうとそう思っていた・・・

   そして、月日が流れ・・・


 彼女に言えなかった言葉
  「実はあの時の事な、えと・・・(略)・・・あん時ゴメン。」

 アキコちゃんの目にうっすらと涙がにじんでいた・・・

 彼女はいい女であり、いい奥さんであり、いいママになっていた。





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Last updated  Apr 4, 2005 12:15:09 AM
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