PR
Calendar
Comments
こんばんは。明日は奈良のお寺を巡ろうかなって思っていましたが、天気がいまいちなので、キャンセルして自宅周辺をウロウロすることにします。そして、月曜日にセミナーがあるので、それの準備もしなくてはいけません。来週の日曜日に晴天になることを祈りつつ…
さて、昨日の続きです。
一休さんが亡くなってから、このお寺は段々と荒廃していきました。おそらく跡継ぎの弟子たちがダメなお坊さんだったのでしょう。そこへ、一休さん没後約170年経った後、大坂の陣のために加賀城主の前田利常がこのお寺を訪問しました。その時、あまりにもこのお寺が荒れ果てているのを見てひどく嘆きました。そして、前田利常の力によって、方丈が再建されました。今では重要文化財に指定されています。
さて、中に入ると木像の梁が大胆に組み込まれていて、天井が高くまで広がっている様子が伺えます。さらに奥へと進むと、このような囲炉裏を発見!
昔、あの一休さんも弟子たちを囲んで、鍋をグツグツ煮込みながら食事をしていたのかなぁって思わせられます。さらに奥に進むと、昔見た一休さんのアニメの挿絵がいくつも展示してありました。そして、ここの1番の見所である、枯山水の庭園です。後から来た参拝客の方が、この庭園を見ながら座禅を組んでいました。確かに、何時間眺めていても飽きません。
そして、面白いのは『一休禅師木像』です。一休さんが亡くなった年に、等身大の一休さんの木像を作成し、一休さんの頭髪とヒゲをその木像に貼り付けました。その木像は昨日のブログで紹介したあの石像にそっくりで、おそらくこの木像を模倣して作られた石像でしょう。昨日の石像は托鉢をしている一休さんでしたが(普段着の一休さんって感じ)、この木像は法衣を何重にも身に付け、いかにも威厳のある一休禅師像です。
次回は、一休寺の小ネタを書きます。お楽しみに…
天災に悩まされた寺 法輪寺 February 24, 2007 コメント(6)
ちょっとガッカリ 法起寺 February 23, 2007 コメント(5)
境内全体が茶室の風景 慈光院 February 22, 2007 コメント(4)