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阪神ニュースの前に、今日撮った写真で~す!

やっと雪かきが終わりました ポリポリr(^_^;)









辻本 無念の合同自主トレ離脱!

 新人合同自主トレで奮闘中の阪神・辻本賢人投手(16)が16日、室内練習場でのウオーミングアップ中に腰のハリを訴え、無念の離脱となった。17日からは本隊と完全に離れ、別メニュー調整が決定。一方で、辻本が参加する2軍キャンプ地の高知・安芸市営球場には、クロスカントリーなどランニング用の道路“辻本ロード”が新設されていたことが分かった。

〔 写真:腰の違和感のため、グラウンドでの練習を回避した辻本=鳴尾浜 〕


 屈辱のリタイアだ。合同自主トレ初日に、首脳陣からストップがかかって無念の表情を浮かべたが、今度は自らの体が悲鳴を上げた。山下トレーナーに付き添われ、室内練習場から出てきた辻本の背中が、悔しさで打ち震えていた。

 初めての休暇となった15日は自宅で過ごし、リフレッシュ。満を持して3日目の新人合同自主トレに臨んだ。だが、室内練習場で腹筋、背筋などウオーミングアップを一通りこなす過程で、異変が起きた。

 練習開始から30分後。続木トレーニングコーチに腰の張りを訴えた。そのため、同コーチが練習を中断させ、別メニューを言い渡した。寮内のトレーニングルームで腰に負担をかけないエアロバイクなどのトレーニングに変更。昼前に家族が見学に訪れたが、グラウンドで躍動する姿を見せることはできなかった。

 まだできると思った初日とは違う。やれば、腰に負担をかける。続木コーチは「彼は普通じゃないのが普通。1カ月くらい前まで試合をしていた社会人と練習をやらせるのが無理」と辻本をかばった。また「今後は別でやろうと考えている」と、17日からの完全別メニュー調整を明かした。

 「キャンプまでには、うまく持っていきたい。合流したときに、支障のないようにしていく。今、無理をしてもしようがない」と同コーチ。辻本本人は、一切の言葉を自ら封じて、ただこの屈辱に耐えた。

 辛いプロ生活のスタートとなった。しかし、今後の辻本を考えれば、絶対にプラスになる。厳しいプロの現実をかみしめながら、本当の『戦う体』をつくる。長い長い道のりの最初の一歩だ。つまずいて焦る必要など全くない。

 一つ一つ試練を克服していけば、その先には、物心ついたころから夢見た甲子園のマウンドにたどりつける。

金本 高らかに40発宣言!

 阪神・金本知憲外野手(36)が16日、西宮市の鳴尾浜球場で、広島から移籍の町田康嗣郎外野手(35)と自主トレを行った。練習後の会見で今季の目標について「30本は最低打てるようにしたい。40本?甲子園のときに浜風がないことを願ってます」と話し、自身未到達の40本塁打へ静かな闘志を見せた。

〔 写真:金本(左)は町田と並びティー打撃で汗を流す=鳴尾浜 〕


 動きだして間もないはずの金本の筋肉は大きく盛り上がってみえた。オフの間、バット、ボールを手にせず、ひたすら鍛え上げた肉体がそこにあった。

 「まだまだ2、3割程度。3カ月間投げたり走ったりしてないから体おこしです。キャンプまでに今までつくってきた体を生かせるようにしていきたい」

 昨年は、36歳にして打撃3部門で自己最高の記録を残した。そこでとどまらないのがこの男のすごいところ。さらなる飛躍を期してのトレーニングだった。3部門中、特に期待がかかるのは阪神では86年のバース(47本)以来となる40本塁打だ。

 「去年30本をクリアできた。1年だけじゃ意味がない。本物といえない。30本は最低打つようにしたい。40本?甲子園の(試合の)ときに浜風がないことを願ってます」とおどけてみせた。あえて口にはしなかったが、その築き上げた肉体が記録挑戦を代弁しているようにすら見える。

 もちろん記録達成には全試合出場、日本記録を更新中のフルイニング出場はノルマと課している。「例年通りグラウンドに立ち続ける。いろんな苦難をいかに乗り越えていけるか。フルイニングは代打を出されないようにいつもいい状態でいれるようにしたい」。

 今季から導入される交流試合も本塁打増産には大きなポイントを占めるが「準備?ないです。無理して詰め込んでも仕方ない。いい状態で当たれるようにできれば」と話し、予備知識なしの自然体で臨むつもりだ。

 今後は広島に戻ってさらに体をいじめ抜いたあと、キャンプに臨むつもりだ。ライトからレフトへの浜風が吹く甲子園では難しいといわれる左打者の40本塁打へ、鉄人は静かに闘志を燃やしている。

浜中 春まで我慢する!

 右肩手術からのリハビリに励む阪神・浜中おさむ外野手(26)が16日、高知県安芸市営球場で、三東洋投手(26)、桜井広大外野手(21)とともに、本格的なリハビリ自主トレを開始した。今後の回復経過によっては、2月末のフリー打撃再開の可能性もあるが、焦ることなく、我慢しながら進めていく考えだ。

〔 写真:宿泊先のホテルからランニングで球場入りした浜中。左は三東=安芸 〕


 昨年末に再開したキャッチボールは、30メートルまで伸びるなど、リハビリは快調に進められている。後半戦からの1軍復帰に向けたプランは「予想以上(に良い)ですね」と思わず白い歯がこぼれるほど。ただ、今年の浜中には、断じて『焦り』は許されない。

 「調子に乗ってやっても、同じことを繰り返してしまう。抑えながらやっていきます」

 すでに1月に入ってから、ティー打撃を開始しており、この日も約50スイング。「フリー打撃?やりたいと言っても、トレーナーに止められてます。2月は本当に調子が良ければ(フリー再開が)あるかもしれないですが、3月、4月に入ってからになると思います」。今は、何をやるにしても、『我慢』の2文字がついて回る。

 どれだけつらくとも、とにかく耐えるのみ。「あまり好きじゃないですね」と話すウエートにも、精力的に取り組んでいる。「まだやりだして1週間ぐらいですけど、やっていかないと」。はやる気持ちを封じ込め、二度と悪夢にうなされることのない体をつくり上げる構えだ。

 「試合に出ると言っても、良くなってから、打ち込みとかをやっていかないと」と浜中。6月ごろの2軍戦復帰を視野に入れながらも、油断は厳禁。今後も“禁欲”生活を続けて、完全復活への道をゆっくり、じっくり歩いていく。








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Last updated  2005年01月17日 16時33分19秒
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