
阪神・井川慶投手(25)が4日、甲子園での指名練習に参加した。セ・リーグのハーラー争いは広島・黒田と中日・岡本が8勝でトップ併走。5日のヤクルト戦(甲子園)に先発する井川が白星を飾ると、並ぶことに…。2年ぶりの最多勝が視界に入る。
近畿地方は梅雨前線に覆われ雨模様。しかし背番号29には“晴れ間”が差し込んでいる。井川がツバメ斬りに成功すれば、8勝目となり、ハーラートップタイに浮上。開幕から不安定な状態が続き、二軍落ちも味わった左腕は、“ごっつあん勝利”の連続で、いつの間にやら、7つの白星を積み重ねていた。
ノックは無用!! 阪神・赤星憲広外野手(29)が4日、球宴までの14試合、ゲーム前の守備練習を“封印”する考えを明らかにした。左わき腹を骨折しながらもスタメン出場を続けるが、「万全で出たい」と体力温存のため、練習で守備には就かず、本番に臨む。
阪神の誇る最強セットアッパー、藤川球児投手(24)がセ・リーグの『初代ホールド王』へまい進中だ。今季からセ・パ両リーグでは、救援投手の新たな評価基準となる「ホールド(H)」を採用。このホールド数と救援勝利を合計した数字を「ホールドポイント(HP)」と定め、最多HP獲得者を「最優秀中継ぎ投手賞」として表彰する新タイトルが設立された。これまで脚光を浴びることの少なかった中継ぎ投手にとって大きな励みになっていることは間違いない。
2番死守で優勝や! 阪神・鳥谷敬内野手(24)が4日、サンケイスポーツに心境を激白した。5日から始まるヤクルト、中日との直接対決を前に、新たな打順、日々進化する打撃への思いなどを吐露。2番を全うして、岡田監督を胴上げする-。背番号1の新たな誓いだ。