「免疫整体 ここ一番」院長の日記

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2018年03月02日
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過日(2月25日)第23回冬季オリンピック(韓国:平昌)が無事終了した。

国際政治的には、北朝鮮のミサイルと核開発問題で揺れる実に微妙な中での大会であったが、何事もなく終了できて、このことをまずは喜ぶべきである。

そして日本選手団も、且つてないほどの大活躍だった。
まず勲章と評価されるメダル数は史上最高の13個で、内訳は金メダル3個、銀5個、銅5個だった。

今朝の報道で、その中で特に2連覇を達成した男子フィギャ-スケ-ト羽生結弦選手に国民栄誉賞が決まった模様である。

羽生選手は僅か3か月前のNHK杯に向けての練習中に、利き足の右足首に大怪我を負った。
そして懸命のリハリビ中の公式大会が、2連覇を目指した今回のオリンピックだった。

その大一番の大会で、66年ぶりとなるフィギャ-スケ-ト男子個人2連覇を達成したのだった。

昨今のフィギャ-スケ-ト界も、スケ-ト靴の軽量化が進む中で、選手の技術力も向上し、今大会では4回転ジャンプが当たり前の大会となり、怪我上がりの羽生選手にとっては余りにも不利な状況であった。


彼は満身の力を出し切り、フリ-演技が終わると拳を突き上げ、リンクに向けしきりに何か言葉を叫んでいた。

後からの報道のインタビュ-で分かったのだが、あの時彼は「勝った!」と叫んでいたらしい。
それもどうやら「オリンピックに勝った!」という小生流の単純な意味ではなく、「自分に勝った!」という意味らしいのだ。

更に、印象的だったのは、痛めた右足の部位に手を当て、そしてリンクの氷面を軽く叩いて何かをしきりに語り続けていた。

それについては余り報道されていないが、彼の口の動きから推測すると「ありがとうございました!」である。

彼の受賞については、これから色々言う人もでてくるだろうが、ここ迄でもう十分国民栄誉賞である。

何故なら、世界に向け「キラリと光る日本人の魂の片鱗」を見せてくれたからである。

その後分かったのだが、彼は怪我の後も痛みが残り、大会中も毎日痛み止めを飲んで居たという。
まだ、彼の怪我は完治していないのである。

この羽生選手は現在たったの23歳である。
次の第24回北京冬季オリンピックに3連覇も狙える若さである。



以前の日本選手はオリンピック本番に過度の緊張をしていて、そのため結果が出せなかった。
メンタル面が弱いとよく言われていたが、もはやその面影は彼には全く感じられないし、他の選手にも見られなくなった。

一体全体、彼の強さは何処から来ているのだろうか?
彼の出身地は仙台市である。
そして、あの3.11東日本大震災の時、被災した被災者のひとりである。




「ありがとう。羽生選手!」


(つづく)





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最終更新日  2018年03月02日 16時44分35秒


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