MORITA in Cyberland

PR

Profile

mrtk@jp

mrtk@jp

Archives

August , 2025
July , 2025
August 21, 2005
XML
カテゴリ: 映画
先日妹に「パンクが反体制なんて分類は時代遅れ。リズムがパンクかどうかなんだって」と言われ、びっくりしました。

えーっ。「飼い慣らされた虎」になったロックに対する、「野性」の復権がパンクなんじゃないの。リズムだけのパンクなんて牙を抜かれた虎じゃない、って思ったりするのですが、そうであるなら仕方ない。

音楽のことは分からないけど、私は反体制としてのパンク的なるものに時々魅かれます。
(私の分類では、校舎の窓を割るのはロック的。型から抜け出そうとして、別の型にハマる類ですね。)

で、つまり、前置きが長くなりましたが、正にパンク!な映画でした、「チーム・アメリカ」。

笑いは世界を吹き飛ばす。健全なる稚気の爆弾。正に笑いが起こすテロリズム。閉塞の時代に風穴をあける、いっそ清々しい作品でした。

これでもかこれでもかの「お約束」の展開。

そしてまた、歌が秀逸なのですよ。
「べン=アフレックに演技学校が必要なように…」とか「『パールハーバー』は最低の映画だ」とか歌詞もとんでもない上に、曲もどこかにありそうな、無駄なノリのよさ(しまった、替歌かも)。

練習風景を音楽に合わせてコマ切れにして見せる手法を「モンタージュ」と言うそうですが、歌による解説付実践編になっているのです。爆笑。

残念ながら、この映画、人形劇なのに18禁です。
残酷なシーンが多いから、がその理由だそうですが…ま、本当の理由は違いますわな。
だって残酷さで言えば…いや、よしましょうか。野暮な話は。

とにかくハイパワー・ハイテンションの映画。
『セシル・B・ザ・シネマウォーズ』以来のパンチの効いた映画でした。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  November 15, 2008 05:00:53 PM
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

Calendar

Comments

RonaldBus@ Transforming your landscape with gorgeous blue stone slabs. Understanding the Benefits of Choosing …
mrtk@jp @ Re[1]:本と共に~「ぼくらはそれでも肉を食う」(06/19) >そらねこさん コメントありがとうござ…
そらねこ@ Re:本と共に~「ぼくらはそれでも肉を食う」(06/19) はじめまして。本の題名につられてお邪魔…
浅葱斑@ 心のハレっていいですよね? こんにちは。 誕生日の暦から今の自分、未…
I read your post and wished I'd wrtietn it@ I read your post and I read your post and wished I'd wr…

Favorite Blog

ロシア生活2004-2012 koshka0467さん
 eco-blog 環境エン… 拓也@エコブログさん
Chobi's Garden chobi-rinさん
紺洲堂の文化的生活 紺洲堂主人さん
mypo MihO in Berlinさん

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: