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≪Munchen≫in ＠ミュンヘン市民ミュージアム [後編]

テーマ：美術館・展覧会・ギャラリー(8867)

カテゴリ：美術

５階は楽器コーナーです。

どこからともなく、ガムランの音楽が。
しかも、生演奏？

世界各国の楽器が並べられている中で、一般市民の方が練習中でした。

あ。これが、話に聞く、フォルクス・シューレ（市民学校）ってやつか。

うーん。普通の見学者は私しかいないみたい…。
なんとなく、気まずい感じで、そそくさと横を通り過ぎます。

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「世界の楽器」については省略して、「西洋楽器」を見ていきましょう。

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弦楽器

それにしても、弦楽器も、様々な形・素材があるものです。

仕込杖

これは「仕込杖」ならぬ、いや「仕込杖」で良いのか。
武器ではなく、弦が仕込まれている、という杖。

「若けぇの、喧嘩は、この曲を聴き終えてからにするんだな」
なーんて、セリフが浮かんだのですけど。

立木琴

あ。これ、オクトーバーフェストのパレードで見た！
「立木琴」とでも言うのかな？

郵便局

こっちは、郵便局のマークですね。

管楽器

こうなってくると、何でこんな形になったのだか？

ハープもこれだけ並ぶと壮観です。
知らないですけど、楽器として、安いものでは決して無いですよね。

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さて、浅学ながら、日本で見たこともないし、知らなかったのですが、

ピアノ？

えっと、ピアノって、もしかして、もともと弦楽器だったんですか？

ここでのお気に入りは、胴の無い、すなわち、スケルトンタイプのヴァイオリン。

文字通りのスケルトン。ご丁寧に、髑髏まで彫られています。
4丁（？単位が分かりません）並べられ、その名も「死のカルテット」。

楽器に彫られた文字は「メメント・モリ」。
すなわち「死を思え」。

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ちょっとカッコいい。
下手なロックバンドより、魂がロック、って言うと、
宗教的背景を軽く見すぎかも知れませんが。

でも、それらしい格好で演奏すれば、かなり面白そう。

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地下には、昔市庁舎を彩ったと思われる彫刻や、紋章、
ビールジョッキなどの日用品。

ニワトリ

天使が四獣を退治している像があったのですが、この像、
市庁舎前のモニュメントにあるのと同じもの。

美術館にあるのが、オリジナルってことなのかしら？
なかなか、ニワトリやライオンの表情に迫力があります。

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１階の奥には、レストランが。
そして、その手前には、蚤の市風のミュージアムショップ。

というより、ミュージアムショップそのものは、受付で兼ねているので、
ここは蚤の市そのものです。

使えるのかどうかも分からない道具類から、昔の写真、ビアマグ、などなど。

何故、ここにあるのか（しかも屋内に屋台まで作って）というのは、
分かりませんが、なかなか親近感の沸く造りではありませんか。

いやはや、なんとも味わいのある博物館でした。

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　⇒ ミュンヘン市民ミュージアム[前編] <人形編> へ

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常設展

＠ミュンヘン市民ミュージアム
[Munchner stadtmuseum]

http://www.stadtmuseum-online.de/

会期：-----
作者：-----

★★★★☆

(Munchnerの「u」はウムラウト。)

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