コンサルタントの1口メモ

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2009年12月18日
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家を建てるときには、まず設計図を描きます。
まずは頭の中にあるものを、設計士さんに伝えます。

絵にしたり、表現し切れなかった部分に
言葉で付け加えたりみたり・・・
得たい気持ちを書いてみたり。


3階建てで、
窓はこんな大きさで、
庭はこのくらいの広さが欲しいかな。


それで、



洗濯物も外・中、自由に干せて、
緑のある庭でバーベキューをしたい!

キッチンで煮物をグツグツ煮込んでいるのがわかって、
朝、鳥のさえずりが聞こえて、
子どもの友達を呼んで庭で騒くのもOK!

概観は落ち着いた感じかなぁ、
太陽の温かさも部屋全体で感じれるといいし、
ミニトマトも育てて収穫したいなぁ。





さて、ちょっと話が変わるかもしれないが、
組織を建てる時はどうだろう?


A:こんな役割・仕事が必要だから、このチーム(部門)を作ろう。



B:じゃあ社長が兼任でやるしかないんじゃないかな?

C:うーん、どうだろう。新しく人を雇うというのは。

・・・


小さい組織であれば、誰かが幾つもの役割を兼任しなければ
ならなくなる。


そのほうが効果が高いし、生産性もあがる・・・はずなのだ。
だってそうでしょ?

最終的にはそうかもしれない
「しかし、ちょっと待てよ」、と。

やらなければならない役割はたくさんある、
しかし人はそんなにたくさんいない。というあなたの現状。

あなたが好きなことに集中したとき、
組織は成長する。そして、

組織が大きくなったとき、その生産性は本当に高いままなのだろうか?


好きなことに集中すると、
抜けが出てくる。だって集中してるから。

その抜けを補わなければならないのだが、
なぜかうまくいかない。もしくは、気がつかない。なぜか。


「順番が違うから」


抜けが出てくるのは当然の話なのだ。
だから、「抜け」なければならなかった。
生産性を生むのは、あなたじゃなかったのだ。


そのために設計図があった。
兼任することが前提の、抜けることが前提の設計図。

それは
全体図であり、必要な役割を書いたものである。

3階建てにするのか、5階建てにするのか。
窓には外部との情報交換という役割を与えるのか、
光を取り込むという役割を与えるのか。

こうして骨組みが決まり、
窓の配置や大きさが決まり、
図面が出来上がっていく。


これは家をつくるための儀式。大事な大事な儀式だったのだ。


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最終更新日  2009年12月18日 18時49分30秒
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