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2006.02.08
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カテゴリ: ほろ酔い日記
やまにて


ネットオークションで、品物が目の前にないのをいいことに偽物やコピー商品を売りつけられるということはよくあることです。
ことにブランド商品は、日本で作られることもありますが、多くは隣国や中国・東南アジアなどで作られ密輸入されてきます。
それらはネットオークションなどを通じて販売されていることが多いですね。
ネットの手軽さから、うっかり買ってしまう人、半ばコピー商品と知りながら買う人など後を絶たないわけです。
偽物でも安いのだから割り切って使えばいいではないか、という人がいるかも知れませんが、これは違います。
切磋琢磨して一つのブランドが市場で高い評価を受けるまでには、多くの企業努力と資金がつぎ込まれて、ようやく確立されるわけです。
消費者はブランドがひとつの目安となって、安心して買い物ができるわけです。ソニーやホンダなどと同じことですね。
中国などで、日本の工業製品のコピー商品が大量に作られていますが、これらは日本製品を分解して模倣すれば開発費がかかりません。そのようなコピー商品が自由に多量に出回ってもいいということになれば、世界の市場は大混乱に陥り、結果的に良い物が生まれにくいということになります。巨額な開発費をかけたものを真似されたら、努力したほうが一方的に損になるわれですから。
このように、努力して育ててきた正規品の経営を圧迫し、市場の健全な発展を阻害し、粗悪品がはびこると結果的に消費者へもリスクが跳ね返るということになります。

リボンリボンさん は、オークションでコピー商品を買ってしまったことをきっかけに、コピー商品を無くすための啓蒙活動をして、その情報交換をこの楽天広場の自分の日記で続けています。
リボン2さんの掲示板に、コピー商品を買ってしまった人が、販売した業者の情報を記載したことから、その業者から「(名前を公表されたことによる)営業妨害、名誉毀損」だとして、ブログ上での公式謝罪を求め、リボン2さんがこれを拒否して訴えられるという事件がありました。
これは、(掲示板を消して)謝罪すればそこで一件落着したわけですが、それでは何のための情報交換広場だということになります。
これを突っ張れば裁判ということになり、弁護士費用も含めて相当程度の裁判費用を覚悟しなければなりません。一個人としては難しい判断でした。誰だって、得にもならないことに時間や費用をかけたくなどないわけです。
たぶん、業者側もそれを狙っての恫喝だったのでしょう。

しかし、リボンリボンさんはこの裁判を受けて立ち、これまで裁判をつづけてきました。
双方の資料が出され、状況が進むにつれ、むしろ原告に非があるかがはっきりしてきて、リボン2さんも反訴という方針を打ち出しました。
これらの経過のあと、相手側から和解の申し入れがなされ、訴訟の取り下げが提示されてきました。
裁判所もこれを受けて、リボン2さんを訴えた原告がコピー商品と知らず(?)に売っていたという非を認め、掲示板掲載内容の事実関係が正しかったことが明らかになり、名誉毀損したことにはあたらないと認定しました。
そうして裁判所から和解勧告が出されました。
裁判所としては、原告は被告(リボン2さん)の言い分を(逆に)すべて認めてた(白旗状態)のだから、これ以上裁判をつづけるより和解したらどうだろうか。ただし、原告が(コピー商品と知らずに売ったのに)詐欺師呼ばわりしたまま放置するのは行き過ぎだから、(その部分については)謝罪しなさい。


リボン2さんはこれを拒否して裁判で、この事件の経過や、コピー商法の実態などを明らかにしてゆくつもりでしたが、弁護士や裁判所などの説得で、和解に応じる方向で結審されることになりました。

事実上勝訴した裁判に、時間と費用をつぎ込んでこれ以上つづけても得るものがないし、それとは別に、掲示板での、行き過ぎた書き込みを消さなかったことがプロバイダ制限法にかかってくる、という問題も発生するからです。

よく自動車事故の事故割合の算定でもそうですが、民事裁判ではスッキリと白黒をつけてしまうということは少ないようです。
事件の経過を見守ってきた僕からみると、かならずしもスッキリした解決とは思えませんが、これ以上時間や経費を掛けて、原告を追いつめても得るものは少ないでしょう。
むしろ、そのエネルギーを生産的なものにまわしたほうが、どれほど役立つことでしょう。


リボン2さんは、これらの経験をもとに、こうした不正コピー品販売被害を防ぐための啓蒙をさらに進めるための活動を始め、その組織作りを始めています。
この3月にも発足の集まりが予定されています。協力できる方はぜひ声を掛けてやってください。

ところで、僕はブランド品を持つことにはとんと興味がないのです。
良い物であれば、100円商品であろうとノーブランド商品であろうとかまわないという主義なんです。
ただね、中身のないものをメッキや、詐称で騙そうという手口には、つい熱くなってしまうのですね、政治も同じ。
リボン2さんにも声援を送ってきたのですが、これもただのオッチョコチョイということで。

なお、この経過は僕の独断の認識で書いているもので、リボン2さんの意志とは関係ないことをお断りしておきます。



いぬ












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Last updated  2006.02.08 20:11:07
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