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September 23, 2009

獣の奏者～闘蛇編・王獣編

テーマ：最近、読んだ本を教えて！(24656)

カテゴリ：本の感想ｖｖ

ＮＨＫでアニメ版を見たのが、読みはじめたきっかけです。

アニメ「獣の奏者エリン」は、あの絵が微妙で、見る気もなくって、後で「精霊の守人」と同じ原作者って知っても、これはちょっと･･･ってカンジで敬遠してました(^^;)

で、たまたま録れてたアニメを見るうちに、ストーリーの前後が気になって～、で今に至ります。

シルバーウィーク最終日、一気に読んじゃいました。
どの書評を読んでも「一気に読んだ！！」と書かれていることが多かったんだけど、本当です。ましろも、時間を忘れて本に没頭したのなんて何年ぶりだろう！ってぐらい夢中になりました！

以下、内容は講談社BOOKサイトより出典

獣の奏者～闘蛇編～
獣ノ医術師の母と暮らす少女、エリン。ある日、戦闘用の獣である闘蛇が何頭も一度に死に、その責任を問われた母は処刑されてしまう。孤児となったエリンは蜂飼いのジョウンに助けられて暮らすうちに、山中で天を翔ける王獣と出合う。その姿に魅了され、王獣の医術師になろうと決心するエリンだったが、そのことが、やがて、王国の運命を左右する立場にエリンを立たせることに……。

「児童書でしょ？」
もともと児童向けに書かれた本じゃない、とあとがきで作者が言われているように、読んでいくと複雑な政治事情や、掟、戒律に縛られた社会がみえてきて、とっても深いです。エリンが子どもから大人へと成長し、その成長の中で見出した「理解してはいけない獣」との交流が、彼女の運命を変えていく様子は、背筋がぞくぞくします。

文庫ではまだですが、この後、探求編・完結編と続いています。
続きがすごーく気になるんだけど、ハードカバーまでには手が伸びないデス･･(-"-;

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