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まふぃん♪

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2004.02.16
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カテゴリ: カテゴリ未分類
入手困難だといわれている、文藝春秋を相方にお願いして

大きな書店では売り切れで入荷待ちだったらしい。
ということでちょっと寂れた?書店をのぞいたら
置いてあったらしい。

早速目を通してみる。
まずは選ばれた理由のようなものから・・・
見慣れた作家達が選考委員であった。
一体芥川賞とはどんな作品が入賞するのであろうか。

おまけにこの二人はかなり対照的だった。
ひとりはイマドキのギャル風で、もうひとりは文学少女風。
彼女達の書く作品は果たして世代を超えて絶賛されるものなのだろうか?
というよりそもそも芥川賞作品ってあまり読んでないような気がする(苦笑)

「蛇にピアス」金原ひとみ

まず、彼女自身の生い立ちとやらを読むと
かなりのアーチスト性を感じた。
普通じゃない。普通のヒトは芥川賞なんて取れないし・・。
やはり個性がある。私から見ればありすぎる。
子供がいる私にとって、彼女のような子供が居たら
かなり手を焼くことになるだろうと思われる。

寛大な父上の器量であると思う。
私にも相方にもそんな器量は持ち合わせていないと思う。
ということで、ウチの子供たちは大物にはならないだろうな。

さて、作品はどうだったかというと・・・

一気に読んでしまった。

この主人公は彼女自身ではないかと思ってしまう。
というより思ってしまった。
内容は、かなりぶっ飛んでいる。
これが芥川賞作品なのかと思わせる。
たぶんこの作品は彼女にしか書けないだろう。
当たり前だが、強くそう思った。それだけ描写はリアルだし
体験、経験のようなものがなければ難しい気がする。

世代は違うので理解は出来ないし、想像も出来ない部分は大きい。
がしかし、ヒトを愛しむ気持ちは共感を呼ぶ。表現はどうあれ、気持ちは伝わってくるのだ。
読み終わって、やはりいい作品だったと思った。

印象としては女版村上龍っぽいなとは感じた。
しかし彼が若い頃の作品に比べたら、きっと彼女のほうが
ぶっ飛んでると私は思う。






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Last updated  2004.02.17 20:59:36
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まふぃん♪@ miyu♭さん (人'▽`)ありがとう☆ 歳を取るより、体…
まふぃん♪@ miyu♭さん レス遅れて(;´・ω・`)ゞごめんなさい …
miyu♭ @ 遅ればせながら お誕生日おめでとう! 私ももうすぐだ~ …
miyu♭ @ Re:3連休スタート♪(07/19) カラオケすご~い! お昼を挟んだりおし…
まふぃん♪ @ miyu♭さん サンキュ──ヾ(*´∀`*)ノ──♪ 離婚話も最近はあ…

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