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まふぃん♪

2009.06.13

『接吻』　観ました。

テーマ： DVD映画鑑賞(14660)

カテゴリ：カテゴリ未分類

公開されたときに観に行きたかったのですが、県内だと
名古屋での単館上映だったので行けませんでした。
このｷｬｽﾄで全国公開系じゃないって何でだろう？？

＊＊＊＊あらすじ＊＊＊＊

坂口（豊川悦司）は一家惨殺事件の犯人として自ら名乗りを上げ、テレビの生中継で自身の逮捕劇を放映させた。そのニュースを見ていたOLの京子（小池栄子）は、坂口がカメラに向かってほほ笑んだのを目の当たりにした瞬間、自分たちは同類だと直感する。それまで孤独と絶望の中で生きてきた彼女は仕事も辞め、無我夢中で事件を調べ始める。

ﾄﾖｴﾂに仲村ﾄｵﾙですよー。観るっきゃないじゃないですか（笑）
小池栄子の演技も評価されていましたし・・・。
正にこの３人が描く人間模様ですな。

ﾄﾖｴﾂの演じた坂口の生い立ちは確かに不幸だとは思いますが、
それが見ず知らずの家族を惨殺するキッカケとなる意味が全く理解できませんでした。
そういう設定なんだから仕方ないと言われればそれまでなんですけどね。
無差別殺人の動機とはこういうことなのかなと思いました。
ますます理解できなかったのが、小池栄子演じる京子と言う女性です。
彼女の生い立ちは坂口に比べるとｲﾏｲﾁ伝わってきません。
ただ本人が、坂口を理解できるというのなら似たような環境の生い立ちだったのかもしれませんが・・・。

坂口は京子によって人間らしさを少しずつ取り戻しつつあるのに対し、
逆に京子は坂口によって狂気に変化していくのが皮肉でした。
そこに弁護士の仲村ﾄｵﾙが２人に絡んでくるのですが、普通なことを言ってるのにそう感じなくなってしまうほど坂口に対する京子のゆがんだ愛。でもそんな京子に惹かれてしまう、これまた皮肉な関係。

この作品はﾗﾌﾞｽﾄｰﾘｰじゃないですね。サスペンスに近いですよ。

最後の坂口とのやりとりが伏線になっていましたが、こう来たかって
感じです

ホントに重い作品でした。共感は覚えませんでしたが、
作品としては面白いなと思います。

っていうか、この作品を観る前に「ﾐｽﾀｰﾋﾞｰﾝ　ｶﾝﾇで大迷惑」を

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