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2009年02月01日
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テーマ: たわごと(27373)
カテゴリ: 故郷
半月ほど前 小学校時代のクラスメートのK君から電話があった『同窓会の話』

「決定した!」と連絡が入ってきた。

「開催日時は2月14日 場所は千葉の君津」纏まってやるのは今回が最後と言う。

そしたら・・・堰を切ったかのように・・・

『室生犀星』

悲壮なまでに思いをこめて故郷を捨てたつもりの

こんな詩(うた)や?




             ふるさとは遠きにありて思ふもの
             そして悲しくうたふもの
             よしや
             うらぶれて異土の乞食となるとても
             帰るところにあるまじや
             ひとり都のゆふぐれに
             ふるさとおもひ涙ぐむ
             そのこころもて
             遠きみやこにかへらばや
             遠きみやこにかへらばや
                       [小景異情ーその二] より

都会に打ち拉がれて戻ってきて郷愁をこめて謳ったこんな詩(うた)


美しき川は流れたり
そのほとりに我はすみぬ
春は春、なつはなつの
花つける堤に坐りて
こまやけき本の情けと愛とを知りぬ
いまもその川のながれ
美しき微風ととも
蒼き波たたへたり
                               [犀川] より

そしてこんな詩(うた)も思い出すに至っては・・・




逢いたきひとのあれども
           逢いたき人は四十路(よそじ)すぎ
           わがそのかみ知るひとはみな四十路すぎ
           四十路すぎては何のをとめぞ
           をとめの日のありしさえ
           さだかにあはれ
           信じがたきに
                          [四十路] より

ただただ・・・鄭重に『同窓会』をお断りした次第。

最後に・・・同郷の詩人「石川啄木」の短歌

ふるさとの やまにむかいて

ゆうことなし

ふるさとのやまは なつかしきかな







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最終更新日  2009年02月01日 14時33分19秒
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