June 27, 2006
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テーマ: 心の病(7246)
カテゴリ: カテゴリ未分類
あたしの過去、お話します。


あたしが男の人に依存する理由。

きっと、あたしの父のせいだ。

でも依存と同時に、男性への恐怖感は死ぬほどある。

今やっと、その恐怖感が薄れてきたのだけれど...


私の父は、あたしが小さいときから過剰な愛情をあたしに注いできた。

それは、「ドメスティック・バイオレンス」と呼ばれる愛情表現。

最近になってやっと知ったよ、



あたしは、父が大好きだった。



小さいときは気付かなかったけれど、

父はあたしにいつも触れていた。

「梅ちゃん、梅ちゃん。」

「今日は何して遊んだの?」

「お父さんのこと好き?」

そう言いながら、あたしの足、腕、顔すべてに手が触れる。

それでも、あたしは父が好きだった。



やっと父の異常な行動が分かってきた小学5年のとき。

父はあたしの布団に入ってきて、

「梅ちゃん、お父さんも一緒に寝る。」

そう言った。



そして徐々に手は上へと上がってくるんだ。

胸への愛撫が始まって。

でもあたしは声を出すことが出来ない、逃げることが出来ない。

なぜなら、あたしはまだ父が好きだったんだ。


中学生になっても、その行為はたびたび続いた。



嫌だった、苦しかった。

母にもいえない、友達にもいえない。

なのに身体は反応してる自分が悔しかった。

「や、やめてよっ」

そう、やっと声にすることが出来た。

すると父は、

「梅ちゃんまで、俺を嫌うのか・・・」

そうポツリと言い残して布団を出た。

あたしは、開放感と、そして罪悪感にさいなまれた。

あたしはどうすればいいんだろう。

何も出来ない。

父を助けることも・・・。


座っているとき、あたしの後ろに座って股間を押し付けることも

胸をもみしだくことも、

もう、なれた。

でも、きつかったよ、

誰にもいえないんだ、この苦しさは。

分からないんだ、あたしの苦しみを。

味わった者しか分からないんだ。



今だって、大人の人が横に立つとびくびくする。

いきなり触れられると怖くなる。

同年代でも同じ。

でも、父のせいで 大人の扱いがなれた気がする。

こういえば傷つかない、こうすれば喜ぶ。

情けないよね。


それでも男の人の愛情を受けたいのは、

父のちゃんとした愛情を受けられなかったから。

年上好みなのもそう。



死にたかった、苦しかった。

あたしが男の人を怖い原因。

前に進むことが出来た今、これは記しておかなければならないと思った。

だから、書いたよ。

もう、過去だよね。

大丈夫、今なら。

あたしはもう弱くないよ。

だってあたしの弱さを知ってるから。










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Last updated  June 27, 2006 10:37:37 PM
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