++ケサランパサラン++

出会い

出会ったのは大晦日。

日記にはユキコと初詣に行くしか書いてなかったんだけど、

実はね、忘年会もやった。

ユキコの高校の部活のメンバーで。

ユキコとは大学の知り合いなので、プー子はユキコ以外知らなかった。

5人くらいしか来れないで寂しいだから、プー子もおいでよって誘ってくれたのだ。

まぁ、暇だしいっか☆、と思い行く事を決意。

今思えば、よく行ったな~と思う。

ユキコしか知らんかったし、

しかも大晦日雪だったし、バイトで微妙に疲れてた。

極めつけは場所が埼玉笑

草加まで行ったんだけど(+_+)

てっきり都内でやると思ってたから、マジで行く気失ってたけど、

年始に一人は嫌だなとおもって、行きました。



草加駅でユキコと合流して、そのあとユキコの友達と会った。

女の子が1人、男の子が2人いた。

その中にTさんも居たのです。

私ね、実はすっごい人見知りで、最初話せないんよ。

打ち解けるのは早いけど。

だからずっとユキコの後ろに隠れてた。

ユキコは私の性格知ってるから、紹介とかしてくれた。

Tさんは部活の先輩で、プー子の2コ上。

第一印象は特に何も感じず笑

あの時のプー子は、なんか何も感じなくなってた時期で。

男の人を見てもね、何も思わなかった。

疲れちゃってたんだよね。

ユキコには「Tさんかっこいっしょ?!」って言われて、

「まぁ、この中だったらTさんかな」って位しか感じなかった。




忘年会はユキコの後輩のおうちがやってるバーで行われました。

いるメンバーで飲んでたら、続々と人が集まって結局は20人くらいになった。

思わずね「私、邪魔モンじゃん」って口に出した。

めっちゃ部外者で、なんか蚊帳の外って雰囲気だったんだよ。

ユキコは気を使ってくれたけど、やっぱ話に入れなかったりしてね。

しょうがないから、一人で飲みながらK1とか見てた。

でっかいテレビがあったもんで笑

飲んでたら、気分もよくなって、

ユキコと二人で「プー子を幽霊部員だったことにしよ!!」ってなり、

疎外感は消えたんだけど、やっぱりユキコ以外話せない。

ユキコは部活の幹部の人間と仲良くて、私もそのテーブルにいたんだけど、

どうしても駄目で、食って飲んで話を聞いてる感じ。



トイレに行って、帰ってきて、

奥の席だったので「どいてぇ~」って言ったら、

Tさんが「まぁ、いいからこっち座りなよ」って隣に座らされた。

私が全然話さないから気になったんだなと思う。

話してたら、プー子と彼女さんの地元がすんごい近いことが判明して、

そっから話が盛り上がった。

彼女さんとプー子が本当に似てて、行動や趣味が同じでお互い親近感が湧いた。

飲みの後、初めて彼女の家行くんだよ~って言われて、

思わず、送って!!とおねだり笑


通り道だったし、電車だと2時間かかるからだるくて。。

しかも寒いし汗

Tさんもいいよ~って言ってくれてね、

まぁ社交辞令だなぁ~と思いながらも、その後一気に打ち解けた。

ずっとTさんと話してた。

結構お酒が回って、プー子が一人で話してる状態。

その時期にあたしが抱えている思い、気持ちを全部言った。

真剣に聞いてくれて、すっごい嬉しかった。

優しい人だなと思った。

あたしはね、正直Tさんのこと全然意識してなかったし、対象じゃなかった。

彼女がいる時点でもう即対象外だったんっす。

しかも、本当いっぱい洗いざらいと喋りすぎてね、

すでにマブダチのよう笑

わたしの話聞いてあっちも私のこと女と思わないなぁと思ったし。


そのあと皆で初詣して、その後本当にお家まで送ってくれた。

朝の6時に解散だったので、この時間には行くのは微妙ってことで、

二人でドライブに行くことに。

私ね、車でお台場に行ったことがなくて、それを言ったら連れてってくれた。

海がすっごく綺麗だった。

お台場に着いたときからね、Tさんがプー子と手を繋ぎたがる。

タイミングが合えば、プーこの手をとってくる。

あぁ~、こういう人かぁ~と思った。

ちょっぴり幻滅です。


やんわりと離すプー子。

ぶっちゃけ嫌だったんだもん。

そのあともなんだかんだで、葛西臨とかも連れてってくれたりして、

楽しかった。

本当にそう思えた。

その時、私は男の子からの優しさがすっごい嬉しかった時期で、

私を楽しませようとするTさん、

私といて楽しいと思ってくれるあの人に好感を抱いた。


なんだかんだで11時くらいになって、

そろそろ彼女さんちに行ったら?って言い、

向かうことに。

でも、その途中で、ビリヤードの話になって、

やりたいねぇ~~ってなり、

「平気なの?」

「うん、平気」と言うもんだから、向かうことに。

でも、向かってる途中に彼女さんからメールで

「いつ着くの?」って来た。

だからプー子は「もう向かおうよ~、待ってるじゃん」

「えぇぇー、大丈夫だから行こうよ」って言うもんだから、

ちょっとプー子切れました。ぶちっとね。

「全然大丈夫じゃないじゃん。現にメール来てるんだし。
 今から行って遊んだらいっぱい時間かかるよ。
 彼女が待ってるだから、向かえなよ。
 遊ぶのは今度でもできるでしょ?」

と、まぁ説教ちっくになってしまって、Tさんも渋々了承。

無事プー子のお家に到着。

「ありがとぉ。また遊びましょ」

「こちらこそ」

でもまた遊ぶにも、お互い連絡先は知らなくて、

これが社交辞令に聞こえて、すっごい嫌だった。

プー子社交辞令好きくないんだ。

だから連絡先聞いた。

聞かないと1回だけでもう会えない気がしたから。

ユキコは多分Tさんの連絡先を教えてくれない気がしたから。

なんとなくそんな感じがして、今聞かないと、

本当に一期一会になっちゃう予感がして、

プー子が聞きました。

今思えば、聞いてよかったのかな。。。

よくわからないや。

続く。


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