へそまがりの読書日記

へそまがりの読書日記

2011年12月19日
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カテゴリ: 読書記録

悪童

『 氷姫 』『 説教師 』に続くエリカ&パトリックシリーズ第3弾。

ちらほらネタばれ個所がありますので、未読の人はご注意下さい。





『説教師』を読んだ時も感じたことですが、親子関係って大事ですね…

親子、夫婦(家族)って 人間の一番小さい集まりだと思いますが、

一番小さいからこそ基盤なんですね。



歪んだ親に育てられた子どもがどうなってしまうのか、

ホラー小説より怖い因果を感じます。





いずれも何らかの問題を抱えています。

それが事件にどう絡んでいくのか、そのあたりの描写がとても上手い。

(時としてうんざりすることもありますが…)



現代と過去(1923年)を行き来しながら物語が進んでいきます。

現代は エリカのママ友・シャーロットの娘サーラが溺死する事件関連

(後に殺人事件と判明、パトリックたちが捜査に当たります)、

過去は 石材会社の社長令嬢・アグネスの呆れるくらい身勝手な振る舞い。

サーラを殺した犯人が判明する時、過去と現在の物語が結びつきます。

すべての元凶となった人物に対して嫌悪感と抱くとともに、

不幸な幼少期を送らなければならなかった犯人に

わずかばかりの同情を感じてしまいました。





どうやらとんでもないことをやってしまったようです。

これで第4作も読むことになってしまいますね。。。

ひっぱり方も非常に上手い作者に完敗です。




【内容】(「BOOK」データベースより)

ロブスター漁の網が子供の遺体を引き上げた。



検死の結果、肺から石鹸水が検出され、殺人事件として捜査が開始される。

指揮を執るのは父親になったばかりのパトリック、

生前最後にサーラと一緒にいた少女から事情をきいたものの、

浮かんだ犯人像はあまりに意外で…。

小さな海辺の町の人間模様と風土も魅力的、

世界で1000万部突破の大人気シリーズ第3弾。






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最終更新日  2011年12月19日 22時21分19秒


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