オープナーであるOff the beaten tracksからめちゃ熱い。クラブシーンでも使えそうな(って、くらぶつうところに行ったこと無いのだ、、ちなみに昔のディスコってのも無いっ!)リズムにのったお洒落なサウンドなんだけど。。。その疾走感、力強さで一気に惹きつけます。で、一番バッターミンツァーが躍り出る。いきなり振り切れちゃう気合いの入ったソロでこのアルバムの方向性がわかる。途中テンポを自在に操りながらグイグイと吹きまくるミンツァーかっこよし。続くニコラもビターでシリアスな感じのソロなのですが、息切れをまったく感じない長尺のソロ。イェ~~イ、これもめちゃかっこいい。その後ろでベースとドラムがガシガシ煽ります。そして、音の隙間をピアノがセンスよく埋める。フロント2人の熱い闘志にメンバーも方向にまったくブレが無い。9分間リズミカルだけど、テンションの高い演奏。
再び、ミンツァーカルテットにニコラで Le chateau de Guillaumes。めちゃムーディなラテンバラード。ミンツァーのバンドのPhil Markowitzが叙情豊かなピアノを聴かせてくれます。ファラオが鬼になってしまってるので、この曲のピアノの間をうまく使った演奏にほっとしたりして。(爆)そして、ミンツァー優しいサックス。と、ここはニコラはミュートで、むせび泣く。ニコラ、徹底してるな。(笑)しかも、うまいのだなぁ。。